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2019年6月7日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区銀座一丁目

1956年創業、立て直しのため2016年3月16日閉店。
2017年11月復活予定が遅れに遅れて2019年5月30日復活オープン。
中休みが無いのは大変だと思うが、不定期ランチ人間にとってはこの上なく幸せ。そんな人が多いのか、平日の16時半頃伺うが、ほぼ満席。待ち人こそ出ないが入れ替わりで席は埋まっていく。

券売機はあるものの、ホールの女性が買わせてくれず、食後に現金を渡し、その人が買ってくれる(笑)。
厨房にはまだまだ元気な二代目ご主人。
久しぶりなので何を頼むか迷うが、今回は基本に忠実に中華そば800円を。

閉店前(閉店直前ではなく、その数ヶ月前)に食べた時には煮干しの効き具合が半端なく、驚いた。こんなに煮干しを効かせて60年前からやっていたのか?と思ったほど。(もちろんさらにその前にも何度も食べている)
しかし、今回はそんなこともなく、動物系と魚介系がバランス良く効いた醤油ラーメンが目の前にあった。
チャーシューはもも肉で味が染みておいしい。
メンマは乾燥物を4日間かけて戻し、竹の子そばを頼む人が多いほどの人気。

休業中に恵比寿の「すずらん」で三代目(二代目の息子さん)に会った。(働いていたのである)その時に「復活したら行きますね」と約束していたので挨拶したかったが、不在だった。聞くと昼時忙しかったので休憩に出ているとのこと。そんなピンポイントで来てしまう私も私だと苦笑い。

懐かしむ味と言うよりも、ちゃんとおいしい。丼が空になったのは復活記念とかそういうことではなく、ちゃんとおいしかったからだ。ワンタンや竹の子そばも食べたいので銀座で3時ー5時に小腹が空いたらまた来よう。

店を出たあとにジャニーズ風の青年に追いかけられて「大崎さぁ〜ん!」と呼び止められ、三代目と挨拶できた。

この後、浅草の「麺駒」へ。

お店データ

共楽

東京都中央区銀座2-10-12(銀座一丁目)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。