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「潮らーめん」@MENSHOの写真スープは美味しいけど、無駄な演出が多いラーメンです。

私にとって、少々行きにくい場所にありますが、鯛塩そば 灯花が定休の月曜に思い切って足を伸ばしてみました。11時開店ちょうどに到着。前待ちは3人でした。ラーメンもつけ麺も、大盛りや替え玉、和え玉はありません。ラーメンは大盛りなしのところも多いですが、つけ麺まで大盛りなしなのは珍しいです。

潮らーめんに「鴨のせ」をプラスし、さらに「鴨丼(小)」も頼みました。

席に着くと、素材の薀蓄の書かれたカードを手渡しされ「ご覧になってお待ちください」と言われました。う〜ん。こういうのは、客側が求めるものであって、店から押し付けるものではないのですけど。若干の違和感を感じつつも、接客はとても丁寧で好感が持てました。

さて、着丼です。スープを一口。貝類のスープが効いていて、しかも、どの素材も飛び出ることなく、調和しています。繊細な味わいです。少々、塩が尖っていて、もう少しまろやかにしてくれたらいいな、と思いますが、多くの人にはこの程度はインパクトがあった方がウケると思いますので、許せる範囲です。麺は極細麺で、小麦の香りが感じられて、十分満足出来る麺です。鶏のレアチャーシューは(胸肉?)、少しスープに泳がして中まで温めると、非常に美味しい一品です。

この店の売りであるカラスミに麺をつけて頂いてみました。う〜ん。予想通りで特に大きな感動はないですね。確かにカラスミの味わいと香りが変化をもたらしていますが、おそらく特注したであろう、縁にカラスミを散りばめる場所を作った丼に、高価な食材を使うほどの価値があるとは思えないですね。しかも、このカラスミのために特殊な丼を使っているが故に、最後、スープを直接飲み干せない。信濃神麺 烈士洵名でも似たような外側にRがついている丼を使っていて、飲みにくいですが、注意して飲めば一応飲めます。しかしここの丼は、ほとんど縁が平らになっていて直接飲むのは不可能でした。そのためにレンゲではなく、取り分けスプーンのような大きなスプーンがついています。これで一応、最後までスープをすくえましたが、飲みにくいし、ちまちますくっている間にスープはすっかり冷めてしまいました。しかも大きな丼の割にスープの部分が少ないのか(錯覚かもしれませんが)、絡まった麺をほぐしにくいです。カラスミなんか要らないから、普通にスープを堪能できる丼にして欲しいです。

一番、問題なのは青菜(ホウレンソウ?ケール?)。青菜は俵状に丸まって入っています。塊のまま食べてみると、特にスープが染み込んでいるわけではく、普通に菜っ葉なので、俵を崩してスープになじませて食べると普通に美味しかったです。しかし、その行為が大失敗でした。スープ全体が青菜の味で薄まって台無しになってしまいました。だから丸めていたのか、と思いましたが、だったら要らないでしょう。好きな人のトッピングで十分で、わざわざ入れないで欲しいと思いました。追加の鴨ロースは、別皿で来ていましたが、ここにもご丁寧に俵状の青菜が入っていました。こちらはスープに入れずに食べましたが、栄養補給という感じで、特段ラーメン屋で食べたい味ではありません。

鴨丼は追加の小丼のつもりなのに、これまた大きな丼に入れられて、びっくりしました。ラーメン自身もカラスミのせいで、普通より大きなサイズになっているにもかかわらず、鴨丼も置いたら、正直、隣の人に迷惑なスペースを占有することになっています。しかも、見た目が結構インパクト大です。味付けしたご飯全体を海苔のようなものを苔状にして覆っていて、上に卵黄が乗っています。柚子と何かが入ったスポイトが用意されていて、後からかける方式。鴨ロースが数枚と焼きねぎが添えられていました。とても美味しいのですが、小丼にここまで手間かけるなら、その人件費分、普通のラーメンを安くしてくれ、と思いました。

全体として、スープと麺という軸がしっかりしているのに、余計な演出をしてラーメンを存分に楽しむのを阻害しているように感じます。普段、あまり値段のことは言いませんが、デフォルトで1000円はちょっと高い。従業員はフロアに席を案内する人が1人、カウンターの中に2人、さらに厨房の中に3人ぐらいいました。カウンター席だけの店にしては、人件費が大きすぎる感じがします。余計な演出なしで最小限の具だけでいいから、700円ぐらいにしてくれれば、価値が高いラーメンだと思います。

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