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11:10頃訪問。先客4名後客5名。店内は狭く、厨房を囲むL字型カウンターのみが設けられている。キッチリと清潔にされてはいるが、客入りの具合によってはちょっと窮屈に感じられるかもしれない。男性2名による切り盛りで、接客は落ち着いた感じで非常に良好。
 
本メニューを選択。量を訊かれて大盛で頼んだ。10分以上待たされてから配膳。
 
麺は、角ばった断面のストレート中細麺。うねるような感じで畳まれて提供。全粒粉入りらしいルックス。
食べてみると、茹で加減は割と固めで、非常にしっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦の密度感が実に高く、噛み切る際に感じられる歯を押し返すようなムギュムギュという質感が素晴らしい。咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みの面でも強く主張する紛れも無い上質の麺だ。淡麗系つけ汁との相性も申し分無し。
量は、大盛で480gとの事だが、茹で上げ後の重量だろう。つけ麺の麺として普通に多めというところ。
 
つけ汁は、透明感のある塩清湯。やや橙色がかった色合いを呈しており、表層には程々の量の液体油。
麺をつけて食べてみると、鯛の主張は、予想よりも穏やかという印象。それでも、その旨みは分厚く、食べ進めるうちに十分に感得されて来る。派手さは無いが、生臭さや押し付けがましさと無縁の上質の味わいが素晴らしい。
一方で動物系のコクもしっかりと感じられ、スッキリとした味わいを邪魔せずにベースを支えており文句無し。
塩ダレは力強く立っており、淡麗系つけ汁としては正解だろう。それでも、嫌味につながるような攻撃的なトガりは極力抑えられており、まろやかさや味の深みまでもが打ち出されているのは見事と言う他無い。
最後、スープ割りして貰ったところ、昆布が実に濃厚に効いたスープに変貌。これがまた旨い。結局、完飲した。
 
つけ汁に入る具として、チャーシューは薄く小さいものが3枚。脂身皆無で非常にしっかりとした歯応え。パサつきは無く上品な味付けで悪く無いのだが、個人的には、よりオーソドックスなものの方がベター。
メンマは軽めのクニクニ食感。嫌みの無い薄めの味付けで良い箸休め。
他に、食用菊花数片と、その上に少量振りかけられた唐辛子が、効果的に彩りを添えている。
麺側に乗る具として、味玉は黄味ネットリの茹で加減。甘みの効いた濃厚な味付けで美味。
三つ葉は麺の中央に乗せられており、その緑色が見た目の美しさに一役買っている。
なお、皿の縁に乗る少量の練り梅は、酸味が鮮烈なもの。終盤の味変として実に効果的だった。
 
全体にわたって丁寧に作り上げられた塩つけ麺を、存分に堪能する事が出来た。分かり易いインパクトや派手さよりも上質感が重視されている事が明確で、説得力十分。限定の味噌等、他メニューも食べてみたくなる実力店だ。

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