なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「醤楓麺 ¥730+味玉 ¥100」@ら〜麺 楓の写真土曜日 薄曇り 14:15 待ちなし 先客14名

せっかく八王子まで来たのだからと少し時間をおいての連食を決定。前食が11時だったので昼営業中の連食は中年の衰え始めた胃袋には厳しいかなと思い八王子エリアで通し営業をしている店を探す。それまでの時間を駅前の電源カフェで携帯を充電しながら体力の充電も計る。

このエリアで無化調を中心に探していると候補店が2軒あった。一軒は鷄白湯の中休みのある店で、もう一軒は豚骨魚介の通し営業の店だ。本日の一食目が清湯煮干醤油だったのでどちらにしてもテイストが異なるのはありがたいがどちらも余り得意ジャンルではない。中休みのある鷄白湯の営業時間内に空腹になるかと言えばかなり不安なので必然的に通し営業の豚骨魚介のこちらに決めた。

3時間も経てば少しはお腹も空くだろうと思っていたが前食のラーメンが無化調の上に塩気もさっぱりとしていたので思いのほか消化が早く2時間ほどで食欲が復活して来た。駅から近いのは鷄白湯の店でまだ昼営業にも間に合うが初志貫徹でこちらへと向かう。

駅からはかなりの距離なので車を利用して到着するとバイパス沿いにあり数台分の駐車場も完備してある。明らかに郊外店だった。店内はかなり広くテーブル席もあり家族客も多い。券売機の前で見慣れない〝醤楓麺〟の文字に少し戸惑ったが醤油味のようなのでそれに味玉を追加して発券する。

案内されたカウンターに陣取り店内を見渡す。三人体制だがすでに落ち着いた時間帯のようでテキパキと片付け作業も進んでいる。しかし洗い物の量からはピーク時の盛況ぶりが垣間見える。店内の奥には製麺室があった。本日2軒目の自家製麺だ。

カウンターのウンチクをひと通り読んでいるとまもなく我が杯がお目見えする。オリジナルロゴ入りの玉渕丼にて提供されたが豚骨魚介に多いドロっとしたスープに見えずひと安心する。

光を乱反射すると香味油に覆われた海老茶色のスープをひとくち。まったりとした豚骨ベースのスープに煮干しや鰹節の乾物系の香りが奥深さを与えている。どちらかと言えば主役を演じるのは豚骨スープではなく和風だしのようだ。それに伴って塩気の当たりが強くなっている。醤油ダレには尖った角は感じないので煮干し由来の塩分だろう。せっかくの天然食材だけで取ったスープだと思うが塩梅のさじ加減が私には少し過ぎている。

自家製の〝春よ恋〟使用とある卵入り全粒粉のストレート麺は中太麺で麺肌の滑らかさとブチっとした食べ応えが特徴的。この太さの麺と豚骨魚介との相性が抜群なのはすでに実証済みで疑う余地もない。スープの絡みが良いので麺の甘みを楽しむためのスープの塩気と思えば説明もつくがやはり麺を食べても塩気に追い回される羽目になる。

具材の豚肩ロースの低温焼豚は非常に薄切りで赤身も脂身の旨みは感じない。下味が良いだけに肉厚が欲しいところだ。

追加した味玉は程よく熟成していたがこれも黄身の旨みよりも塩気が勝っていた。穂先メンマは細切りだけど贅沢にも3本も入っており麻竹特有の香りを残しアクセントと箸休めの二役を担っている。

笹切りの白ねぎはひと仕事してあるが切り口が大きいために辛味は残っていて塩気の上に辛味までも上乗せする。三つ葉の清涼感と土の香りはいい仕事をしていた。

後半にかけて益々塩気は強くなってくるが中太麺はパンパンに膨れ上がり溶け出したグルテンの旨みは食べ始めの状態よりも美味しかった。この麺ならゆっくりと時間差で表情の移り変わりを楽しめると思った。

スープはほとんど残したが舌の上に残るのは塩気だけで非天然由来のものは感じなかった。それだけに私にとっては惜しいと心から思う一杯でした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。