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「肉そば ¥700」@中華そば屋 伊藤の写真土曜日 晴天 10:50 待ちなし 後客6名

予定のない日に恒例の〝第9回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を開催する。このイベントはRDB PC版のオススメに挙がる店から営業時間などを考慮してその店で自分の好きなメニューを食べて採点するものである。

採点基準は90点以上付けたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。過去の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」で成績は5勝1敗2分 4KOと圧勝。何故なら清湯醤油系が好みなのだが毎回スパコンはガッツリ系を推してくるからだ。

現在もオススメに挙がっているのはつけ麺専門店やセメント煮干し系の有名店ばかりで選択の余地が無くなってきた。なので敢えて入れ替えを望み煮干し系の雄であるこちらを対戦相手に選んだ。

本日は池袋を経由して都バス 王40系にて目指す。池袋駅から20分程で最寄りのバス停に着いた。そこからは住宅地を抜けると3分ほどで店は見えないが煮干しの香りがしてきた。

店頭に立つも人影がなく一番手のようだ。開店までの時間を煮干しの香りに委ねて待つ。後ろに続く列はなく開店時間を迎え入店。テレビ前のカウンターに腰を下ろして口頭で注文。量は少なめと聞いていたのだが大盛りにはせずに焼豚ならぬ肉を追加した。

するとどこからともなく客が押し寄せてきた。見た目から近所のおじさんたちのようだ。私よりも先輩に見受けられ高年齢層にも対応するラーメンに期待が高まる。

店内は飾り気のない素朴な哀愁漂う造りだが、数々の受賞歴のノベルティが違和感を誘う。厨房の様子は全く見えないがツーオペだろう。厨房からは平ザルの湯切りの音だけが聞こえてくる。それも念入りで丁寧な湯切りだ。その音が静まるとすぐにトップバッターの我が杯が到着した。

高台丼と切立丼の間のような白磁の器の中の姿はシンプルの極み。肉そばですらこの潔さだ。

いつもならスープから味見するのだが今回は麺からいただいてみる。まずはスープに絡めずに麺を箸で持ち上げてひとくち。ツルッと滑り込んできた中細ストレート麺はしっかりとした骨格でパキッと咀嚼に答える。噛んだ瞬間に香る小麦の甘い香りは他では味わった事がない。麺だけでも十分にうまい。

口の中が小麦の甘みで溢れたとこにスープをほんの少しだけ飲んでみる。煮干しの銀皮がキラキラと輝くスープは想像よりも見た目はサラリとしている。ドロっとしたところは全くなく煮干し香は強いが割と飲みやすい。塩気も感じるが過剰にはならず甘味すらスープに感じる。

今度はスープと麺をまぜそばのように和えてから啜ってみる。麺の甘みとスープの塩気が相まって何とも言えない好反応を起こしている。互いの良い点を引き出す関係はこの上ない相性の良さだ。

具材の追加した肉は太めの短冊切りの豚バラ焼豚で赤身の肉質と旨みが発揮されている。もちろん脂身の甘みも出て強すぎず弱すぎずの味付けも最高。この切り方も肉質を楽しむために考えられている。

薬味の白ねぎの小口切りもネギの香りが立っていて植物系の辛味がアクセントとなり青ねぎでは出せない刺激を生んでいる。

夢中で和えては食べ、混ぜては食べを繰り返しているうちに麺の小麦の甘み以外の甘みに気づいた。微かだが砂糖の甘味を感じた。煮干しの苦味と砂糖の甘味の繰り返しがスパイラルとなって脳に信号を送り続ける。これは魔性の組み合わせで中毒性があるに違いない。

舌に残る感覚から非天然由来の旨みは不使用なのは分かるが砂糖というマジックが潜んでいた。後半からは甘みが味覚を支配して若干のクドさを引き出していた。もちろん砂糖は悪い物ではなく料理には欠かせない調味料だが食後に感じた重たさの要因になった。

しかし今回は80点以上を付けざるを得ないラーメンだったのでスパコンの勝利となった。これで通算対戦成績は5勝2敗2分4KOとなったが以前として優勢だ。

今回の結果を踏まえてスパコンが送り込む次なる刺客を楽しみにする一杯でした。

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