なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「しおらーめん ¥750+しお味玉 ¥100」@町田汁場 しおらーめん 進化の写真平日 晴天 10:45 待ちなし 先客1名 後客なし

清湯醤油一辺倒だったが私が、自らに課した前回の塩ウィークで塩系の魅力と自身の塩耐性が少しばかり分かってきた。それに伴い満を持しての塩ラーメン界の雄であるこちらの訪問を決めた。この日まで町田訪問を残しておいたのも一発目は是非こちらでと思っていたからだ。

開店前の先着を狙ってルートを検索するが当然のように小田急線が挙がる。朝の新宿駅が苦手なので別ルートを探すと東急東横線からJR横浜線での町田行きがあり時間は少しかかるがコチラを選択。他路線よりは乗り慣れているので心配は無かったが自由が丘駅の手前で緊急停止した。この歳になって人生初の緊急停止で内心ドキドキしていたが周囲は平然としてスマホと向かい合っているのに驚いた。10分後、踏切の安全確認だったようで発車したが予定していたルートが変わってしまった。

菊名駅でJR横浜線に乗り換え無事に町田駅に降り立った。恥ずかしながら人生初の町田である。あまりの大きな駅に驚いた。ここからのバスの路線も多すぎてバス停すら分からず更なるタイムロス。地元の方に聞きながら何とか目的地を通る八王子中央交通 町26系統に乗れた。バスで5分ほどの距離だったので駅で迷っている時間で歩いて来れたと我を責める。

予定より遅れたが開店前に現着できた。店先に行列はなくお祝いの花が並んでいる。開店11周年のようだ。そんなにも長く第一線で活躍を続けている貴店には感服の思いである。

行列がないので店の周辺を散策しているうちに一人の待ち客が出来たので続いて二番手をキープ。そのまま定刻になりオープン。

券売機でお目当てのお題を購入し味玉を追加。カウンターに座り店内を物色する。広めの店内をツーオペで回す。ロックな空気が満載の店内のBGMは本日はグラムロックだ。西荻の店も然りハードなロックが流れる店は不思議と嫌いでないのだ。いや、むしろ大好きでついつい頭を振ってしまう。

もっと聴いていたかったが着席後すぐに我が杯が到着。白磁の高台に特徴のある多用丼の中の姿はシンプルで清潔感のある女性的な容姿。ロックテイストの店内との対比が奇妙に映るが面白い。

まずは霞みがかった砥粉色のスープをひとくち。レンゲが口に近づくと鷄だしの香りが先にやって来た。そのまま口に含むと更に鷄由来の旨みが広がる。店内のウンチクには長崎県産のあごを使用とあるが微かに感じる程度で主体は丸鷄や鶏ガラの鷄だし。その奥にはあごだけではない複雑な風味はいくつも感じるのだが旨みの部分が伝わってこない。塩ダレも嫌味にならないポイントを押さえてあり強すぎない。

店の向かいの別部屋に製麺室があり自家製されたストレート中細麺はスープを色よりも濃い全粒粉で打たれている。ハリやコシは無いが口当たりと喉ごしを持ち味として主張する。噛み応えも少ないが噛めば内麦らしい香りと甘味が湧いてくる。好きなタイプの麺ではないがスープとの相性はこれ以上ないかも。

具材の焼豚は豚モモで仕込まれ赤身の良さを最大限に引き出している。薄く感じる味付けだが赤身を噛めば噛むほど旨みを発揮する。同じ行為を流行りのレアチャーシューで行うと噛むたびに獣臭さが増してくるが、この焼豚からは鴨臭さなど微塵も感じない。肉質と下味の良さがある素晴らしい焼豚。

味玉は本来なら醤油ラーメンに入っていたら残念な味玉だが〝しお味玉〟と名乗られては文句の付けようがない。スープを活かすために醤油の色も香りも付けずに黄身に塩気を染み込ませた塩ラーメンならではの味玉だ。

メンマは派手にならないように細めをチョイスしてある。シャープでハッキリしたラーメンの中で唯一の穏やかな甘みのある味付けも好印象。薬味の青ねぎは単調になりそうな塩ラーメンのアクセント役を買って出る。

ひと通りに具材を楽しみ麺に戻るとスープを吸った麺は少し表情を変えて第二章の始まりを告げる。この第二章が波乱の幕開けとなるとは思いもしなかった。

スープの温度が下がり始めると貝類のエキスが豊富に含まれるスープだと過剰な塩気を露呈する事が多くあるが、こちらのスープにはそれは感じない。その代わりに感じたのは不自然な謎の旨味だ。数多くの食材を使用して炊いたスープなので大量に補足しているとは思わないが、まずまずの非天然由来の旨味成分が舌を刺す。スープをまとめる役割かも知れないが残念な旨味だった。

スープを半分ほど残して席を立ったが美味しい塩ラーメンだっと思う。ただ私にとっては味とは別に苦手な物があり今日のラーメンがそれだったので採点は低くなってしまった。

せっかくの初上陸の町田なので何処かで腹ごなしをして連食に挑戦しようと向かった先の白河中華そばの人気店がまさかの臨時休業と初の町田上陸は苦い思い出となった。せめてもの良い思い出でにとロマンスカー はこね16号で帰ってきた事は内緒にしたい一杯でした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。