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「タンメン」@花水ラオシャン 本店の写真G麺701からの連食。

平塚発祥なので平塚タンメンとも呼称されるタンメンを実体験しようという目論み。

ほとんど何も詳細な事前情報が無い状態で、駅前の老郷本店とどちらにするか迷ったが、平塚の風にたなびく雲に導かれ花水ラオシャン本店へと向かった。

店頭に到着して思ったことは、タイル張り建屋のうち店舗部分のみ昭和全快のレトロな造りで、なるほどこういった雰囲気で美味しく食べさせるコンセプトなのだなと。これはもしかしてとてつもなく旨いのではと。
というのも経験上多大な期待後の落胆が嫌で、道中は正直たいして期待をしていなかった。

初訪問なので、最小構成のタンメンを注文。お供にと餃子も。

食べてサプライズだったのが、麺が小麦粉の風味豊かで、典型的な自家製麺ではないかと!
※あとでネット検索しマスコミ取材に対する店主のコメントで確認済み。
この麺は触感としては最近あまり見かけなくなったような気がしないでもない、しなやかでたおやかな純然たるストレートだが、巷ではクタっとしているとか腰が無いと批判されたり、素麺(そうめん)みたいだとか柔麺(にゅうめん)とか揶揄されたりもする。
昔はこのタイプのストレート麺を取り扱う御店が今現在よりもずっと多かったようにも思えるのだが、時代の流れと共に撲滅種的位置づけにあるのかもしれない。

一説によるとラーメンの麺は蕎麦(そば)系と饂飩(うどん)系に大分・二分されるらしいが、逆にこれらについては腰があって旨い麺だという定評で市民権のようなものを得ており批判の対象とならない現実がある。
原因としては前者については博多豚骨ラーメンが関東地方へ到来し定着・一般化した事、後者は家系などの強力粉配合率が高い麺の影響が強いのではないだろうか。
そして蕎麦・饂飩の御国元なのでその系統の麺が好まれるのは理解出来るにせよ、もしかしたら先行きの見えない不況の慢性化と無縁ではないと考えられる濃厚民族の台頭と同様のベクトルで食べ応え噛み応えなどが重視されるようになったのかもしれない。旨い不味い小気味良いなどの食感ではなく損得勘定が大きく作用しているのではと。

上述の大分・二分、いっそのこと素麺系とパスタ系も加え四分類にしたほうが良いのではとも思えてくる。
要は巷あるいは一部で忌み嫌われる素麺系と、ついでにパスタ系にもっと光明が欲しいところ。
でも、価値観の一元化は危険あるいは望ましくないとは思うものの、商売としてやってゆく為には流行を意識せざるを得ないだろうから人気の無いものが淘汰され減少するのもやむをえないのかもしれない。

余談となるが関東地方における博多豚骨ラーメンと家系ラーメンの定着・一般化などに起因する様々な現象、例えば豚骨ラーメンブームと呼称されるムーブメント、の功罪は大きいという私見だが、罪について明白な事は、一般大衆をして濁ったスープは豚骨、透明・半透明のスープは鶏ガラという荒唐無稽にしてパブロフの犬的悟りの境地へと至らしめた事があるように思える。無知とは罪なり、博多豚骨ラーメンと家系ラーメンそのものについての罪ではない。

最後にスープについて。
これについては事前情報があり、サンラータンからラーウェイを除外したような風味である事はおおよそ認識していた。店員さんから途中でラー油を入れると良い旨の説明がある。サンラータンにするべしという事だ。
当方はサンラータン、サンラータンメン(スーラータンメン)が好物、そしてこと神奈川県においてはラーメン・中華そば・支那そばに食中の味変で酢を投入する慣習があるので、違和感なく美味しく食べられる。
出汁感・タレ感が絶妙で神奈川淡麗系という表現がふさわしく、旨い自家製麺との相性も良い。
尚、タンメンとは漢字表記で湯麺、タンとはスープのこと。日本語だと汁そば・かけそばぐらいのニュアンス。ここで云うそばとは日本蕎麦ではなく中華そば・支那そばのこと。
又中国料理におけるタンメンとは、横浜発祥の御当地グルメ・日式中華料理であるところのタンメン、肉野菜炒めにスープをかけジュワジュワジュンジュンしたもの、ではない。

2018/6

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