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「タンメン (ニンニクなし) ¥790+ 味玉 ¥120」@タンメン ニュータマヤの写真平日 晴天 11:30 先客5名 後客4名

〝第38回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を開催する事を宣言する。

このイベントは、RDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のイチオシではなく自分の好きそうなメニューを食べて採点し超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。決してお店との勝負ではないのは理解していただきたい。

採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。

過去36戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」「陽はまたのぼる」「神田とりそば なな蓮」「ソバダイニング クアトロ」「旬麺しろ八」「MENSHO」「麺小屋 てち」「らーめん 鉢ノ葦葉本店」「らぁ麺 飛鶏」「中華そば 勝本」「◯心厨房」「家系総本山 吉村家」「自家製麺 くろ松」「麺処 いち林」「miso style となみ」「AFURI 恵比寿」「拉麺 時代遅れ」「あってりめんこうじ」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、通算対戦成績は37戦16勝11敗9分8KO勝ち1KO負け1没収試合と、スパコンのオススメに対しては勝利が先行している状況だ。

今回の名古屋遠征は自身のライフワークとしている〝ラ道〟〝サ道〟〝キャ道〟の全てを網羅する壮大なプランである。すでに初日には〝キャ道〟を満喫すると、名古屋の名物サウナをハシゴして今朝を迎えた。

ゆっくりと朝風呂を浴びてから11時前にチェックアウトすると、サウナのある繁華街の栄から市営基幹バスで最寄りの清水口バス停に着いた。そこからは大通り沿いを歩いて進み、遠くからでも見える「麺」とだけ書かれた突出看板が見えてきた。店先には並びが見えたので慌てて駆け寄ってみると、食後のタバコを吸っていた客で行列ではなかった。ガラスの扉越しに店内を見ると空席が多くあったので、慌てる事なく外観を眺めてから券売機の前へと進んだ。

正面の大看板には、白地に赤文字で屋号が書かれた強烈で大胆なインパクトがある。さらには「野菜摂取」と書かれた看板もあったりと、ユニークな出迎えをしてくれる。すでに店先には炒め野菜の甘い匂いが漂っており、食欲を刺激してくる。店外に設置されている券売機なので、店内からの視線を気にする事なく、じっくりと品定めができる。豊富なラインナップの中には野蛮そうなメニューもあるが、左上部を飾っている味玉入りの表題発券して扉を開けた。

店内に入ると大きな調理場を取り囲む、ヘキサゴンを割ったようなカウンターが印象的だ。テーブル席はないが二人体制で回すには、かなり広いカウンターの客席となっている。中待ちイスも置かれた、余白スペースも広い贅沢な店内の造りだ。カウンターに座り食券を手渡す際にカスタマイズを問われたので「ニンニクなし」だけ告げて、その他は普通でお願いした。

厨房内に目をやるとツーオペでも豊富なメニューに対応できるよう、計算されたレイアウトとなっている。麺上げや中華鍋を使ったスープ張りを担当するスタッフと、麻婆や唐揚げなどのトッピングを調理するスタッフが向き合うように設計された独特の厨房設備の配置を眺めているだけでもワクワクしてくる。店先にまで漏れてきていた炒め野菜の匂いが、より一層強く感じるようになってきた。高温に熱された中華鍋からの煙に包まれながら待っていると、着席して5分で我が杯が到着した。

その姿はメラミン製の受け皿に乗せられた雷紋柄切立丼の中で、私のミスチョイスのせいで王道の〝タンメン〟とは違う景色になってしまった。それは味玉を追加してしまったのが原因で、いくら好物とはいえ、無闇やたらに追加すれば良いものではないと実感した。やはり数あるラーメンには、それぞれに見合った器や具材があるのだと再確認してレンゲを手にした。

まずは枯色のスープをひとくち。無料サービスの野菜増しにしなかったので、具材の余白に液面が見えている。そんなスープにレンゲを押し込んで見ると、黒いレンゲの中には対照的な乳白色のスープが注がれてきた。その様子は大量のラードを伴って、ゆったりながらも熱々の湯気を立ち昇らせている。かなりの高温スープをヤケドに注意しながらレンゲを唇に押し当てた。すると予想以上の熱さがレンゲを介して伝わってきたかと思うと、すぐに口の中に油膜が張り巡らされた。そこには炒めた野菜の甘みが移ったラードが、さらに甘みを増して感じられる。その甘みに隠れた非天然由来の旨味成分も感じられ、ひとくち目でスープ単体で味わう事を諦めた。ベースには四つ足系のコラーゲンを多く含んだスープがあるだけに、旨味の底上げが残念に思いながらレンゲを箸に持ち替えた。

麺には中細ちぢれ麺が採用されていて、12センチ程と短めに切り出しされている。持ち上げた箸先には黄色みと透明感を併せ持った麺肌が特徴的で、指先には加水率の高さが伝わってくる。そんな麺を一気にすすり上げると短めの持ち味を活かして、ひとすすりで大量の麺が飛び込んできた。滑らかな麺肌の上にラード油が潤滑油となって、すすり心地の良さをアピールしてくる。スープとの絡みも良いので野菜から溶け出した甘みが、すすり込む度に寄り添ってくる。口の中を跳ね回るような硬めに茹でられた麺を噛みつぶすと、密度の濃いグルテンが奥歯を押し返すような弾力がある。その跳ね返しに逆らうようにして麺を噛み切ると、そこからは小麦の甘みが、にじみ出てくるようで野菜の甘みとの共演となった。この麺ディションならば後半までダレそうにないので、野菜たちと合わせて楽しむ事にした。

具材の炒め野菜には、キャベツとモヤシを中心に、豚こま切れやニラとキクラゲが入っている。中でも強い拘りを感じたのがモヤシで、大抵ならばキロ単位の業務用を使うのが普通だが、空気に触れて劣化する事を避けて小袋入りのモヤシを使われていた。よってモヤシを中心とした炒め野菜の歯応えは抜群で食感は素晴らしいのだが、過剰な旨味が具材たちを汚染しているような気がした。

追加した味玉は、半熟の黄身が流れ出すくらいの下茹で加減でスープを汚してしまった。今まで味わった事のない酸味の効いた味付けで腐敗臭すら感じた。漬けダレに、お酢でも使っているのではないかと思ってしまう程だった。最終的には複雑な旨味に負けてレンゲを置いてしまった。

今回の採点は 60点台になってしまったので、スパコンとの対戦は私の判定勝ちとなった。これで通算対戦成績は38戦17勝11敗9分8KO勝ち1KO負け1没収試合となり、私の勝ち数が大きくリードしている。

過去の中京エリアのオススメ店は淡麗系が多く、スパコンのオススメ店への信頼性が高かっただけに今回のガッツリ系は残念な一杯となってしまった。

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