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RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.818点
最終レビュー日 2019年10月14日
2,061 1,543 0 33,677
レビュー 店舗 スキ いいね

「地鶏の塩らーめん【特級鶏蕎麦龍介(茨城)×千茶屋(群馬)】」@つくばラーメンフェスタ2019の写真今日20:00までなので連続アゲ

1杯目に並んでいる時,隣のブースで準備していた龍介さんのご店主と目が合ってしまったので,ここに並び直し。
この時点でも一番人気かな。
並び始めから提供まで70分かかった。
周年限定を除き,龍介さんでこんなに並んで待ったことはないので,心理的には微妙。
こちらも850円である。

麺は龍介製の低加水中細ストレート。
1軒めよりやや平打ち気味で太く噛み応えがある。
催事でも,間違いない仕上がりは流石。
鶏油が多めに浮かぶ塩スープも間違いない出来。
鹿児島産「黒さつま鶏」と,熊本産「天草大王」を使ったスープは,塩角なくまろやかかつ力強い。
予想の範囲ではあるが,美味しいね。
具は,青ねぎ,白ねぎ,メンマ,鶏チャーシュー。
2種のねぎの切り方が全く違うところは拘りを感じる。
黒っぽいメンマは塩気が適度で臭みなく美味しい。
鶏ムネの低温調理チャーシューは,店舗なら「火が入り過ぎ」と言うところだが,催事なので,このくらい火が入ってないとかえって怖い。
それでもパサつきなく美味しいので,催事ではベストかな。
麺量は120gほどだと思う。

間違いない味わいの地鶏塩。
「究極の…」と言っても,提供する環境が究極ではないので,その辺は残念ながら表現しきれないのは致し方のないところ。
どちらかと言うと千茶屋さんより龍介さんの傾向が強いが,実店舗の方が家から近く,塩清湯を限定で出していれば,もっと安く待たずにいただけるので,採点はこれくらいで。
当初は19:00までの予定だったのを,1日限りになってしまったので20:00まで延長しての営業。
1日長いだろうが,頑張ってほしい。


蛇足;
運営さん,今年に限って何で飲食ブースにテントを張らなかったのだろう。
雨模様なのは天気予報で分かっていただろうに。
これをいただいた時は雨が強まってきていたので,濡れたテーブル,濡れた椅子で傘を差して皆食べていた。

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「極み海老だし醤油ラーメン+味玉【麺や厨(静岡)】」@つくばラーメンフェスタ2019の写真台風によって1日だけの縮小営業,つくばラーフェス
ペースダウン中だが,今日のみのイベントなので,緊急レポ。

気合い入れてた店も多いだろうに,お気の毒なので来てみた。
まず狙うは静岡の有名店,「麺や厨」さん。
伊勢海老×オマール海老と醤油との組み合わせってどんなものか気になった。
価格は全て850円。
ビジュアルを少しでも賑やかにと味玉もトッピング。
計950円也。
セカンド仕込みの寸胴にはマジでオマール海老が浮いていて,一生懸命潰して少しでも出汁を出そうとしている。
間もなく発泡スチロールの器で提供されたのは,九条ねぎの緑が醤油スープに映える一杯。

麺は低加水の細ストレート。
どこの麺だろう。
こんな時,つくば製麺が暗躍するので現地調達かな?
催事でも茹で具合はやや固めでジャスト。
清湯系にはよく合う麺だ。
麺をすすった途端,上品かつ濃厚な海老の香りと旨味が鼻腔を抜ける。
おっと,予想以上に美味い。
伊勢海老にしてもオマールにしても,とにかく高級海老。
その旨味と香りがしっかりと伝わり,こだわり醤油ダレと醸し出すハーモニーが素晴らしい。
御殿場の老舗の天然醸造醤油を使用しているそうだが,初めからその醤油をスープに入れて味を仕上げているようだ。
海老と醤油ってあまり経験がないが,合うんだね。
具は,九条ねぎ,穂先メンマ,海老団子,味玉,チャーシュー。
九条ねぎは海老油の強さを緩和し,いい仕事をしている。
穂先メンマは元がしっかりしてる高級品を使っていたが,水煮の香りがそのままなのはちょっと残念。催事じゃ仕方ないか。
海老団子はふんわりやわらか。
魚のすり身も使っているのかな?海老の味わいは控え気味だ。
チャーシューは肩ロースではなくてロース。
これがまた上手に調理されていて,味付けもジャストだしやわらかジューシー。
催事でこの出来は素晴らしい。
麺量は130gほどだろう。

高級海老と拘り醤油の組み合わせが織り成す絶品海老醤油。
チャーシューも素晴らしい。
いやはやこれは恐れ入った。
催事だからある程度の価格はしょうがないと思い,標記のの採点。
店舗で同じくらいの価格で出てきたら90点近く付けると思う。
いつか実店舗にも行ってみたい。

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「ちゃーしゅーめん(煮豚)+吊るし焼1枚+餃子3個」@一乃胡の写真移転した名店
(現在,この店の近くを流れる秋山川氾濫の映像が流れている状態,複雑な気分だ)

臨休で逃したのが残念で,翌日すぐに来た。
前日の空っぽの駐車場が頭のどこかにあり,これぐらいでいいだろうと開店20分前に到着したのだが,もう駐車場はほぼ埋まり,入り口付近には人だかりが……。
ウェイティングボードには,既に12〜13組の名前が書かれている。
ザッと見て40番めというところだろう。
甘かった。
店は新築らしい和モダンな一戸建て。
儲かってますな。

ほぼ時間通りに開店。
大箱なのでそれほど待たないのかと思ったが,1順めが入った後はかなり待たされ,名が呼ばれたのは開店から40分後だった。
メニューは,「らーめん」と「ごまらーめん」,それらにラー油の入った辛い版の計4種が基本。
移転前にいただいた「ごまらーめん」は面白かったのだが,基本メニューがメチャ美味しいとのレポを見ての再訪なので,チャーシューを増すことにする。
「ちゃーしゅーめん」には「煮豚」と「吊るし焼き」があり,前者は780円,後者は900円とかなり差がある。
吊るし焼きチャーシューは1枚100円で増せるので,両方味わうために煮豚ちゃーしゅーめんにトッピングすることにした。
この後の店は考えずに餃子3個も注文。
780円+100円+300円,計1180円也。
注文から約15分後,提供されたのは,水面を埋め尽くすチャーシューがド迫力の一杯と,いかにも皮が分厚くでかい3個の餃子。
これの5個は一人じゃ持て余すだろう。
流石Aチャン。

麺は自家製だという中加水平打ち太縮れ。
「青竹手打ち」を謳ってないので,製麺機で作った麺を手もみしたものと思われる。
青竹手打ちのいわゆる「佐野ラーメン」の麺とはちょっと違うのだが,つるもち食感と確かな噛み応えは秀逸。
変なこだわりがなければ,一般的にはこの麺の方が好きだという方が多いだろう。
何だか会津麺を思い出した。
スープはいかにも「おぐら屋」さん系らしい,醤油は香りづけ程度の澄んだ塩のような淡麗系。
鶏ガラと野菜を濁らないようにじっくりと弱火で煮込んだものらしいとが,間違いない美味さ。
塩好きのハートにもズキュンと響く。
麺もスープも申し分ない。
具は,ねぎ,メンマ,カイワレ,チャーシュー。
チャーシューの量に圧倒されるが,ねぎもメンマも多め。
カイワレの飾りつけは,佐野ラーメンでは珍しい。
チャーシューは煮豚2種,吊るし焼き1種の計3種。
煮豚は肩ロースが2枚,バラロールが2枚。
「柔らかく口の中でとろける」と,パンフレットには書かれているが,とろけるはちょっと大げさ。
しかし,確かにやわらかくジューシーでメチャクチャ美味い。
厚みがあり適度な噛み応えが残っているのが逆にたまらない。
吊るし焼きは肩ロース。
こちらは煮豚よりも身が締まっていて香ばしい。
3種楽しむのはいいが,もっと美味しい吊るし焼きを知る身からすれば,煮豚だけで十分かな。
とにかく,計5枚の絶品チャーシュー。
肉好きの満足度はビンビン跳ね上がる。
麺量は180gほどだと思う。

餃子は,これまた自家製だと思われるもちもちした皮が秀逸。
焼いた部分はカリッとしているのがたまらない。
餡もぎっしり詰まっていて,前日の4個300円の餃子もリーズナブルだと思ったが,同価格でこの3個の方がボリュームも味わいもはるかに上。
佐野ラーメンの店は餃子を置いている店が多いが,この店は特にお勧めだと思う。
お一人様ラーメンのサイドメニューとしては,3個が限界,5個は危険だ。

青竹手打ちじゃなければ佐野ラーメンじゃない……などと変にごねなければ,麺もスープもチャーシューも非の打ちどころのない,肉好きには悶絶ものの至高の一杯。
出身店の「おぐら屋」さんもおそらく手打ちじゃないしね。
麺家 ゐをり」さんでいただいた塩も「ネオ佐野」だと思ったが,この店の一杯は,より伝統的な佐野ラーメンの良さを残しながらも「進化版」というイメージ。
とにかく美味しかったので,佐野市の佐野ラーメン過去最高点を謹んで献上する。



蛇足;
元この店があった辺りは秋山川が氾濫し,すごいことになっているようだ。
佐野の数多くの店の中には被害に遭っている店も多いだろう。
一日も早く復旧することを願っている。

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「らーめん+餃子」@佐野らーめん 417の写真佐野のちょっと気になる店名の店

老舗の完璧と言っていいチャーシューメンをいただいた後は,最近移転した某店に行くも,まさかの臨休……。
ならばと,3店めとして考えていたこちらに来てみた。

「佐野ラーメン」と言うと和風な店舗のような印象があるが,この店は川沿いにある喫茶店のような外観。
黒い外壁に「佐野らーめん 417」と,筆文字の白いロゴが貼りつけてあるのがかっこいい。
入店すると,エントランスには,おそらく看板に使ったであろう「417」の筆文字が,額に入れて飾られている。
佐野出身の女流書道家,「さおり」さんと言う方の字で,「青竹」を表現していると説明書きがあった。
さらに入ると数々の鉄道グッズがお出迎え。
店主さんはどうやら「鉄ヲタ」らしい。
店内は外観と同じく喫茶店のような作りなのだが,あちこちに駅名等が書かれたブリキの看板が張り付いている。
客は7割りほどの入り。
カウンターが空いていたので,「銀河鉄道999」の見事な模型が置かれている席に座る。
後会計式。
麺メニューは「らーめん」と「ちゃーしゅーめん」,それぞれの大盛のみと潔い。
基本の「らーめん」に,「おいしいよ」と書かれている餃子を付けることにした。
10月に入っていたが,増税後も値上げなし。
600円+300円,計900円と,リーズナブルな店が多い佐野の中でもかなり安い部類だ。
注文から5〜6分で提供されたのは,いかにもピロピロしてそうな麺がのぞいたかなりシンプルな醤油らーめん。
餃子は大きめなのが4つ。
4つって珍しいのでは?
店名にも4を使っているので,4という数字に対するネガティブイメージはないようだ。

麺は自家製青竹手打ちの中細縮れ。
多加水で気泡を含んだもちピロ食感は,佐野らーめんに多くの方がもつイメージ通り。
やややわらかな茹で具合で,麺が細めなのもあり,後半はかなりダレた。
スープはこれまた多くの方がもっているイメージ通りの,ガラ出汁+化調と思われる淡麗系醤油味。
カエシの主張は,おぐら屋さん系や田村屋さん系などの人気店よりも強め。
どこ出身か全く見当がつかなかったが,それもそのはず,ネットをよく検索すると独学らしい。
鉄道ヲタ,佐野ラーメン好きのご店主が,昔ながらのホッとする味わいの佐野ラーメンを出す店にしようとこだわった結果のようだ。
オーソドックスな醤油ラーメンが好きな方には響くだろう。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
やや雑然とした盛り付けなので,もう少し丁寧だと印象がいいのではないだろうか。
チャーシューは肩ロースの煮豚で,赤身主体にもかかわらず,崩れるようにとてもやわらかい。
小さめに見えるかもしれないが,1cm以上の厚みがあるので食べ応え十分。
ちょっとしょっぱめなのが惜しい。
半分の厚さに切って並べた方が,水面が埋まって見栄えもいいし,塩気もスープに逃げるのではないだろうか。
麺量は150gほどだろう。
かなり大きな餃子は皮薄め,具は野菜が多い。
これもまずまず。

青竹手打ちのピロピロ麺使用,かなりオーソドックスな味わいの醤油ラーメン。
あまり好みではないタイプなのだが,増税後も600円で収める心意気と,マニアックかつオシャレで清潔な店で佐野ラーメンを味わえる価値を考え,大台に乗せておく。

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「チャーシューメン」@叶屋の写真数々の名店のルーツと言われる佐野の老舗

RDB佐野ランキング上位店は田村屋さん系が多い。
1位の日向屋さん,4位のようすけさん,5位の田村屋さん,14位の押山さん,そして,今年7月の開店にも関わらず,名店をぶち抜き,16位まで上がってきた大山さん。
朝日が昇る屋さんや,おお竹さんなど他にも名店があるが,皆「一麺一心」という文字を看板に掲げ田村屋系とも呼ばれている。
今や佐野ラーメンの一大勢力であるその田村屋さんは,2005年創業と,それほど歴史は古くない。
その田村屋さんの師匠筋に当たるのはどこか……ネットで調べてみたが,なかなか出てこない。
田村屋さんの過去レポを眺めていると,栃木の有名ブロガーさんのレポに「叶屋系」という記述を発見した。
2014年に惜しまれながら閉店した,現在の佐野ラーメン人気を牽引してきた行列店,「とかの」さんの御兄弟が営む姉妹店で,「とかの」さんの方が有名になってしまったが,こちらの創業の方が先で,1954年らしい。
これは行ってみねばなるまい。

店舗情報には「佐野屈指の行列店」と書かれているので,覚悟して行ったのだが,駅近く,オレンジ色の独特の店に到着すると,店前の駐車場は空っぽ。
まさか臨休?と焦ったが,暖簾は出てるし,営業中と書かれた黒板が出ている。
入店すると,まさかのノーゲスト。
休日昼の13:00なのに?信じられない。
女将さんらしい女性と若い方2名がお出迎え。
客が来たので奥から職人気質っぽいご店主が登場する。
後会計式。
メニューは,基本の「手打ちラーメン」の他に,それをベースにした「わかめラーメン」,「にんにくラーメン」,「ワンタンメン」等々。
先レポのチャーシューが美味しそうだったので,「チャーシューメン」を注文。
最近全ての麺メニューが50円値上げしたようで850円。
それでもデフォメニューは650円と,数多い佐野ラーメンの中でもかなりお値打ちな方だ。
注文から5分で提供されたのは,花びらのように美しく広げられたバラロールチャーシューが美しい一杯。

麺は自家製青竹手打ちの中太ストレート。
先レポには「太さが不ぞろい」との表記もあるが,この一杯に限っては,太さはほぼ均一。
青竹手打ち麺の魅力,気泡をわずかに含んだつるもち食感はそのままに,茹でムラができず,全ての麺にしっかりした腰がある理想的な仕上がり。
まずこの優れた麺打ちの技能に唸る。
スープは,わずかに醤油色が付いた淡麗系。
いやぁ,このスープも美味いね。
鶏や豚の動物出汁メインに昆布やらの和出汁,化調も補足しているだろう。
牛スジを加えているらしい田村屋さんのような新しさやインパクトはないのだが,これぞ淡麗系の極みと言っていいほどしみじみと美味い。
ほぼ塩のようで,微かに醤油が香るチューニングも大好きだ。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシュー。
丁寧に重ね広げたチャーシューの中央にメンマを置き,その脇にやや多めのねぎ,縁にナルトを置く盛り付けセンスも素晴らしい。
チャーシューは,程よい厚みがあるバラロールで,噛み応えを残しながらもやわらか。
味付けも完璧では?
バラロール煮豚の最高峰レベルだと思う。
佐野1位の店のバラロールに決して負けてないだろう。
しかも入店して5分でこれがいただけるのだ。
佐野の行列店は休日なら1時間待ちはまだいい方なのを考えれば,奇跡的だ。
麺量は180gほどだと思う。
もちろん完食完飲。

佐野市の佐野ラーメンを出す店は16店めだが,その都度マイベストの店が変わってきた。
長いこと田村屋さんだったが,大和さんになり,最近いただいた森田屋東店さんがそれを更新したと思っていたが,並びなくいただけることを考えると,ここも同格かな。
と言うことで,森田屋東店さんと同点で。
ここまでの平均点は77点だが,先レポで低採点なのは,もっと混んでいたころの接客に対する不満が反映されたものだ。
味は間違いなし。
接客も,ご店主は淡々とラーメンを作るだけで声掛けはなく,フロアの方もさりげない対応だが,そこがまたさっぱりしていて個人的には居心地がいい。
私がいるうちに後客は1組のみという空き様。
駐車場が多くないので混み始めたらとんでもないことになりそうだが,待ちの短さを考えれば,今のところ超々オススメ店だ。
となると,人気を博した「とかの」さんにも行ってみたかった。
そのころはあまり佐野に目が向いてなかったのが悔やまれる。

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「塩ラーメン」@コイキヤホンポの写真小山の課題店

杯数減らしている影響か,佐野で2杯いただいたらけっこう腹パンになってしまったので,3軒めは諦めて帰路に付く。
ところが運転しているうちに空きスペースができてきた感覚があったので,帰り際に小山の課題店に寄ってみることにした。

店はゴルフ場やら工場やらが近くにある比較的寂しい場所の一軒家。
入店すると,やたらと一生懸命な感じの女性店員がお出迎え。
店内は満席だったので,車のナンバーを聞かれ,空いたら迎えに来てくれるとのこと。
すぐ空くだろうと店外をぶらぶら。
10分ほどで1組の客が出てきて,女性店員に呼ばれて入店。
「小粋」と言う名の店。
外観はターコイズブルーでなかなか「小粋」な感じがしなくもないが,実際常連さんが一人で飲んでたり家族連れがいたりと,店内はけっこう庶民的で落ち着く感じだ。
男性ご店主と女性店員の2人体制だが,会話を聞いてみるとご夫婦ではないようだ。
ご店主らしい男性は「小粋」と言うより癖強めかな?(笑)
後会計式。
メニューはスープの白い「白ラーメン」と,醤油色したスープの「小粋しょうゆ」の2枚看板なのだが,塩も味噌もつけ麺もある。
「白ラーメン」も塩味のようだが,ニンニクが効いているようなので,まだレビューのない標記メニューを選択。
「白」と同額の780円である。
(この日はまだ9月だったので,現在の価格は不明)
注文から10分ほどで提供されたのは,手もみの縮れた太麺と澄んだスープが印象的な,ナルトがなぜか2枚載った一杯。

麺は手もみと思われる平打ち中太縮れ。
つるっとした麺肌と強めの腰が印象的な,佐野ラーメンに通ずるところもある麺だ。
先レポには新潟の製麺所「めんつう」製だとあるが真偽は定かでない。
その麺に合わせるスープは,とてもクリアに澄み切った塩清湯。
浮いた鶏油も美しい。
太めの麺に合うように塩分濃度はやや強めで,塩角を意図的に立てたチューニング。
鶏メインと思われる動物系に和出汁だろうか。
このスープ,なかなかなものだ。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,半玉,チャーシュー。
ねぎは少量をパラつかせる感じだが,もう少し多くてもいいかな。
メンマは平べったく短い形状でアベレージ。
ナルトはなぜか2枚.
沈みかけていたので引き上げて並べ写真を撮った。
半玉の黄身はほぼ固まりかけている。
半熟じゃないのは今時の店では珍しい。
チャーシューは厚みのあるバラロール。
軟らかく煮込まれているが少ししょっぱめだったかな。
麺量は150gほどだろう。

クリアなスープと腰のある手もみ麺が印象的な塩清湯。
ご当地系と今風のハイブリッドという感じだろうか。
アットホームな雰囲気なので,近くだったらよく通いそうだ。
何となく写真が映えないような気がして回避した「白」も,機会があったらいただいてみたい。



蛇足;
栃木県はようやく80レビューめ。
まだまだ先は長い。
行っているのにRDB参加前なのでレビューのない店が15ほどあるのだが……。

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「チャーシューメン」@森田屋総本店の写真佐野の課題店

佐野ラーメンの中では,「田村屋」さん系や「おぐら屋」さん系が好きだと思っていたのだが,先日訪れた「森田屋 東店」さんでの一杯がめちゃウマだったので,「総本店」と名乗るこちらも絶対行かなくちゃと思い,訪問。

流石老舗,年季の入った渋い建物。
暖簾をくぐると,ずらっと並んだ5人のおば…いや,お姉さま方がお出迎え。
「お先に注文とお会計をお願いします。」と,フロアメインのお姉さまが声をかけてくる。
メニューは「中華そば」と「チャーシューメン」,それらの大盛のみと超シンプル。
10月から価格改定と書かれていたので,今は値上がりしてると思うが,デフォの「ラーメン」が650円,標記メニューは850円,大盛は+150円とけっこう跳ね上がる。
店の入り口側にあるテープ瑠席は埋まってたので,奥のお座敷に案内される。
開店して10分ほど経った頃だったが,広い店内は既に8割ほど埋まっていた。
注文から7分で提供されたのは,小さめな器の縁ギリギリまでスープが注がれた,醤油色の一杯。

麺は青竹手打ちの多加水太〜細微ウェーブ。
前店以上にしっかりとした歯応えがあり,小麦のミシッとした食感の部分が多いのだが,細い部分はとろけるようにやわらか。
手打ちならではのこの食感の変化は,好きな者にはたまらないだろう。
スープは豚メインと思われる醤油味。
表面に浮く油も少なめ,出汁感よりも醤油が立ったチューニングはまさにノスタ。
感動した「森田屋 東店」さんの一杯との共通点は,本当に同じ系統なのかと思うほど,少なくともスープにはない。
何となくそんな気がしてたが,これほどとは。
好きな人は好きなんだろうね。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
佐野ラーメンは,どこもねぎが多めなのは嬉しいね。
チャーシューは,厚みがあるバラが5枚。
赤身がやや硬めなものもあったが,概ねやわらかく,味わいはオーソドックスだが満足感高い。
チャーシューメンにしてよかった。
器は小さいが,麺がぎっしりと入っていたので,180gぐらいあるのかな。
1軒めがワンタンメンだったのもあり,完食完飲したらけっこう腹パンになった。

いかにも手打ちという感じの食べ応えがある麺が特徴,スープは正しくノスタ醤油,クラシカルな味わいながらも食べ応えのあるチャーシューはなかなか。
これこそ佐野ラーメン!と思うファンは多いのだろう。
それにしても,比較的近くにあるのに「森田屋 東店」さんとの違いっぷりは面白すぎる。
何だが別の支店や暖簾分けも行ってみたくなった。
まずは,系列で最上位の「森田屋支店太田店」への再訪かな。

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「塩ラーメン+ワンタン」@田村屋の写真移転した佐野の名店

ペースダウン中だが,残った課題県,栃木をぼちぼち攻めようと佐野に来てみた。
まず狙うは,今年6月に移転オープンしたこちら。
初訪以来しばらくは,マイベスト佐野ラーメンの店だった。

大通りからも見えるが,入り口は路地にちょっと入る構造。
流石に店舗は真新しい。
テントによる日よけが外待ち席準備されていて,大量の並びに対する対策も万全。
開店時間をちょっとだけ過ぎていたが,まだ空き席があったのでスムーズに入店できた。
後会計式。
メニュー表を眺めると,メニューは「ラーメン」とその具増しがメインだが,塩もあり,平日限定でつけ麺も出している。
増税対策か,全て外税表示。
注文した塩は,648円+税,追加したワンタンは213円+税。
税率はまだ8%だったので700円+230円,計930円だったが,10月は947円になったのだろうか。
大箱で,先に入っていた客から順に提供されたのもあり,15分ほどかかって提供されたのは,海苔にに載った魚粉が印象的な一杯。

麺は青竹手打ちの多加水太中太微ウェーブ。
つるっとした麺肌で噛むとしっかりした腰がある。
ピロピロでやわらかい麺の店もけっこうある佐野において,この噛み応えのしっかりした麺を使用しているのが,人気の理由の一つだろう。
スープは,動物系の強い旨味がしっかりと伝わる間違いないもの。
移転前にいただいたのは醤油だったが,あれも色は薄めで,好みのタイプだった。
しかし,やっぱり塩派には塩だ。
でも,醤油よりも40円高いのはちょっとね。
具はねぎ,メンマ,海苔,それに載った魚粉,チャーシュー,ワンタン。
多めのねぎは嬉しいところ。
厚みのある海苔に載った魚粉をスープに溶かし込むと,鰹節風味の塩スープに変化する。
佐野ラーメンを極めるにはまだまだ経験不足だが,こんなに鰹を感じる佐野ラーメンはあまり経験がない。
これは面白いね。
チャーシューはやわらかく煮込まれた豚バラ。
きちんと塩味で,せっかくの塩スープを壊さないのは好印象。
醤油を使った煮豚に比べて豚の臭いは残るが,私は好きなので問題ない。
ちょっと意外だったのはワンタン。
230円足したのに肉餡なしにはテンションが下がる。
それでもチュルンとした食感を楽しめればいいのだが,麺はツルツルなのに意外にザラついていた。
ワンタントッピングは完全に失敗。
麺量はワンタンを追加したので感覚は狂っているかもしれないが,180gほどあったと思う。

流石名店,移転しても間違いない美味しさ。
醤油と同価格でワンタン増さなければもっと採点は伸びただろう。
しかし,佐野で最も好きな店の一つであることに変わりはないことは確認できた。
退店時は中待ち席も埋まっていたが,次第に外待ち席も埋まっていったのだろう。
通し営業なので,時間を選んで行くことをお勧めする。

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「常陸牛そば(塩:大盛)+トリュフオイル〜タルトゥファータ〜」@活龍 期間限定麺処 みつきの写真第6弾は「常陸牛」

3か月でコンセプトが変わるこちら。
9月からの3か月のテーマは,何と「常陸牛」。
ここのところ,系列店等で出したことのあるメニューだったので,久しぶりの完全オリジナルとなる。

常陸牛…ウィキペディアによると,「茨城県で指定された生産者が飼育した黒毛和種の牛のうち、日本食肉格付協会枝肉取引規格において歩留等級AまたはB、肉質等級4以上に格付けされた牛肉の銘柄」であり,「指定生産農家による生産、生後30か月以上の飼育を目安とする、肉質等級4等以上、黒毛和種に限る、など厳しい条件をクリアした牛肉のみが常陸牛を名乗ることができる」そうだ。

休日昼,店内満員で2~3名の外待ちができている。
先に券売機で券を買う。
9月10日から始まっていた「常陸牛油そば」にも惹かれたが,まずはデフォをと,「常陸牛そば」の大盛をプッシュ。
トリュフオイルのボタンもあったので,そちらもプッシュした。
常陸牛そばは,大盛も並盛と同じ900円,トリュフオイルは100円,計1000円也。
15分ほどでカウンターに通される。
醤油か塩か選べるので,お姉さんに券を渡す時に「塩で」と告げる。
10分弱で提供されたのは,ピンク色の常陸牛ローストビーフがデンと載った一杯。

麺は自社製のザラパツ細ストレート。
この系列の清湯系によく使われる麺で,茹で具合もジャスト。
清湯系にはよく合うね。
麺を啜った途端に牛のガツンとくる旨味が口の中を満たす。
鼻腔を抜ける香りははっきりと「牛」と感じられるものだが,スープ自体はやや塩分高めで旨味が強く,甘ったるさは皆無。
今や多店舗展開するセントラルキッチンスープの店なのだが,相変わらず上手く作ってくるよね。
セントラル…と言ってもこのスープのメニューを提供しているのはこの店だけ,しかも3か月限定なのだから,価値が下がるということは全くない。
昔,北千住の店で初めて牛骨をいただき牛骨出汁の魅力を知ったが,それに勝るとも劣らないし,麺の状態から考えるとこちらの方が好きな方が多いのではないだろうか。
具は,穂先メンマ,白髪ねぎ,万能ねぎ,ローストビーフ。
ねぎ類は牛脂の重さを和らげる必須アイテム。
ローストビーフは常陸牛のモモ肉だろう。
3mmほどの厚みがあり,ペラペラではない。
流石ブランド牛,間違いない美味さだね。
3分の1ほど麺をいただいたところで,トリュフオイルを少し投入してみる。
すると,ただでさえ高級感のある和牛スープがさらに昇華。
香りに鼻が慣れてきたところで全量投入。
タルトゥファータなので刻んだマッシュルームが入るのだが,トリュフの刻みと錯覚を起こすほど香り高い。
この味変,いいね。
大盛の麺量は225gとのこと。
量的にも満足だ。

実によくできた和牛塩清湯。
牛をしっかりと感じさせながらも,ネガティブな要素を抑え込んだ秀作。
トリュフオイルをプラスさせるのは個人的にはオススメだが,+100円かけるかどうか,それは好みによる。
とにかく美味しかった。
レポするかどうか分からないが,せっかくのレポスローダウン期間なので,そのうち常陸牛油そばもいただいてみようと思う。

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「ありらんチャーシュー+生ビール」@らーめん 味覚の写真明日9/30で惜しまれながら閉店する名店(長文になるがお許し願いたい)

姉ヶ崎で品格のある質素魔女の一杯をいただいた後は,この日の本命に向かう。
狙うのは,9月いっぱいで閉店してしまうと言うこちら。
ずっとBMしながらも,なかなか来られないでいたのだが,最初で最後の訪問といこう。

姉ヶ崎駅から五井駅に戻り,小湊鉄道に乗り換える。
小湊鉄道……懐かしき昭和のディーゼル車。
私の家の近くだと,土浦と筑波山麓をつないでいた「関東鉄道筑波線」とか,石岡と鉾田を結んでいた「関東鉄道鉾田線」とかがこの車両だったが,まだ現役なんだね。
運賃……目指す上総牛久駅までは直線距離で15kmほどだが,片道700円とメチャ高い。
カード非対応の券売機で,ちょっと安くなる往復切符1230円を買う。
調べてみると,台風15号の影響で一部で運行していたのだが,この日の前日,ようやく全線開通したところだった。

上総牛久駅に到着すると,蒸気機関車があって驚く。
タイムスリップしたかと思った。
おそらく観光用なのだろう。
煙は立ってなかったので中身はディーゼルのかな?
もっと先に行く「トロッコ列車」と言うのがこれなのかもしれない。

店まで1.5km,15分ほど歩く。
この辺りは停電はすでに解消されていて悲壮さはなくホッとする。
それでもやっぱりブルーシートで覆われている家が多いね。
途中の消防署では,ブルーシートと土嚢を貸し出していた。

店に到着すると,駐車場は車で溢れ,店の前には人だかりができている。
ウェイティングボードに無事名前を書いたが,私の後の1組ほどで昼の部は終了らしく,仕舞われてしまった。
その後来た客は残念そうに帰っていく。
私も間一髪,危なかった。

1時間ほど待ち,ようやく名前が呼ばれて入店。
年季の入った店は歴史を感じさせる。
店主らしい細身の女性が調理し,年配の女性と高校生ぐらいに見える女の子が3人,計4人でフロアを担当。
カウンターに通されたが,小上がりがあり,奥には座敷もあるようだ。
最初から決めていた「ありらんチャーシュー」を注文。
せっかく列車で来たので(電車ではない),生ビールもお願いした。
900円+600円也。
ビールはちょっと高いが,本家である「アリランラーメン 八平」さんの「アリランチャーシュウ」が1250円なのを思えば,メチャ良心的。
間もなく凍ったジョッキに注がれた生ビールが登場。
ジョッキが大きいので,600円でもまあ許せるかな。
グッと飲むと体が一気に冷える。
ビールにも美味しい温度と言うものがあるらしいが,個人的にはチンカチンカに冷えたのは好きだ。
飲むのを加減し,ご本尊が登場してから残りを飲むようにする。
多分適温になるだろう。

調理の過程は,カウンターからは丸見え。
こんなに一気に入れるの?と言うくらいに大量の手もみ麺を大鍋に投入。
平ざるで麺を揚げ,ずらりと並べた器に入れていく。
次にグラグラ煮立った玉ねぎのたくさん入ったスープを注ぐ。
一般のラーメン屋さんのようにカエシを器に張るのではなく,スープ自体が醤油色に染まっている。
まあ,独特だね。
助手役の女の子がトッピングし,間もなく提供。
実に美味しそうだ。

麺は低加水だと思われる太縮れ。
茹でてからスープを注ぐまで時間があったせいか,やややわらかめなのだが,そこがまたいい。
もちムニュっとした食感には癒されるね。
濃い醤油色のスープ……実に美味い。
濃いめの味なのだが,それでもしっかりとニンニクが香るので,かなり多量に投入しているのだろう。
たっぷりと入った玉ねぎはとろけるようにやわらかで,自然な甘みと旨みをスープにこれでもかというほど流し込んでいる。
実際に半分以上は溶け込んでいて,形を残しているのは一部なんだろうね。
濃い醤油とニンニク,大量の玉ねぎ,そして豚の旨み……素晴らしいアリランラーメンだ。
ラーメンをすすってから残ったビールを飲み干す。
ああ,合うね。
後を考えなければもう1杯頼みたかった。
具は,スープに入った玉ねぎ,ニラ,白髪ねぎ,チャーシュー。
ニンニクの形はないが,これも大量に使われているのだろう。
チャーシューは厚みのあるバラロールが3枚。
脂身が口の中に入れるととろける逸品。
ああ,美味いわぁぁぁ。
スープの味わいと一体化したようなチャーシューなので,スープにはこの絶品チャーシューを煮こんだ煮汁が使われているのだろう。
その辺は同じ千葉のご当地ラーメンである竹岡式にも通じていると思う。
麺量は180gくらいあるのかな。
飲み干すには味が濃いのだが,スープも完飲。
うーん,満足だ。

本家の「アリランラーメン 八平」さん以上に美味しいのではないだろうかと思えるアリランラーメンをリーズナブルに提供してきた名店の閉店は実に惜しい。
営業も今日と明日を残すのみとなったが,ここで食べた一杯は,訪れた方々の記憶に永遠に残るだろう。
とにかく訪問できてよかった。




蛇足1;
これで,千葉県100レビュー達成。
栃木と群馬は70回台なのでまだまだ先。
のんびり達成を目指します。

蛇足2;
これでスローダウンしてるの?というコメントをいただくのだが,以前は毎日レポしていたのが2日に1回のレポ。
レポも食べる量も2分の1にスローダウンしてます(笑)

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