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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.817点
最終レビュー日 2019年10月22日
2,065 1,547 0 33,796
レビュー 店舗 スキ いいね

「昆布水つけ麺(塩)」@つけ麺 山崎の写真関内駅近くの新店

スローダウン中だが,横浜方面に用があったので,ちょっと気になった9月10日開店の新店に来てみた。
駅から7〜8分歩いた場所にあるマンションの1階店舗スペース。
入店すると,男性スタッフ3人でのお出迎え。
ちょっと薄暗い和の空間が広がっている。
券売機に向かうと,麺メニューは,「昆布水つけ麺」が筆頭で,「醤油らぁめん」,「塩らぁめん」と続いている。
店名にも「つけ麺」と冠しているので,昆布水つけ麺のボタンをプッシュ。
900円である。
券を渡すと,「醤油か塩か選べますが。」のアナウンス。
それは嬉しい,もちろん塩で。
券を渡してから7~8分で提供されたのは,備前焼と思われる渋い器に盛られた具沢山の麺とつけ汁,2つくっついたような小皿に盛られた塩と山葵,徳利に入っているのは昆布水のようだ。

食べ方指南に従い,まずは徳利の昆布水を麺に注ぐ。
この昆布水だが,がごめ昆布を使用しているようで,かなり粘度がある。
麺は,三河屋製麺製の細ストレート。
しなやかで腰が強く,小麦の味わい豊かな逸品。
使っている小麦粉は「春よ恋」とのことだが,流石三河屋さん,美味しい麺を作るね。
ヌルヌルになった麺に薬味皿に載った粗塩や山葵を絡ませ,ちょっと楽しんでからつけ汁にIN。
つけ汁は,軽く濁った塩清湯。
「こだわりの食材」と題された蘊蓄書きに,「青森県産軍鶏ロック」や,「鳥取県産大山鶏」が挙げられていたので,てっきり「鶏と水」的な味わいなのかと思ったが,その他の旨味も加わった重層的な味わい。
蘊蓄書きにはないが,魚っぽくはないので貝だろうか。
とにかく,ヌルヌル昆布水に負けない強い旨味と塩気。
そう,塩気……細麺なんだからもう少し弱めでもいいんじゃないかな?
具は,麺上に,海苔,塩昆布,とろろ昆布,白と青の細ねぎ,紫玉ねぎ,2種のチャーシュー。
つけ汁中に,紫玉ねぎ。
昆布水だけだはなく,塩昆布やとろろ昆布も使って昆布尽くしにしているのは面白い。
ねぎは,京都府産九条ねぎを使用しているとのこと。
青い部分を眺めのに切っているのも面白いし,紫玉ねぎを使うなど,彩りにもこだわっている。
チャーシューは,鶏ムネと豚肩ロースの低温調理。
どちらもかなりレアで,肉そのものの味わいを楽しむタイプだ。
麺量は250gほどだが,いろいろ楽しむうちにすぐになくなった。
麺を食べ終えるころ,フロア担当の方が,「鰹の一番出汁の割スープです。と」ポットを持ってきてくれる。
昆布水つけ麺の場合,麺側の昆布水で割らせて終わりのことも多いので,このサービスは嬉しい。
徳利に残った昆布水と麺側の器の昆布水注ぐと,かなりのヌルヌルになるのだが,それでも飲み干すには塩分濃度は高過ぎだったので,鰹の香り高い熱々スープがすごく満足度を高めてくれた。

がごめ昆布のヌルヌル昆布水使用,高級地鶏+アルファの旨味の濃いつけ汁の塩清湯つけ麺。
少々塩分濃度が高過ぎだとか,粗塩よりももう少しこだわった塩(例えば藻塩とか雪塩とか)を使った方がいいとか,まだまだ改善の余地はありそうだが,なかなかの代物だった。
期待の新店というところだろう。
ネットで検索したら,3年前に閉店した店で,国分寺市日吉町に「つけ麺 山崎」という同名の店があったので,帰り際に関係があるのか聞いてみたところ,全くの無関係とのことだった。
「ああ,」と言ってから答えてくれたので,私が初めてではなく,何人かに聞かれたのかもしれないね。
一応店舗情報に載せておいた。
まだ認知度は高くないようで空いていたが,これから徐々に認知されれば行列店になると思う。

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「納豆スムージー ざる中華」@五福星の写真東北8

東北の未レポ3県を染めるのがこの旅の主な目的だったが,福島→山形→秋田→岩手→青森と食べたら,やっぱり宮城でも食べなきゃ。
1.5日の弾丸ツアーで東北6県を回っていただくという,もう一つの目標を敢行する。
狙うは,先月東京の「むぎくらべ」さんにも出店し,関東での知名度も上がったこちら。

泉スマートICで高速を降り,店に到着したのは20:00近く。
店名も変わっていると思ったが,店の外観もかなり不思議。
館林の米屋さんほどではないが,バラックと言うか小屋。
入り口には,ニタっと笑ったシーサーがラーメンの器を持ち,口から「営業中」の札がぶら下がっている。
このキャラには「福幸シーサー」と名付けられている。
入店すると,外観から想像できないほど,広く小ざっぱりした空間が広がり,元気にスタッフがお出向かえ。
店内は8割ほど席が埋まり,活気がある。
後会計式。
カウンターに通されメニュー表を眺めると,実に多様なメニュー構成。
グランドメニューを見ると目がチカチカしてくるのだが,冷やしの限定のパウチが見やすくできていたので飛びついた。
「納豆スムージー」
自他共に認める納豆県である茨城県人としても気になるし,不思議な雰囲気の店で不思議な限定を食すのも,旅の締めくくりにふさわしいかと思い注文する。
950円である。
注文から10分弱で元気なお姉さんが提供してくれたのは,艶やかな麺と,何やらごちゃごちゃと入った小さめの器。
何これ,スープがない?具?まぜそば???
想像以上に不思議な一品に混乱していると,「よくかき混ぜて麺を浸けてください」と説明してくれ,味変用の白酢を置いていった。

麺は自家製の平打ち中太微ウェーブ。
この麺は「シルク麺」と名付けられている。
シルク麺…食用シルクが入ってるというここのオリジナル麺らしいが,その名の通り超滑らかな麺肌と喉越し。
これは面白いし美味しい。
小さめの器には何やらドロっとした塊が入っていて,不思議な具がたくさん載っている。
このペーストが納豆?
舐めてみると,とても冷たく納豆の香りが仄かにする。
これがどうやら「納豆スムージー」らしいが,冷え冷えの納豆シャーベットとは思わなかった。
皆さんはどのようなものを思い描くだろうか。
納豆の味わいはあるが,香りは控えめで粘りはない。
玉子を使い,フリーズさせているところに秘訣がありそう。
軽く混ぜ,麺に絡ませると少し溶けて液状になっていく。
つるっと滑らかなシルク麺を,この納豆スムージーに浸けると一部がフリーズドライのように一瞬白っぽく固まり,口の中でまた滑らかになる。
これは面白い。
具は,貝の佃煮,ワカメ,山芋,オクラ,水菜,スポンジ状の白い謎の物体。
山椒で煮込んだあさりとハマグリの佃煮は自家製とのこと。
山椒の粒が時々口に入り香りがいい。
熱々の白飯に載せたら美味しそうだが,もう少し貝自体の素材が生きている感じが好みかな。
ワカメ…海藻にこだわっているらししく,店の経緯にそれが書かれていた。
何でも,最初の頃は肉をバンバン使ったジャンクなものを出していたが,最近は健康志向になり,ワカメにこだわっているらしい。
そう言えばこのメニュー,肉がない。
確かに納豆も健康食だね。
山芋のブロックは粘りはほとんどないシャリシャリ。
オクラも山芋も,納豆や玉子とはもちろん合うネバネバ素材なのだが,ネバネバさせないのがこだわりなんだね。
山芋は分かったのだが,同じくらいの大きさの不思議なものが……。
これ,スポンジのようにスカスカで味がない。
中華素材かと思って調べたが,それらしいものが見付からない。
そのうちあるものが浮かぶ……棒寒天?
ワカメの延長で天草?多分それに違いない。
不思議~。
麺量は大盛にしてもらわなかったので200gくらいだったと思う。
大盛りでもよかったかな?

とにかく,おそらくここ以外では思い付きもしないだろう不思議な一杯。
レギュラーの肉ワンタンとかの方が,食べた満足度は高かったのかもしれないが,「うーふーしん不思議ワールド」を十分堪能できたので,心は大満足。
機会があったらノーマルなメニューもいただいてみたいと思った。

これにて,1.5日東北弾丸ツアーは終了。
いやぁ,疲れたが楽しかった。




蛇足;
この日は某24時間番組の日。
駅伝が放送時間に間に合わなそうだとか何だとか,羽鳥さんうるさ過ぎ……とか思いながら家路に着く。
このまま走ればその日のうちに十分帰れると思ったが,茨城に入ったところでホッとし,急に眠気が……。
結局SAで寝ることにし,目が覚めてから家へ。
朝5:00ごろ無事に帰ってきた。
走行距離をグーグルさんで改めて調べたら,ちょうど1500kmくらい。
オヤジのわがまま単独行動を許してくれた家族と,頑張った愛車にも感謝したい。

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「とろとろ昆布だしのからませつけ麺 塩+ワンタン+チャーシュー」@らぁめん サンドの写真東北5

大仙市で朝ラーした後は,盛岡へ移動。
狙うは,岩手県1位のこちら。
この日の行程はこの店への訪問を軸に組み立てたわけだが,結果として大正解だった。

店の向かいに駐車場の広いショッピングモールがあったので,ちょっと止めさせてもらって店専用の駐車場を確認,そちらに車を移動させ,再び店へ。
開店45分ほど前に到着。
もちろんポールだったが,すぐに後客アリ。
女性お一人様だったので,Sぴお君なら間違いなく心ときめいて話しかけていたかな?(笑)
次第に並びは伸びて,開店時は20人を超えていた。
並んでいるうちに貼れらているメニュー表を眺める。
醤油の「鶏そば」,「煮干し」,比内地鶏とシャモロックの「塩」,鶏と煮干しの「中華そば」と並ぶ。
もちろん塩にしようと思っていたのだが,限定の昆布出汁つけ麺が塩に変更可,つけ汁は,「比内地鶏とシャモロックの塩らあめん」とベースが同じようなのでそれに決めた。
ほぼ時間通りに開店。
迷わず,標記メニューのボタンをプッシュ。
ワンタンが100円,チャーシュー増しが200円とかなりリーズナブルだったので,それらのボタンも連打。
900円+100円+200円,計1200円也。
比較的お若い男性ご店主と奥様?という感じの女性店員とでの2人営業。
ご店主は大人しそうな方だが,作業は実に丁寧で真剣である。
「塩で」と告げながらつけ汁中に券を渡してから10分ほどで提供されたのは,深みのある汁そばの器にトルネード状に盛られた麺と,中央に具の重ねられた美しいつけ汁,藻塩と薬味の皿,増したワンタンとチャーシューの皿。
なんて豪勢なビジュアルだろう。

麺は自家製とのこと。
薀蓄によると,「岩手県産自家製自然栽培春よ恋全粒粉」,「北海道産スーパーはるゆたか」,「北海道春よ恋」,「岩手県産ねばりごし」等の拘り抜いた小麦粉を使っているとのこと。
切り刃16番の全粒粉入り細ストレート麺はとにかく極ウマ。
ニュルニュルの粘度ある旨味の濃い昆布水は,3種の昆布と宗田鰹から水出ししたそうだが,この昆布水がまた絶品。
こらだけでも十分美味しいのだが,添えられている,淡路島の藻塩,山葵,柚子胡椒党を駆使していただけば,もうこれだけでいいかもと思えるような満足感。
昆布水つけ麺は数々あれど,この時点で,もう間違いないトップクラスなのを実感できる。
次に澄んだつけ汁に浸けると,表面に浮いた鶏油がパッと開くのが美しい。
すすると再び感動が湧く。
鶏ガツン!
流石,秋田比内地鶏と青森シャモロック。
これだけの銘柄鶏だと量をぶち込みにくいところだが,しっかりと使っている。
鶏油の香りとコクは上品かつ力強い。
魚介はつけ汁からはほとんど感じないが,昆布水に宗田鰹が使われているので,ダブルでMAXの旨味が来る。
いやはや参った。
これはレギュラーメニューの「比内地鶏とシャモロックの塩らあめん」も絶対美味しいだろうね。
具は,つけ汁中に,ねぎ,メンマ,2種のチャーシュー,三つ葉。
別皿に,増したワンタンとチャーシュー。
重ねられた具は,下からメンマ,鶏チャーシュー,豚チャーシュー,白髪ねぎ,三つ葉の順。
メンマは太めのサクサク。
鶏も豚も丁寧に仕上げられた低温調理で隙のない美味しさ。
つけ汁に浸かった温かいVer.と,別皿の冷たいVer.を食べ比べるのが楽しい。
冷たい方には山葵や柚子胡椒を付けてみたりしてね。
テルテル坊主型のワンタンもまた絶品。
これ+100円だよ。
確か湯河原でワンタン増したら+250円だったと思うが,ボリュームも味わいも,あれに勝るとも劣らない。
醤油さしに入っているは,この日はレモンではなく,何とかいう南の方の柑橘類の果汁。
少し使ってみたが,実に爽やかだね。
麺量は300g近い気がした。
普通昆布水つけ麺の場合は,昆布水をつけ汁に投入するのだが,こちらの指南書では昆布水の方につけ汁を入れて味を調整するように書かれている。
味の調整とか関係なく,全てつけ汁を注ぎ入れて,ニュルニュルを完飲。

とにかくこれほどとは。
過去いただいた昆布水タイプのつけ麺では間違いなく最上位。
どうしても湯河原と比較してしまうが,あちらはデフォで1200円,ワンタン増したら1450円だった。
こちらはそれに勝るとも劣らない(麺量は多分多い)のがデフォ900円,ワンタン増して計1000円。
これはすごい。
大満足の岩手染め。
機会があったらこちらだけはマジで再訪したい。



蛇足;
ここに来る前に時間調整で田沢湖へ寄ってみた。
麺を食すだけの旅で唯一の寄り道。
山に囲まれた意外に大きな湖。
湖水浴も気持ちよくできそうだね。

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「濃厚つけ蕎麦(並盛)」@つけ蕎麦 中華蕎麦 尚念の写真松本2

1店目で美味しい進化系ノスタをいただいた後は,5分ほど歩き,松本市ランキング暫定4位の店へ。
先レポを見ると,東京の「道」さん系列なのかな。
テナントの一部なのだがかなりスペースがゆったり取られ,共用の駐車場は郊外のパチンコ屋クラスの広さ。
入店すると,かなり高級でオシャレなスペースが広がっている。
高級なバーカウンターのようで,若いイケメン2人での営業。
券売機を眺めると,メニューは,濃厚つけ蕎麦と中華蕎麦の基本2種で,濃厚つけ蕎麦には「冷やし」と言うのがある。
「冷やし豆乳担々つけ蕎麦」と言う面白そうなメニューのボタンもあったが,この日は×印だった。
あつもりが基本で「冷やし」が締めた麺なのかと思い,冷やしつけ蕎麦のボタンをプッシュするが,つけ汁が冷たいと聞いて,デフォの「濃厚つけ蕎麦」に替えてもらった。
並盛は200gで950円とかなり強気な価格設定。
小盛は850円だが,麺量130gと,つけ麺にしては有りえないほど少量なので,小食序しようと考えていいかな。
実質基本メニューである標記の価格設定が950円とは……。
調べたら「道」さんもそうだった。
ちなみに個人的につけ麺の標準だと思っている麺300gは1050円だった。
外観はともかく、店内にいると,ここが長野なのを忘れるような都会っぽい雰囲気。
そんなところもウリなんだろう。
そんなことを考えるうちに提供されたのは,高級そうな器に,美しく麺が盛られた一杯。
いや,オシャレだね。

麺は全粒粉の星が見える太ストレート。
しっかりした噛み応えと口の中に溢れる小麦の旨味。
あの松戸の名店を彷彿とさせる極上品だ。
次につけ汁に浸けてすすってみる。
かなりの粘度のあるつけ汁が,具なしでもドロっと絡みついてくる。
甘みがやや強めの超濃厚豚魚。
またおま豚魚系の味わいと言えばそれまでだが,やや甘味は強めながらもナイスバランスでメチャ美味しい。
しかし,モミジが多めなのか,ねっとりとしていて唇がカピカピするような感じがあるのは,重すぎると思う方もいるだろう。
ただ,力強い麺に全く負けてないつけ汁だと言うことは確かだ。
具は,別皿に,ねぎ,万能ねき,柚子。
麺上にチャーシュー。
薬味は重すぎるほど濃厚なつけ汁を爽やかにしてくれる。
チャーシューは鶏モモのロールと豚肩ロース。
どちらも香り良く焼かれながらも,やわらかく,肉の旨味が流れ出すほどジューシー。
これは美味い。
特に鶏モモの美味しさは,他店ではちょっと思い当たらない。
麺量はやはりちょっと物足りない。
同価格で並が250g,小が150gという設定ならちょっとは許せるかな。
スープ割をお願いすると,熱々になってカムバック。
粘度が緩和され,飲みやすくなっていて美味しい。
濃厚過ぎて分からなかったが,割ってもらって初めて酸味があったことに気付いた。

高級そうな雰囲気の店内で味わう,洗練されたビジュアルの超濃厚豚魚つけ麺。
この価格でも次々と入店があり,退店時には7~8名の外待ちができていた。
とにかく,この地にはしっかりと受け入れられているようで,女性客も多かった。
確かに美味しいのだが,「道」さん系列の市川市のお店や竹ノ塚のお店よりも価格設定が高いのを考えると,このくらいの採点になるかな。
松本まで来て,東京近辺でいただけると同傾向のものは抵抗があるが,いいお店だと思った。


蛇足;
このレポ上げたら,松本市3位になった。

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「しょうゆつけめん」@らぁめんひろりんの写真佐倉の準新店

ツイッターでも時々見かけるこちら。
ちょっと気になって来てみた。
志津駅近くの狭い路地。
斜向かいに30分100円のコイパがある。
こんな時,がくさん情報は助かる。
店は古びた小料理屋さんか何かの居抜きという感じ。
入店すると,細身の女性店主がお出迎え。
狭い店だ。
後会計式。
メニュー表を眺めると,麺メニューは,「しょうゆらぁめん」,「しょうゆつけめん」,「レモン香るまぜそば」の3種。
まぜそばにも惹かれたが,まだレポのない表記メニューを注文した。
800円である。
厨房での調理の様子がよく見える作りだが,手馴れたものだ。
もちろん車だから飲めないのだが,ビールなんか置けば,女性店主を眺めながら昼間から飲みに来るおっさんとか湧きそう。
そんなことを考えているうちに提供されたのは,楕円の器に麺の盛られた,ぶぶあられが可愛らしい一杯。
つけ汁はレンチンされて,器まで熱々。

麺は中加水の細ストレート。
茹で具合はジャストで,水で絞められているので適度な腰が楽しめる。
でも,これは「らぁめん」と共通の麺なのかな。
汁そばにはいいが,つけ麺の麺としてはちょっと頼りない。
ざるラーメン的な一杯と捉えればアリかも。
つけ汁はシンプルな味わいの醤油清湯。
動物は豚がメインだろうか。
旨味は十分でなかなか美味しい。
酸味も甘みもほとんどないのが私好み。
何だかホッとするね。
具は,麺上に,白髪ねぎ,カイワレ,穂先メンマ,ぶぶあられ,鶏チャーシュー。
つけ汁中にもねぎ。
とにかく盛り付けが可愛らしくて,いかにも女性が作る一杯と言う感じ。
チャーシューは鶏ムネ肉の低温調理。
レア感は希薄だが,パサつきはなくしっとりやわらか。
これくらいの方が安心していただけるね。
麺量は200までない感じ。
150gくらいかな。
私は少食なので気にならないが,男性にはちょっと足りないと思うので,300円のちゃーしゅー丼か,100円のライスを付けるようかな。
つけ汁の塩分濃度がつけ麺としては控えめなので,そのまま飲み干すが,飲んでいる途中で女性店主が「スープ割はよろしいですか?」と,声をかけてくれた。
期待してなかったが,割りスープもあるんだね。

盛り付けが可愛らしい,細麺使用のあっさり醤油つけめん。
皆さん80点以上を付けているが,妙齢ながら新店をオープンさせ,ワンオペで頑張っている女性店主を応援したい気持ちが自然に湧くので当然だろう。
らぁめんなら私も80点を付けていたと思う。
会計時「お近くですか?」と声をかけられドギマギする。
若い子なら軽口をたたくかも知れないが,返ってこれくらいのお年の女性の方が緊張するね。
私は細身の女性に惹かれるようだ。
あまり近くないのが残念なような,良かったような。
とにかく頑張ってほしい。


蛇足;(長いのでヒマな方は)
ヲタクは数字にこだわる傾向がある。
DDBランキングとか平均点とか,それを常に意識して麺活しているから当然と言えば当然なのだが,ほとんどの方がキリ番を大切にしていることからもそれが分かる。
私も当然その一人で,全国ランキング100制覇だとか,関東7都県ランキング20制覇だとか,レビュー店舗数の全レビュー数に対する割合が70%以上だとかをモチベーションにしてきた。
さて,それらを達成して,次の数字的目標は……と考えた。
各都道府県染め達成率を上げようとしているが,カネもヒマもなく,遠くへの旅行は難しい。
(あくまでも家族アリの小遣い範囲内での麺活)
そんな時,トップレビュアーAチャンさんが呟いた(書き込んだ)一節が気になった。
「関東の各都道府県を100レビュー以上にし,濃い赤で染めたい」
自分は?
このレビュー直前までは,

茨城…530
東京…403
埼玉…179
神奈川…96
千葉…94
栃木…75
群馬…73

全国を染めたいのはもちろんだし,都内のよさそうな新店もきになるのだが,この辺も意識していきたい。
そんな思いから先日の佐野や今回の佐倉だった。

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「【限定】薬涼 潮つけそば(大盛)+窯焼きチャーシュー」@麺や 虎徹の写真毎年ブラッシュアップする絶品メニュー2019Ver.

2014年の夏から毎年出ている薬涼。
2017からは自家製麺になり,スープも鶏とアサリから鶏としじみに変わっている。
今年も評判がいいようなので,楽しみにして来た。

開店30分前で先客10人弱。
開店時に並んだ客で終了することが多いようなので,流石に皆さん早い。
開店前に,久しぶりにお会いするNさんが注文を取りに来る。
この笑顔を見るだけでも来る価値があるね。
並盛が225g,大盛は+100円で300g。
もちろん大盛りでお願いする。
絶品の窯焼きチャーシューも増してもらった。
並は〆の冷や飯付きで900円と,このご時世で昨年よりも実質値下げはすごい。
ほぼ時間通りの開店でカウンターへ。
前客が10近いたにも関わらず,15分ほどで提供されたのは,実に豪華なビジュアルの一杯。

麺は自家製の中細ストレート。
冷水で〆られた強い食感,小麦の味わい豊かな絶品。
国産小麦使用のもちろん美味しい麺だが,平打ち手もみ麺に比べると,麺の主張は抑え気味。
麺が浸っているのは昆布水……かと思ったが,これ,昆布だけじゃないよね。
以前は煮干&昆布水だったが,これは何だろう。
貝?節?
このタイプのつけ麺は最近メチャ増えているが,そのほとんどは昆布水。
塩分だけ増せば冷やしラーメンとして通用しそうなほど旨味が濃い。
薬味皿に添えられた,茶色の塩はおそらく藻塩。
これを付けてすすってみると,これだけでもういいじゃないかと言う感じ。
一緒に添えられている生海苔を加えると,上品で力強い磯の香りがさらに加わり,その思いは加速する。
そうも言ってられないので,つけ汁に浸けてすすってみる。
う~ん,今年もまたすごい。
薀蓄によると,名古屋コーチン,はかた地鶏,しじみ出汁のスープをベースにしたこのつけ汁だそうが,何だかさらにブラッシュアップしてるぞ。
ここがこれまで使用してきた鶏の中では,黒さつま鶏を使ったものが最高だと思ったが,それを上回る感じ。
銘柄地鶏は高価なので,他の店はそれほど量を突っ込んでないところがほとんどだが,相変わらず高価な地鶏を躊躇なくぶち込んでいるのだろう。
麺上に結ばれた三つ葉が乗るのはいつも通り。
今年の薬味は,前述の藻塩の他,大根おろし,大葉と青ねぎと茗荷のミックス,生海苔,そして,2019Ver.の目玉である醤油スプレー。
ただでさえ美味い麺とつけ汁に,様々な薬味を添えて食べられるのは,毎年ながら実に楽しい。
大根おろしには大葉が極少量含まれている。
もみじおろしなら分かるが,これ,どうやって作るんだろう。
新たに加わった醤油スプレーは,秋田杉木桶仕込みの生しぼり醤油だというが,これを麺に吹き付けて食べさせるとはすごいアイディアだ。
私は塩派だが,醤油の魅力はその香りだと思う。
出汁の素材を感知しやすい最上級の塩味のつけ汁に醤油の香りが加わるのだから,双方の魅力を最大限に引き出していると言ってもいいだろう。
窯焼きチャーシュー……相変わらず絶品だね。
窯焼きチャーシュー自体大好きなのだが,香りといい軟らかさといい,こちらがおそらくベスト窯焼きと言っていいと思う。
麺量300gは十分な量のはずだが,いろいろ楽しんでいるうちにするっとなくなった。
500でも600でも簡単に入りそう……と前にも書いたな。
〆の冷や飯には青ねぎと褐色のペーストが載っている。
昆布水をつけ汁に注いで少し堪能した後,このご飯に注いでいただくと,これがまた素晴らしい。
褐色のペーストの正体は不明だが,胡麻の香りがぱっと広がったので,胡麻油を使った香味ペーストだと思う。

毎年全く隙がないと思うが,翌年はさらにレベルアップするのは,ただただ驚くほかはない。
もう,100点付けない理由を見つけられなくなってきている。
100点付けちゃってもいいのだが,翌年も,さらにその翌年もブラッシュアップしたとしたら,2019年の100点は何だったのかと言うことになるので2点残す。
もう100点付けちゃって,翌年それを上回っても100点付け続ければいいんだけどね(笑)
御馳走様でした。

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「つけ麺 凄平麺(大盛)+瓶ビール」@らぁめん りきどうの写真続染める旅6

彦根で野菜たっぷりヘルシーな一杯をいただいた後は,敦賀にでも行って福井も染めようか……とも思っていたのだが,どうしても心残りが。
前の晩,店の前まで行ったのに逃した,この店の一杯がどうしてもいただいてみたかったのだ。
Aちゃんさんレポで知った,超平打ちビロビロ麺が頭から離れない。

足が痛いのでバスを使用。
調べ方が中途半端だったので,店に最寄りのバス停には行かない路線に乗ってしまった。
橋を越えたところで下車し,店まで歩くが,3.3㎞歩くよりもずっとましだ。
13:00ごろ到着すると,店前の駐車場はいっぱいで,7〜8人の外待ちができている。
後で分かるが,中待ち席も10ほどあったので,計20人ほどの待ちだった。
30分ほどで店内待ちに昇格。
このタイミングで券を購入するシステム。
券売機を眺めると,ボタンのほとんどはつけ麺で,凄平麺,小平麺,太麺,細麺それぞれのボタンがある。
「2色つけ麺」と言う2種の麺が楽しめるつけ麺もあり,見渡したところこれが2番人気。
小平麺,細麺から選べる「らぁめん」は少数派だった。
もちろんここは,凄平麺のつけ麺を選択。
この旅もここで終わりなのでビールのボタンもプッシュした。
800円+550円,計1350円也。

一本気な感じのするご店主と,真面目そうな若い女性店員2人での営業。
接客はテキパキしてるが,超忙しそうで,かかってくる電話に出る暇はない。
15分ほどの仲待ちを経て,カウンター席へ。
女性店員に券を渡すと,大盛も同額とのことだったのでお願いした。
すぐに出されたビールは赤星の中瓶。
いや,嬉しいね。
「グラスはお冷やのものをお使いください」にはテンションがやや下がったが,忙しくいっぱいいっぱいなので仕方ないかな。
そのビールがなくなるから提供されたのは,夢にまで見たビロビロ麺と,濃い醤油色をしたつけ汁。

麺は,自家製の幅3〜4cm,厚さ1〜2mmほどの超平打ちストレート。表面がつるっとしているので,持ち上げ難く,つけ汁に浸けるのも一苦労。
割り箸でなければ無理だね。
表面は実に滑らかで,口の中につるっと入り,噛み締めればしっかりとした腰と小麦の味わいが堪能できる。
「凪」さんで使っている「一反も麺」を想像する方も多いと思うが,滑らかさと腰の強さは比べようもない。
いやはや,ハードルは当然上がっていたが,これは期待以上。
麺フェチさんは死ぬまでに一度は食べるべきだろう。
つけ汁は,カエシのビシッと効いた清湯系。
使っている動物は豚かな。
シンプルな旨味の直球勝負と言う感じで,あくまでも主役は麺だが,それに決して負けない強さがある。
チャーシューの味わいとつけ汁の味わいが同ベクトルなので,もしかしたらチャーシューを煮込んだタレもお使いなのだろう。
具は,全てつけ汁中で,ねぎ,めんま,チャーシュー。
細かに切られたねぎや,太めのメンマは素朴な感じ。
豚肩ロースの煮豚は,ゴロゴロとした切り方で,これまた素朴。
適度に噛み応えを残したやわらか仕上げでなかなか美味しい。
大盛でもそれほどないと思っていたが,噛み応えがあるせいか,麺はかなりの量に感じた。
少なくとも300g,体感的には400g近い気がしたが,錯覚かもしれない。
スープ割をお願いすると熱々になってカムバック。
完食完飲。

麺の存在感が半端ない素朴な醤油つけ麺。
期待を全く裏切らないオンリーワンな一品だった。
そう簡単に来られない場所だが,もし再訪が叶えば,でっかい星の入った全粒粉麺が超美味しそうだった2色つけ麺もいただいてみたい。



蛇足;
これにて旅は終了。
普通電車使用の1泊2日で,4県を回り計7杯。
22:00台に家に戻れたので,染めるだけだったら福井も染められたかな。
今回はいただかなかった愛知でも食べようと思えば食べられたので,頑張れば,愛知,岐阜,三重,滋賀,福井が染められるかも。
交通費は4回乗ったバス代入れても5580円。
(青春18きっぷは2日分の日割り計算)
宿泊代入れても8000円ちょっとなので,ラーメン7杯+ビール5本分とそれほど変わらなかった。

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「丸醤油つけ麺+ビンビール(中)」@らぁ麺 幸跳の写真染める旅

関東外出張はまずない金なし暇なしの私。
それでも未レポの県を染めたい。
この季節販売されるJRお得切符ならそれが可能だ。
始発に乗り,ひたすら鈍行で西へ。
狙うは,ミシュランガイド東海版2019ビブグルマンを取った店である,豊橋市の「幸跳」さん。
Aチャンのさんのレポを見てここに決めていた。

駅から20分ほど歩き,到着。
家を出てから7時間が経っていた。
店外待ち7~8名。
中待ち席もあるので,計10名ちょっとの待ちである。
中待ちに昇格する際に券を買うシステム。
30分ほどで声がかかった。
券売機に向かうと,メニューは,「丸鶏醤油らぁ麺」,「丸鶏醤油つけ麺」,「丸鶏たまり醤油らぁ麺」,「淡麗煮干しらぁ麺」,「淡麗煮干しつけ麺」の5種。
自家製麺の良さを堪能したく,標記メニューのボタンをプッシュ。
長時間電車に揺られ,強い日差しの中を歩いてきたので,ビールのボタンもプッシュした。
900円+550円,計1450円也。
すぐに席が空き,カウンターに通される。
黙々と働くご店主と,奥様と思われる女性,2人での営業。
この女性,おっとりしているように見えるが,代表待ちを毅然と撃退するなかなかのお方だ。
すぐに冷えたグラスとスーパードライの中瓶が提供される。
う~ん,何も食べてなかった胃に沁み渡るね。
券を渡してから10分ほどで提供されたのは,美しくそろえられた麺と,油が浮いた漆黒のつけ汁,ピンクチャーシューと半塾味玉のオレンジ色,青ねぎのコントラストが美しい具の別皿だ。

麺はやや多加水気味の細ストレート。
グルテンが多い感じでつるつるもちもちなのに,噛みしめると小麦の味わいは豊か。
国産小麦使用の自家製麺だというが,これは絶品だ。
別皿に付いてきた山葵を少量付けていただいてみる。
麺をわさび醤油で刺身のようにいただいたらさぞかし美味しいだろうと想像。
醤油が卓上になかったのは残念だ。
それにしても,昆布水とか使っているようには見えないが,この太さの麺にしてはくっつきが全くない。
それもすごい。
次に,濃いめの醤油つけ汁に浸けていただいてみる。
すると,上質な鶏油の香りと切れがありながらまろやかな醤油の旨味がガツンとくる。
鴨?と思うほど,薫り高い油だ。
これは動物好きにはたまらないね。
塩派なのだが,この醤油ダレには引き込まれる。
魚介はほとんど感じず,使っていたとしてもサポート程度かな。
とにかく,鶏好きにはたまらない淡麗系鶏醤油つけ麺だ。
具は全て別皿で,分葱,メンマ,半味玉,チャーシュー。
白ねぎを使わず青いねぎを使うので,ねぎの香りは穏やかで上品。
メンマは有名な「タケマン」のメンマを使用している。
間違いない美味さだね。
半玉の茹で具合もジャストだし,適度にサシが入った肩ロースのレアチャーシューも絶品。
流石ビブグルマン,隙がないね。
麺量は250gほどかな。
するっと完食。
割りスープをお願いすると,熱々になってカムバック。
最後の一滴まで美味しくいただいた。

麺の美味しさを堪能できる,絶品鶏醤油つけ麺。
いや,流石だ。
帰り際に茨城から来たことを告げると,ご店主は手を合わせて,ありがとうございますと拝んでくれた。
いやいや,拝みたいのはこっちの方だ。
そう簡単に来られるところではないが,いつの日か再訪してみたい。



おっと,14:00近い。
翌日は仕事なのでその日のうちに帰らなきゃ……(涙)

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「海老つけ麺」@四代目むじゃきの写真水戸の名店が県北に進出

むじゃきさんとは,開店して間もない頃からの付き合い。
あの頃は,こんなに拡大するとは思わなかった。
本店,二代目,三代目,むじゃき食堂,つくば店……。
四代目と言う名だが,直営だと思われる店は6店めになる。
みうらさん,結さん,咲さんなど,お弟子たちも頑張ってるし,今や一大ファミリーを形成してるね。

県内と言っても日立は遠く70km以上車を走らせる。
ショッピングモールの一角の一軒家。
元はコーヒー屋さんか何かかな?
とにかく大箱だ。
ウェイティングボードに名前を書くシステム。
軽く20名は越えていた。
20分ほどで名前を呼ばれてカウンター席へ。
と言っても外向き。
厨房では総店主様が腕を振るっているが,フロアに目がいく暇などなさそうだ。
1日何杯出るのだろう。
催事並みの杯数になるんじゃないのかな。

後会計式。
メニュー表を眺めると,むじゃきさん系列のメニュー総集合とばかりに選り取り見取り。
淡麗系と迷うが,久しぶりにと海老つけを注文。
870円である。
待つこと15分,提供されたのは,かなりドロドロに見える桜海老が載ったつけ汁と,むじゃきさんのトレードマークとも言える,炙ったバラチャーシューと低温調理の鶏チャーシューが載った麺。

麺は自社製の太ストレート。
もちもちとした食感と確かな歯応え,噛めば小麦の旨味をしっかり感じられる逸品。
こんな大箱の流れ作業でも,きっちりと仕上げてくるね。
つけ汁は,その太麺に合わせたようにしっかりと絡むドロドロ。
単なる鶏白湯ではここまで粘度は出ないので,何かのペーストを混ぜ込んでいるのかな?
海老ペーストと想像するが,どうだろうか。
浸けてすすると,まずガツンと海老が来る。
この海老油はかなり強烈。
甲殻アレルギーの方は裸足で逃げ出すかもしれないが,好きな者には堪らない。
昔土浦にあった名店の海老つけのイメージが脳裏に浮かぶ。
そう言えば本店でリスペクト限定を出したことあったな。
不自然なほどドロドロだと言っても,鶏の旨味もしっかりとしている。
これまた流れ作業でも品質を落とさないと言う信念を感じる。
桜海老が載るのもあり,以前本店でいただいたものよりも海老感は増している。
具は,つけ汁中に,桜海老,万能ねぎ。
麺上に,海苔,メンマ,二種のチャーシュー。
乾燥桜海老は,殻のゴソゴソ感皆無の上物。
麺上の具は,気のせいか他店より小ぶりに感じるが,品質は落ちていない。
麺量は250gくらいかな。
割りスープはポットで提供。
熱々で,ここにも隙はない。
昆布出汁だが,温まることで魚介の香りが湧き立った。
海老の強烈な香りで忘れていたが,ここのベースは鶏白湯魚介だったのだと改めて気付く。

本店でいただいた記憶にある海老つけと比較すると,粘度が増し,乾燥桜海老が追加されたことにより海老感が増している感じ。
大箱なので,どうしても流れ作業になるのだと思うが,それでも品質を落とさず頑張っている感じがする。
名店の味をより多くの方に気軽に味わってもらおうという店主の思いが伝わる。
日立の方々にとっては有難い限りなのでは?
立ち止まることを知らない勢いだが,身体を大事にしてほしいと願うばかりだ。

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「塩つけめん+半チャーハン」@つくば麺屋こうじの写真つくばの新店はこうじブランド

この業界では超メジャーなこうじ系。
ここの店舗も数ある「常勝軒」の中で,「本店」と位置付けていたわけだが,何を思ったのか,柏の本店に次ぐ「こうじ」ブランドに看板付け替え。
その真意を探るべく来てみた。

平日昼,そこそこ台数止められる駐車場がまずいっぱいで止められない。
ちょっと待機し,空いた場所に止めて入店。
中待ちは20人ほど。
ウェイティングボードに名を書くと,券を買うよう促される。
メニューは数多いが,今のところは濃厚系のみ。
土日祝日には清湯系も出しているし,もう少し経ったらふじ麺も出すようだ。
豚魚ならラーメンよりつけ麺をと考え,ちょっとひねりを効かせて塩を選択してみた。
醤油ダレと思われる「つけめん」よりも50円プラスの850円也。
麺量を増やすと価格も上がるので,並盛りにし,半チャーハンのボタンもプッシュ。
こちらは300円,計1150円也。
15分ほどでカウンターに通される。
店舗が広いので,厨房は火の車状態。
しかし,熟練者が回しているので活気がある。
待つこと10分強で提供されたのは,「塩」と言ってもまんま豚魚のつけ汁と,なぜかワカメの載った麺,そして,「半」にしてはかなりの量のチャーハン。

麺は,中加水の太ストレート。
茹で具合はジャストでもちもち感と小麦のバランスがいい美味しい麺だ。
しかし,今となってはけっこう普通な感じがする。
次につけ汁に浸けてすすってみる。
ミドルドロのつけ汁は,甘みがあり軽い酸味がある濃厚豚骨魚介。
まさに「豚魚」という感じ。
塩派と言うことで塩を選んだのだが,塩ダレにした意味は希薄かな。
同価格の味噌の方が特徴があったのではないかと思うし,これなら50円安い「つけめん」でもよかったのではと後悔。
いわゆる「大勝軒」のつけ麺のりは濃厚な,「こうじ」系のつけ麺だ。
具は,麺上にワカメ,つけ汁中に,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
それにしても,ワカメを何で選んだかね。
濃厚豚魚のつけ汁に合うような合わないような。
少なくともワカメよりベターな具はいくらでもありそうな気がする。
チャーシューば厚みのあるバラで程よく軟らかい。
ただ,ちょっと熟成したような醤油ダレが香るのは,好き嫌いがありそう。
麺量は200gなのでするっと入った。
割りスープは昆布出汁かな。
ややさっぱりしたのを完飲。
ちなみに半チャーハンだが,「半」とは言えないほど量があった。
ご飯の一粒一粒に味が行き渡った超絶仕上げで,しっとりやわらか。
チャーシューレスで卵とねぎだけなのはいただけないが、味わいだけなら先日我孫子でいただいたものを凌駕するほど。
これは美味いわ。

塩ダレと言っても味わいはまたおま豚魚。
そこそこ美味しいのだが,ワカメだけは謎。
先レポを見るとワカメは載ってないので,塩だけのトッピングなのかな。
メニュー構成は「常勝軒」時代とは大きく変わらないのだが,毎日満員御礼なのを考えると,看板付け替えはひとまず成功なのかな。
客足が一段落したころふじ麺投入の思惑なのだろうが,その後はどうか。
興味をもって見守りたい。

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