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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.820点
最終レビュー日 2019年6月17日
1,956 1,442 0 31,526
レビュー 店舗 スキ いいね
80

「正油」@らーめん わかつの写真東京とその周辺の課題店クリア 39

朝ラーに始まり3杯,それなりの量をいただいているのでかなり腹パンだったのだが,せっかく私鉄沿線の訪れにくい場所まで来てるのでもう1店。
狙うは,私が訪問してからすぐに閉店した「麺屋 彩香」さんの後に入ったこちら。
冷やしをいただいた店から歩いて2~3分。
やっぱり鄙びた目立たない場所だなあ。
暖簾をくぐると,店内はほぼ前店のまま。
ちょっと厳ついご店主1人での営業である。
券売機を眺めると,メニューは基本「正油」のみで,味玉,チャーシュー,特製があり,大盛ボタンが別にあるという超シンプル構成。
ドリンクやサイドメニューのボタンもなし。
具を増す余裕は全くないので,基本メニューを選択しプッシュ。
700円である。
他の方のレポを拝見すると,ご店主は仙川二郎さん出身とのこと。
なるほど,そんな雰囲気だね。
そんなことを考えているうちに提供されたのは,濃い醤油色をしたスープにピンクチャーシューと水菜の緑が映える一杯。

麺は自家製だという中太縮れ。
もちぼそっとした食感で,オーション麺ではないのだが,どこか二郎の影を感じさせるような麺だ。
この麺,なかなか味わい深く独特の美味しさがある。
それにしてもけっこう多い。
チャーシューの下にたっぷりと入っていたので,180gはありそうだ。
過去レポをあ地で拝見したら200gとのこと。
道理で苦戦したわけだ。
スープは見た目通りカエシが強いが,それに負けないくらいの出汁感もある。
甘味があるカエシは,玉ねぎの甘さのようでもあるが,味醂か砂糖も使っているだろう。
もしかしてチャーシューの煮汁だろうか。
そう言えば竹岡式のような感じもするし,アリランらーめんのような感じもする。
辛みの少ない大きめにカットされた玉ねぎがたくさん載るのもあり,千葉のご当地をいただいているような気になってきた。
いや,これは二郎っぽくもあるな。
刻みニンニクとか入ったら,甘めの二郎系になっちゃうかも。
出汁は豚かと思ったが,先レポを読むと鶏との表記が……。
まあ,鶏も豚も分からないアホ舌なのでご容赦を。
具は,海苔,玉ねぎ,水菜,チャーシュー。
濃いめのスープに大きめカットの玉ねぎや水菜は清涼感を与えてくれる。
レアなチャーシューは厚みがあり大きいので食べ応えがある。
これならチャーシュー増しもアリだろう。
とにかくこの日は朝から350gほどの麺をいただいたこともあり,この4杯めは余裕がなかった。
固形物を食べ終え,玉ねぎをすくいながら,4分の1ほどスープを飲んでフィニッシュ。
二郎系以外でスープを飲み干さないのはほとんどないのだが,無理だった。

麺量多め,甘めのカエシが効いた油が香ばしい醤油。
千葉ご当地や二郎,もしかしたら八王子とかも感じさせる,懐かしさを組み合わせた末,新感覚になったというような一杯。
塩派の私の好みからは外れ気味な濃い醤油味なのだが,これは面白いと思った。
目立たない場所だが,昼遅い時間でも後客は絶えない。
頑張ってほしい店だ。

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「チャーシューメン」@中華そば 金ちゃんの写真千葉八千代の課題店

山形県と言えば,知る人ぞ知るラーメン県。
「龍上海」さんの辛味噌はいち早くメジャーになったが,夏場の冷たい鳥中華も有名,最近は,「身」と呼ばれる背脂の載ったケンちゃんらーめんも知られるようになってきた。
(ざっくりな説明だし,詳しい方には異論もあるかと……容赦。)
ところが,山形にはもう一つ,県内では知れ渡ったらーめんがあるらしい。
それが「金ちゃんラーメン」。
茨城では,残念ながら閉店してしまったが水戸に店ができたこともあり,食べ飽きしなそうななかなか美味しい醤油ラーメンだと思っていた。
この店もいつか来てみたいと思っていたが,ようやく念願の初訪である。

店の裏に駐車場がきちんと設置されているのは嬉しい。
店内満席で,外待ち2〜3名。
5分ほどで店内へ案内される。
券売機に向かうと,メニューは,中華そばとその具増しがメインだが,「辛みそラーメン」,「鳥中華」など,他の山形県らしいメニューも取り揃えている。
ワンタンメンにも惹かれたのだが,迷った末,標記メニューのボタンをプッシュ。
基本の中華そば+150円,850円である。
店は小料理屋のような和の空間。
細身の男性がご店主さんかな?
数名のスタッフが元気に動いていて活気がある。
待ってる間,隣の男性の立てる音がかなり気になる。
クチャではないが,必要以上の大きな「ズズズズズっ!」。
麺をすするのもスープを飲むのもだ……私も気を付けよう。
そんなこんなで,7〜8分で提供されたのは,ずらりとチャーシューが並ぶ,ザ・チャーシューメン。

麺はやや加水高めの中細縮れ。
先日いただいた山形系のラーメンの麺と形状は似ているが,灰分少なめの粉を使い,よりつるプリとした食感。
手揉み麺を使用するところは共通なのだが,このような麺の方が万人ウケするかな。
スープは動物メイン,魚介はサポートのノスタっぽい醤油。
いやぁ,ほっこりするね。
突出した感じはないが,旨味も必要かつ十分。
常に数名の外待ちができていて,老若男女,家族連れも多いが,みんなこんな飾らない醤油ラーメンを欲しているんだね。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシューと,万全の布陣。
チャーシューは縁が脂身だが,大半は赤身。
これはモモ?
程よく軟らかでこれまたほっこりする美味しさなのだが,もう少し脂の差した肩ロースの方が好きかな。
デフォは過去レポを拝見すると2枚なので,+150円で4枚増える。
肉好きなら迷わずチャーシューメンを選択すべきかも。
麺量は180g程度だと思う。
完食完飲。

突出した感じは皆無なのだが,水戸でいただいた時に受けた印象と同じく,食べ飽きしなそうな美味しい醤油ラーメン。
チャーシューが私の好きなタイプだったら,もう2~3点上乗せしていた。
毎日食べるのならこんなラーメンがいいのだろう。
暑くなってきたので,「冷たい鳥中華」でも出してくれたら,最近できた2号店にも行ってみたい。

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「中華そば(こってり・背脂)」@煮干し中華そば 山形屋の写真東京とその周辺の課題店クリア 30

朝ラー→ド煮干しといただいた後は,ずっと気になっていたこちらへ。
店は居抜きのようで,程よく使い込んだ感じの庶民的なもの。
店内満員だったが,すぐ出てきた方がいたので,すんなり入店できた。
券売機を眺めると,基本メニューは一つだが,この日はいかにも山形をウリにする店らしく,「山形の冷やしラーメン」なるメニューも出ていた。
基本メニューのボタンをプッシュし,こってり+背脂トッピングでお願いする。
750円である。
ご店主と女性店員2人での営業。
厨房にも活気がある。
券を渡してから6~7分で提供されたのは,「ケンちゃんラーメン」に似たビジュアルの一杯。

麺は低加水の中太縮れ。
「龍上海」さんや,「ケンちゃんラーメン」にも通ずる,灰分の高い粉を使った麺で,この独特な多少ごわつく食感や味わいは大好きだが,ちょうっと東京風に上品にした感もある。
とにかく,この手の麺は大好きだ。
スープは「こってり」とは言ってもかなりあっさりしている。
「あっさり」の場合はし干しスープのみ,「こってり」は動物+煮干しスープのようだが,それでもあっさりに感じるのは濃厚好き故?
いや,としさんも同じようなことを書いているし,気のせいではないか。
この辺が店主が主張する「山形のラーメンと関東のラーメンのいいとこどりなラーメン」なのだろう。
店主がイメージする関東のラーメンって,東京風のあっさり醤油ラーメンなのかな。
煮干しの風味も山形っぽいし,美味しいのだが,私的にはもう少しこってり感があってもいいかな。
背脂…ケンちゃんラーメンで言うところの「身」はスープにコクを与えてくれるが,しつこくなく上品。
多めとかできるのだろうか。
これはさらに増してみたい気もした。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
海苔は厚みがあって上質。
ねぎ多めも嬉しい。
メンマは細いコリコリタイプ。
チャーシューは程よい厚みのある煮豚が2枚。
これも間違いない味わい。
「チャーシューそば」は+200円だが,そちらを選んでも後悔しないだろう。
麺量は200gとのことだが,麺自体が美味しいので,3杯めでもするっと入った。
ちなみに大盛は+100円で300gである。

ケンちゃんラーメンをあっさりめにデチューンした感じの山形風ラーメン。
どうしても以前いただいた,ケンちゃんラーメンリスペクトメニューを出す川崎の某店と比較してしまうが,どちらがより好みかと聞かれればあちらかな。
価格も200g650円,300g700円と安かった。
ただ,この手のラーメンは大好きだし,竹ノ塚の方が訪れやすい。
また食べたくなり,ふらっと来てしまうと思う。

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「アジ煮干中華そば」@中華そば 梟の写真東京とその周辺の課題店クリア 25

経堂でまぜそば→しじみの新店→長く愛されそうな塩といただいた後は,2.7㎞,35分ほど歩いてこちらへ。
ずっと気になっていたが,やっと来ることができた。
到着したのは,他店は閉まってしまう15:30近く。
こちらの店はデータでは16:00までだという情報だったが,開いててよかった。
落ち着いた感じの店構え,ご店主一人の営業で,先客は常連さんのようだ。
券売機を眺めると,ボタンは標記メニューと「辛いそば」の2つのみ。
この日は現金対応の「辛みそ中華そば」というメニューが出ていた。
辛いのを敢えていただくわけなく,デフォを選択。
750円である。
(缶ビールもあったが自重した。)
先客は,今自分も行ってきたばかりのしじみの新店について,店主に話しかけている。
店主はかなり微妙な受け答え。
内心はライバル心メラメラで穏やかでないのかな……などと想像するうちに提供されたのは,2種の大きめなチャーシューが主張する,シンプルな魚介醤油。

麺はやや加水控えめの細ストレート。
適度にしなやかで小麦の味わい豊か。
茹で具合もやや硬めでジャスト。
言うことないね。
その麺に合わせるスープは,アジ煮干が上品に香る淡麗系。
カエシと出汁のバランスがよく,ストレスなく麺がするすると入る。
アジ煮干はよく甘みがあるというが,それほど気になることもなく,よく旨味が抽出されている感じだ。
突出した感じはしないが安心していただけるね。
無化調だとのことだが,それゆえの弱さは感じない。
具は,ねぎ,麩,2種のチャーシュー。
ねぎは少量。
白ねぎの方は軽く焦がしてあり,ねぎ油っぽい。
メンマ代わりに麩が載るのは面白いね。
スープをよく吸わせていただく。
2種のチャーシューは低温調理の鶏ムネと豚肩ロース。
どちらも大きめで厚みがあり,食べ応えがある。
麺量は140gほどかな。
美味しく完食完飲。

アジ煮干し香る淡麗系醤油。
メニュー構成も,具の構成も,味の押し出しも,かなりシンプル。
前店以上に,地域に長く愛されそうな店を狙っている感じがする。
魚介&醤油好きならもっと響くのかもしれないが,こんな店の方が常連客が付き,長く存続していくのだろう。
とにかく,ずっと気になっていた課題店に来られてよかった。

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「中華そば」@中華そば 西のの写真東京とその周辺の課題店クリア 21

この日は,ちょっと行きにくいエリアの課題店を狙ってみた。
西部新宿線沿線は,JR中央線とほぼ平行に走っている。
GWは食べる量が増えているので,遠征時はなるべく歩こうと,JR武蔵境駅から歩いてみた。
約3㎞,40分,食前のいい運動になった。
まず狙ったのは,田無駅近く,今年2月開店のこちら。
諸兄の評価はイマイチだが,有名になってしまった某店と名前が被っているので,比較されての採点の可能性もあるのでは?と,狙ってみることにした。
ほぼ時間通りに開店。
店は小奇麗にリフォームされた和の空間という感じ
券売機に向かうと,メニューは,中華そばとつけ麺の基本2種で,それぞれに辛いメニューが用意されている。
けっこう歩いたのでビールをいただきたかったが,ドリンク類のボタンは残念ながらなかった(涙)
まずは基本をと,左最上段の標記メニューをプッシュ。
750円である。
男性店主と女性店員の2名での営業。
券を渡してから10分ほどで提供されたのは,縮れた中太麺が主張する,ザ・醤油。

麺は自家製とのこと。
中加水の手もみ麺で,つるもちプリっとした食感は秀逸。
なかなか美味しい麺だ。
その麺に合わせるスープは,無化調だという背脂が少量浮いた醤油。
動物出汁は豚だろう。
ややカエシは強めで背脂がコクを補強している。
これはこれで美味しいのだが,無化調ゆえか,ちょっと力強さが足りない感じ。
何だろう,中華系の香りとか旨みとかかな。
ただ,無化調で真面目に作っているという感は好印象。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,カイワレ,チャーシュー。
海苔は厚みがあり上質。
湿気ないようにふわりと載せるこだわりがいい。
ねぎは,白い部分と青い部分とのMIX。
メンマは多めに載っていて味付けもいい。
チャーシューはバラ2枚,ロース1枚の計3枚。
この価格のデフォで3枚載るのは肉好きには嬉しいね。
肩ロースではないロースを使っている店はそれほど多くないが,そこもこだわっているのだろう。
突き抜けた感じではないが,どちらも丁寧に仕上げられている上物。
麺量は170g程度だろう。

自家製のつるプリ手もみ縁が特徴,細かな背脂が浮いた無化調醤油ラーメン。
とにかく一つ一つの仕事が丁寧で,まじめに作られている感じ。
ただ,商売的には,プラスアルファ,何かが欲しいかな。
地域密着でいくならサイドメニューとかももう少し充実させた方が,常連も付くのではなかろうか。
最近ラーメンとともにビールをいただくことが多い身としては,せっかくの駅近なんだから,置いてほしい。
いい店だったけどね。

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「つけ麺」@中華そば 竹むらの写真東京とその周辺の課題店クリア 16

シリーズを再開する。
北品川でWスープの塩をいただいた後は,目黒へ移動。
狙うは,先日行った練馬の「ます田」さんの2号店だというこちら。
何となく延び延びになっていたが,ようやく来られた。
それにしても,目黒界隈のラーメン屋率は高いね。
まさに激戦区。
新たに「小田原タンタンメン」を出す新店らしい店もオープンしたようで,ちょっと惹かれたがスルー。
づゅる麺さんの前を通り,到着したのは昼のピーク時。
店内はほぼ満員だったが,わずかに空席があり,すんなりと入店することができた。
券売機を眺めると,メニューは,中華そば,つけ麺,アゴ煮干しの基本3種。
1店めが汁そばだったので,つけ麺のボタンをプッシュ。
800円である。
カウンターに座り,券を渡してから7分ほどで提供されたのは,麺肌がつるっとした平打ち中太麺にナルトがかわいらしく盛りつけられた麺と,青ねぎが浮いた醤油つけ汁。

麺は多加水気味の平打ち微ウェーブ。
鈴蘭さん系列で最近いただいたつけ麺は昆布水を使用した細麺だったが,昆布水なしならこんな麺が最も好きかな。
つるっとしたのど越し,噛みしめると小麦の旨味が湧き立つ。
厳選した国産小麦を使った熟成麺とのこと。
これは美味しい麺だ。
次に,表面に油の層があるつけ汁に浸けてすすってみる。
うん,これまた好み。
薀蓄には,「大山どりを贅沢に使用 真昆布・干し椎茸の旨み出汁を入れ10時間 丁寧に炊き上げました。」とある。
そのスープに合わせる醤油だれも美味しいし,何より余計な酸味や甘みがないのがいい。
表面に浮いた鶏油が適度に麺に絡み,濃厚好きをも飽きさせない。
πウォーターを使っているらしく,流行の水と鶏+αだが,好きだなあ。
具は,つけ汁中に青ねぎ,細切りのチャーシュー,麺上にメンマ,ナルト,チャーシュー。
麺上だけでなく,つけ汁にも細かなチャーシュー片が入っているのは嬉しい。
メンマは枕木型のサクッとした食感のものが2本。
2枚の低温調理の肩ロースチャーシューは適度な厚さがあり,肉の旨味を堪能できる。
麺量は250gとのこと。
スープ割をお願いし,完飲。

つけ汁も麺も美味い,鶏醤油つけ麺。
今さら驚きはないが,好きな物は好きだ。
最近増えている昆布水つけ麺に多少飽き気味だったので,かえって響いた。
退店時は軽い外待ちができる人気ぶり。
激戦区でもしっかり生き残っていくと思う。

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「【季節限定セット】中華そばと肉どうふ丼」@煮込み食堂 まるしばの写真茨城の新店攻略3

東京とその周辺の課題店クリアシリーズに戻ろうと思っても,なかなか戻れない。
またまた初レポ狙いで茨城の新店レポを。

連日の遠征で疲れて遠出したくなかったこの日。
そう言えば親衛隊から情報をもらい,登録しておいたこちらが今日開店だっけ……と思い,行ってみることにした。
長いことあった「我城」さんの後,「麺屋 十八番」→「麺や 万福 ma.n.pu.ku」と入れ替わった言わば鬼門の場所。
今回はいかに。

入店すると,オーナーらしい男性,訓練された感じの調理担当の男性2名,この店の開店に合わせて雇われた感じの不慣れな女性店員1名の4人体制でお出迎え。
店はほぼ前店そのまま。
入り口近くに設けられた製麺室もそのままだが,こちらは煮込みメインの店,自家製麺ではないだろう。
カウンターに座りメニューを眺める。
牛もつ煮こみ定食がメインで,中華そばも置いてあるというメニュー構成。
店の雰囲気から言っても,定食でガッツリ食べるか,煮こみで飲むかの店なのだと思う。
基本の「中華そば」は何と今時500円。
飲み〆用に用意しされてる感じなのかな。
その中から,「季節限定セット」としてラインナップされていた標記メニューをオーダー。
これならラーメンも煮こみもどんなものかおおよそ見当が付く。
後会計式,850円也。
注文から間もなく提供されたのは,やや小ぶりな器に盛られた中華そばと,大きなインパクトある焼き豆腐が印象的な丼。
写真は中華そばを手前にしたので肉どうふ丼が小さく見えるが,実際はレギュラーサイズ,かなりの量だ。
(興味のある方は料理写真として掲載したのでそちらでご確認を)
麺が伸びてしまうので,まずは中華そばから。

麺は低加水の細ストレート。
意外にも今風な麺で来たね。
製麺所は茨城に多い菅野さん当たりかな。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
パツパツとした食感の清湯系にはよく合う麺だ。
塩のような醤油のような軽く茶色を帯びたスープは,旨味十分な淡麗系。
「濃厚な味噌煮こみに相性の良い,あっさりとした『鶏清湯中華そば』」と書かれているが,鶏ガツンと言う感じではなく,いろいろな旨味がバランスよく効いた感じだ。
チャーハンに付いてくる中華スープ+αのイメージ。
煮こみの方の美味しさをクローズアップさせるなら,これぐらいのクオリティーで十分だろうね。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,ナルト,棒状に切られたチャーシュー。
「※セットの中華そばは『メンマ・ナルト・ネギ』のトッピングのみでございます。」と書かれていたので,チャーシューは載ってないと覚悟していたのだが,オープン記念なのかな?
海苔はやや湿気た風味。
ねぎ多めは嬉しい。
チャーシューは味薄めの肩ロース煮豚。
これもまずまず。
麺量は130gほどに感じた。

麺がほぼなくなったところで肉どうふ丼に移る。
肉は牛スジの煮込みとのことで,メインメニューの「牛もつ煮こみ」とほぼ同じ味わいだと思われる。
煮崩れるまで軟らかく煮込まれた牛スジは,味噌で味付けされているピリ辛。
てっきり和風の味付けかと思いきや,デミグラスソースのような洋風仕上げ。
赤ワインとか使っていそうだ。
塩気はやや高めでご飯がススムようにできている。
ラヲタとしては,これを極太麺に合わせた「牛スジまぜそば」とかも食べてみたいね。
豆腐は一度焼いてタレを絡めた感じ。
これもまためちゃウマ。
採点は中華そば単品500円を想像してのものだが,この肉どうふ丼を採点するなら85点かな。
漬け物はザーサイ。
残ったラーメンスープを味噌汁代わりに完食すれば,かなりの満腹感&満足感。

とにかく,牛もつ煮こみ定食がメインメニューの店。
ラーメン店ではないので,中華そば単品で注文して満足感を得るのは難しいだろう。
牛もつ煮こみ+中華そば……計1000円もどうかな。
牛もつを肴に飲んだ後の飲み〆として注文するのがいいのだろう。
または,このような季節限定のセットなら食事でもアリ。
徐々にメニューを増やしていくようだが,麺メニューが増えるのかどうかは不明。
繰り返しになるが,太麺を使用した,牛もつ煮こみまぜそばなんかを出してくれると,ラヲタ的には嬉しい。
このような牛もつ煮こみ定食の需要がどれくらいあるのか想像しにくいが,肉好きのサラリーマンが昼食タイムに腹を満たすにはかなりいいだろう。
運転手付きなら牛もつ煮こみで一杯やってあっさりラーメンで〆る……そんな店として繁盛する可能性はある。
ちょっと曰く付きの場所だが,今度こそ頑張ってほしい。

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「一義らぁめん」@龍のひげ 一義の写真令和1杯め

4月25日に開店したこちらは,水戸の「龍のひげ」さんの3号店に当たる。
ネモフィラ見学でにぎわう「ひたち海浜公園」の近くなので,道路が混むことも考え,早めに家を出てきたが,思ったほどでなく開店30分前に到着。
広い駐車場のある新築らしい一軒家。
かなり金をかけているね。
余裕のP.Pだったが,徐々に人が集まり,食べ終えて店を出るころには20名ほどの外待ちができていた。
ほぼ時間通りに開店。
液晶画面のハイテク券売機に向かうと,麺メニューは「らぁめん」と「ざるつけ麺」の基本2種。
この日はなかったが,平日はランチセット,「奥久慈親子丼」なども今後用意されるようだ。
基本の「らぁめん」は700円,ミックスチャーシューが増された標記メニューでも850円と比較的リーズナブルだったので,こちらを選択し,プッシュした。
券売機横は製麺室かな?
カウンターの奥が厨房になっていて,総店主様が調理。
本店は作り手の顔が見えない造りなので,これは新鮮(笑)
高台には県内外の有名店主から贈られた生花がズラッと飾られていて,店主の交流の広さがうかがえる。
券を渡してから5分ほどで提供されたのは,色彩は地味な,ご当地系ビジュアルのチャーシューメン。

麺は自家製手打ち,多加水の平打ち中太微ウェーブ。
つるつるもちもちとした食感で,太さの割には軟らかめ。
薀蓄によると,「茨城県産小麦花象ゆめかおりをブレンドしたスープに絡む熟成多加水手もみ麺」とのこと。
この時点でもかなり美味しいのだが,研鑽によりさらにブラッシュアップする余地がある気がする。
スープは魚介がふっと香る淡麗系。
諸兄のレポでは,魚介がかなり前面に出ていると書かれていたが,それほどでもない。
「地元黒澤醤油を2種ブレンド」したタレを使っているそうだが,醤油の主張は控えめで,出汁感が前面に出るチューニングは私好み。
出汁は「羅臼昆布,野菜,背ガラ,つくば茜鶏,牛スジ,鰹節などを使用」し,香味油は,「国産の親鳥脂に数種類の節」で香りづけしたものを使っているとのこと。
もっと魚がガツンと主張してくるのかと思ったが,香りは優しくて上品,動物系の旨味がじわじわと来る感じだ。
ただ,水のせいなのか,カルキ臭さを初動で感じた。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
「三元豚美豚」を使用しているというチャーシューは,バラ3枚肩ロース1枚の計4枚。
小ぶりのバラは,喜多方っぽい感じで,比較的歯応えを残した仕上げ。
水面の3分の1を覆う大きな肩ロースは,崩れるように軟らか。
味わいもクラシカルでほっこりするね。
麺量は多加水なので170gくらいあるのかな。
完食完飲。

佐野などのご当地系を意識した,万人に愛されるようなほっこりとする一杯。
素材にはかなりこだわっているようだが,この手のラーメンに取組む経験がまだ浅いためか,そのポテンシャルを十分に引き出すには至ってない気も。
この店の実力はこんなものではないと思うので,今後はさらにブラッシュアップされていくものと思われる。
また,間を置いて訪問したい。

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「特製つけ麺」@らぁ麺屋まるわの写真茨城の新店攻略

東京とその周辺の課題店クリアシリーズはまだ続くが,初レポ狙いで茨城の新店レポを挟む。

令和の食べ染めをひたちなかの新店で済ませた後,さらに30㎞ほど北上し,この日開店の新店へ。
6号国道のそばの小高い丘の上。
気を付けて見れば国道からも見えるので,通る方はこの日開店なのをチェックしていたのだろう,店に到着するとたくさんの人が入り口付近に群らがっている。
ウェイティングボードに名前を書くシステム。
待ちは約10組,25~30くらいかな。
名前を書いて待っていると,15分ほどで女将さんらしき方が,営業中の看板をひっくり返し,準備中に。
どうやら,この時並んでいる客で麺切れ終了らしい。
時間はまだ12:30。
次々とやってくる客に断わるのが大変そうだった。
アナウンスはなかったが,どうやら先に券を買うシステムなのか,先客が券を買っていたので,自分も券を買うため店内に入る。
券売機を眺めると,メニューは,「醤油らぁ麺」,「つけ麺」,「煮干しらぁ麺」の基本3種で,「煮干しらぁ麺」はまだ準備中のようだった。
デフォがどれも600円と安いので,850円の「特製醤油らぁ麺」のボタンをプッシュし,再び外で待つ。
すると,しばらくしてまた女将さんが出てきて,らぁ麺は終了してしまったのでつけ麺にしてほしいとのこと。
私はかまわなかったが,つけ麺なんて食べたことがなさそうなおじいちゃんやおばあちゃんは困っていた。
それからが長い。
到着から1時間半ほど待った頃ようやく声がかかり入店となる。

店は新築の平屋。
清潔そうな白木のカウンターにテーブル,けっこう金をかけてるね。
私とそれほど変わらなそうな,それなりのお年の店主と女将さんらしき女性,2人での営業。
店主は慌てた感じがしないが,手順がよく頭に入ってなく,無駄な動きが多い。
メニューを提供するスピードに合わせるためか,席が空いても外の客をしばらく入れないのも気になる。
これでは時間がかかるわけだわ。
席に通されてから15分,ようやく提供されたのは,3種のチャーシューに半玉まで載った,特製らしいビジュアルの一杯。

麺は自家製だという中太微ウェーブ。
全粒粉を使用しているのだろう,茶色っぽい。
麺を少量すすってみる。
つるっとした麺肌でしなやかなのだが,やや腰は弱め。
国産小麦を使っていると幟に書いてあったが,噛み締めると小麦の旨味で口の中が満たされる。
これは美味い。
ただ,私はこのくらいで不満はないが,多くの方は軟らか過ぎると感じるかもしれない。
もう少し茹で時間を短くした方が,万人の好みに合うと思う。
物がいいだけにもったいない。
次に,表面に油の層があるつけ汁に浸けてすすってみる。
表面の油はラードかな?
油の香りから動物系は豚なんじゃないかと思ったが,薀蓄には「つくば茜鶏のガラを12時間煮込み旨味を抽出」したと書かれている。
使っている醤油は,「常陸太田市の老舗,立川醤油店の『本醸造マンゴク醤油』」を使用をしているとのこと。
調理を見ていたら,カエシにスープを注ぐのではなく,鍋で温めたスープをそのまま器に注いでいたので,スープに直接醤油を入れているのだろう。
火入れすることで,生醤油っぽい酸味は飛んでいるが,醤油の香りは残っている。
この醤油,かなり美味しい。
具は,つけ汁中には青ねぎのみ。
後は全て麺上で,海苔,メンマ,半味玉,3種のチャーシュー。
チャーシューは,鶏ムネと豚肩ロースの低温調理と炙られた豚バラロール。
低温もよくできているが,バーナーで炙られたバラロールが秀逸。
麺量は200gオーバーといったところかな。
美味しくてするっと入った。
アナウンスはなかったが,レンゲが付いてきたのでスープ割をお願いすると,きちんと対応してくれた。
まだしょっぱかったが,完飲。

メニュー自体は実にいい。
つけ汁も美味しいし,麺に至っては,ちょっとこの近辺では見られないほどの上物。
茹で具合がもう少しだけ短く,腰がしっかりしてれば,85点付けてもおかしくない。
ただ,とにかく手際は悪すぎ。
今後慣れるにしたがって改善していくとは思うが,オープンするに当たってシミュレーションが足りなかった感じは否めないかな。
「麺,スープなくなり次第終了」とただし書きがあるとは言え,チラシに「営業時間11:00〜15:00」と書いてあるのに12:30の時点で終了するのもちょっとね。
一体何食用意したのだろう。
予想60食。
すぐ改善できるところはたくさんあるのだが,素人がここでアドバイスするのもおこがましいので自粛する。
麺切れ終了を知った客のほとんどは,怒りもせず,「残念,また明日来るか……」と言いながら帰って行った。
日立の方々,なんていい人たちだろう。
再び来たあの客たちを落胆させないように,もう一度いろいろと見直さなければならないと思う。


蛇足;
偶然にも令和1杯目をいただいた店が修業先だった。

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「麻婆麺(薄辛)+生ビール」@SHIBIRE NOODLES 蝋燭屋 表参道ヒルズ店の写真東京とその周辺の課題店クリア14

この日の4杯めなのだが,レポがまだ上がってないので先に上げる。

GW1日め。
1軒めからビールをいただき,かなり気分はイケイケになっている。
辛いのとか痺れるのとか得意じゃないのだが,(そうだ蝋燭屋さんって行ってなかったっけ。)と思い立ち,銀座へ。
ところが,この日は臨時休業との貼り紙が……。
そう言えばこの日は表参道ヒルズ店の開店日。
そっちにスタッフを結集してるのかもしれない。
どうせならと思い,すぐ表参道に行ってみることにした。

原宿駅は人・人・人,表参道付近もメチャクチャ混んでいる。
おいおい日本人よ,GWは地方に金を撒きに行きなさい(そう言うオレもか(笑))
表参道ヒルズの3階に目指す店はあった。
中途半端な時間なのもあり,すんなりと入店。
いや,流石に女子率高いね。
80%以上が女子。
後開会式。
メニューは本店とはちょっと違っていて,パクチー麻婆麺やら焼きチーズ麻婆麺やらが置いてある。
基本の表記メニューを注文。
辛さは3段階あるが,1辛1シビの薄辛でお願いする。
生ビールもきっと合うだろうと注文した。
1000円+500円,計1500円と,ちょっとお高めだが,場所が場所だけに仕方ないかな。
間もなくお姉さんが持ってきてくれたのは,スーパードライのグラス。
美味しいけど,これで500円か……。
追って提供されたのは,黒々とした麻婆がたっぷり載った,大きめの器に盛られた一杯。

麺は多加水気味の中太微ウェーブ。
つるもちっとした食感と強めの腰が面白い。
こんな麺を使うんだね。
ベースのスープは薄い醤油色。
スープ自体もけっこう出汁感が強くて美味しいが,すぐに麻婆餡と一体になり,ドロドロスープになっていく。
挽肉たっぷりの麻婆餡の調味は流石に上質。
1辛なので辛さはほどほどだが,かなり香り高く痺れる。
ピリピリした舌を生でクールダウンさせるのは,癖になりそうなほどイイね。
麻婆麺を出すMENSHO系の店にも行ったが,こちらの方がシンプルながらも麻婆自体の味わいはこちらの方が上かな。
餡の中の豆腐は絹濾しで,適度に崩れて麺に絡む。
少量入っているニラの香りがいいね。
麻婆が多いので感覚が狂うが,麺量は150gオーバーといったところか。
ドロドロ麻婆スープをすべてすくって完食。
口の中がピリピリするので,もっと安ければ生をもう1杯飲みたかった。

麻婆餡は絶品。
それに合わせるもちもち中太麺も好印象。
痺れは薄辛でもけっこう強いので,私はこれで十分だが,強い痺れを求める方にはうってつけの店だろう。
私は苦手なのでありえないが,パクチーもこの店舗の一つのウリ。
「パクチー麻婆麺」がレギュラーであるし,パクチー増しもできる。
まあ,需要はあるのだろう。
女子率高いので,表参道レディーウォッチングをしたい方にもいいお店かな(笑)


蛇足;
順番を変えてしまったが,次はGW1杯めから順にレポしていく。

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