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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.817点
最終レビュー日 2019年6月16日
1,955 1,441 0 31,503
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「特製塩+ビール(東京IPA)」@楢製麵の写真東京とその周辺の課題店クリア 37

話題の新店。
モコさんのレポや大崎御大の今日の一杯で興味をもったこちらに,すぐに行ってみた。
直前のとしさんレポと被るような論調で申し訳ないが,まあ私なりにレポしてみる。

代々木駅から5分ほど歩いた場所。
大きな看板はなく,濃い緑に金が吹かれたような渋い壁の色なので,小さく店名が書かれた表札のようなものに気付くのにちょっと時間がかかった。
御大の文章に,「かなり待つので開店前に行った方がいい」的なことが書かれていたので早めに行ったのだが,結局シャッターズは3名のみ。
オシャレな感じのお姉さんが簾を開け,ほぼ時間通りに開店。
店内はコの字型のカウンターのみ。
ちょっと薄暗く,照明,BGM含めてこれまたオシャレ。
店主さんらしき方を含めた男性2名,先ほどのお姉さんを入れて,3名での営業。
お揃いのポロシャツを着ていた。
後開会式。
メニューは,塩,醤油,鶏白湯の3種で,基本は筍のみチャーシューなしの素ラーメンタイプ。
特製はトッピングは豪華だが+650円という究極の選択。
やっぱり拘りの肉は食べてみたいので,特製を選択することになる。
塩特製は1350円也。
こんなオシャレな雰囲気だとビールもいただきたくなるのが人情。
生はキリンブラウマイスター700円,その他,600円の地ビール小瓶。
激しく迷ったが,オシャレな瓶の「東京何ちゃら」をいただくことにした。
3種あったが,青緑のラベルがカッコいい,「IPA」とか言う謎めいたやつを。
計1950円也。
まずはビールとグラスが登場。
二重ガラスのグラス……初めて見た。
注いでグイッとやる。
柑橘系のような華やかなポップの香りと苦味,コク。
確かに上質な拘りビールという感じだが,量産ビールを飲み慣れた口には,良さがイマイチ響かない感じもある。
エビスの小瓶200円の店もあったしな……。
半分ほど飲んだところで提供されたのは,中央に置かれた筍が印象的な,流石に豪華に肉が盛られた一杯。

まずは物議を醸している麺。
「打ち立て・切り立て・無添加・化学調味料不使用・無塩無かんすい麺」だそうな。
「うどんの進化系」と自ら謳っているが,確かにうどんとはちょっと違う。
打ち立ての影響なのか,熟成された麺という感じではなく,気泡を含んだようなザラボソ感。
かといってボツボツと切れるわけではなく腰は強い。
うどんとも言うよりもラーメンの麺っぽく感じるのは,インスタントのフライ麺に通ずる感じがあるからかな。
誤解を恐れずに書くと,NISSINのC.N.の麺を丸くして固茹でした感じ。
まあ面白いことは面白い。
スープも当然無化調。
優しげに伝わってくる旨味は鶏ベース,多めの昆布が支えていると思われる塩清湯。
ガツンと言う感じがなく実に上品だね。
薀蓄によると,「山形県産,信玄鶏と鳥取県産,大山鶏2種のもも肉,手羽先,ガラ」を使用し,「北海道産羅臼昆布」を使った出汁を合わせているようだ。
具は,ねぎ,豆苗,タケノコ,味玉,3種のチャーシュー。
タケノコは「鹿児島産無添加真竹」とのこと。
先の部分だけなので,仕入れ価格も張るだろうね。
高級和食のような上品な味付けで,間違いなく美味しいには美味しい。
味玉はかなり薄味。
「レモン色の黄身が無添加の証,栃木県産手飼い鶏の有精卵」を使用したということだが,黄身が確かにレモン色。
濃いオレンジ色の黄身の卵が上質なのかと思っていた。
うーん,よく分からない。
チャーシューは,鶏ムネ低温調理,豚肩ロースのロースト,豚バラの3種。
書くのが疲れたので,それぞれの肉にまつわる薀蓄は割愛するが,どれもやや薄味で,肉自体の良さを楽しむようなチューニング。
味玉分を考えると,肉だけで500円分くらいだと思うが,薀蓄をよく読めば納得する方も多いかもしれない。
麺量は150gほどだと思う。

まあ,「意識高い」の一言で片づけるのもどうかと思うが,自然にそんな思いが浮かぶ。
こだわりの詰まりに詰まった一杯であることは確か。
ただ,どんな素晴らしい芸術も,それを受け入れる対象がいないと価値がない。
これは果たして広く受け入れられるのか?
ビールの感想で表現したことを,ご本尊にも,いや,店自体にも感じた。
俗な私にはイマイチ響かなかったし,麺は多くの方はダメだと思うが,新しいものにチャレンジしようとする思いを評価し,標記の採点としておく。

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84

「塩あっさり」@熱い三流の写真いつの間にか開店していた土浦の新店

5月末に運営さんが登録した店。
いつ開店したかも分からずにいたが,初レポ命のP氏が訪問し,なかなかの採点。
追加されたメニュー情報は,濃厚魚介鶏白湯,豚骨,醤油に塩に味噌,つけ麺,二郎系と何でもござれ。
鶏白湯,豚骨,清湯少なくとも3種類のスープ……業務用を仕入れてる?
(Pさん,ホントかよ……)と,眉唾で行ってみることにした。

店は,チャレンジメニューにちょっと惹かれたが,未訪に終わった「遊 食 酒 空間 カズサ (kazusa)」さんの跡。
その前は「元気家」さんという食堂で,豚骨ラーメンをいただいたことがあった。
店裏の駐車場に車を止めて入店。
外観も内装もリニューアルされているが,店に沁みついているいるような臭いがふっとする。
券売機を眺めると,筆頭は「三流ラーメン」と名付けられた濃厚魚介鶏白湯。
豚骨もあるが,(真価を問うなら淡麗系メニューを)と思い,標記メニューのボタンをプッシュ。
塩にはこってりとあっさりがあるが,どちらも650円と,今時かなりリーズナブルな価格設定。
それなりのお歳の,真面目そうな男性店主のワンオペ。
カウンターもあったが,テーブル先に案内された。
券を渡してからちょっとしてご店主が戻ってきて,「紫蘇は大丈夫ですか?」とお聞きになる。
(ふーん,紫蘇が入るのか。変わってるな。)と思いながらも,好き嫌いはないので「大丈夫です。」と答える。
10分ほどで提供されたのは,厚みのある白い器に盛られた,見た目は非常に美味しそうな一杯。
あれ?紫蘇は?載ってないような……。

麺は低加水の細ストレート。
麺肌は滑らかで,ちょっと粉っぽさを感じるパツパツした食感は,清湯系によく合う。
菅野製麺?それともつくば製麺?
何でもある食堂で使われそうなクラシカルな麺も想像していたが,本格的なラーメン専門の麺だ。
麺をすすった途端,アゴ?と思うような魚介がふっと香る。
改めてスープを飲んでみると,上品な魚介の香り,そして,紫蘇が香ってくる。
追って,かなりのインパクトの鶏の旨味。
鶏メインの清湯スープを魚介がサポートするのはよくあるのだが,紫蘇が香るとは。
想像では塩ダレか,又は香味油に紫蘇を使っているのだろう。
これは面白い。
その独特の風味を味わいたくて,何度かレンゲを往復させると,次第に香りに鼻が慣れ,鶏の旨味が前面に出てくる。
想像をはるかに超えた美味しいスープだ。
具は,海苔,メンマ,水菜,チャーシュー。
上質な海苔は器の縁に立てかけられ,パリッとしている。
多めに盛られたメンマも美味しい。
水菜はビジュアルにも貢献。
チャーシューは熟成された醤油ダレに浸かったバラ煮豚。
これも意外なほどやわらかで美味しい。
塩には醤油感を抑えた専用のチャーシューを合わせるべきだとは思うが,まあそこは仕方ないかな。
麺量は150gほどだと思う。

魚介と紫蘇が香る,鶏の旨味がガツンと効いた塩清湯。
イチオシは濃厚魚介鶏白湯だと書かれていたが,清湯系もかなりのレベル。
これはマジで鶏白湯も豚骨も清湯も炊いているのかもしれない。
店名の「三流」は謙遜だとして,それが本当ならまさに「熱い」。
帰り際,ご店主に美味しかった旨を伝え,開店日だけは聞き出した。
あまり宣伝はせず,ひっそりと開店したとのこと。
謙遜なのか自信なのか……。
ラーメン好きの脱サラなのか,どこかで修業したのかは分からないが,突如現れた良店。
また訪問し,他メニューを試しながら,その辺も少しずつ聞き出してみたい。

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「【限定】塩生姜つけ麺」@塩生姜らー麺専門店MANNISHの写真東京とその周辺の課題店クリア 36

カレーラーのフルセット→芳醇塩といただいた後は神田へ移動。
狙うは大好きな系列のこのお店。
移転したというので再訪したいとずっと思っていた。
しかし,それにしてもこの日の1杯めは効いた。
2軒めで塩ラーとビールを腹に追加したはずだが,鼻腔はまだまだカレーの香りで満たされている感じ。
これで3軒めいけるのか?と不安もよぎるが,とにかく行ってみよう。

店は今度は地上の明るい場所。
看板がないので一度通り過ぎたが,よく見ると,店主の顔がぼこぼこの生姜になったあのシュールなポスターがガラスに貼ってある。
入店すると,生姜のぼこぼこではない細面の店主さんと,ツイッターでメチャ顔出ししている看板女性店員さんがお出迎え。
券売機を眺めると,基本1種,「塩生姜ラーメン」だが,「スタンプ5個以上の人だけ」と書かれた限定ボタンと,誰でも注文できる限定の標記メニューのボタンもある。
迷わずそちらをプッシュ。
950円と,なかなかのお値段。
もぐら。さんに券を渡し,待つこと5~6分。
提供されたのは,深めの器に盛られた麺と,澄んだスープに青菜が浮いたつけ汁。
価格の割には具はシンプルだ。

麺は,やや加水を抑えた中細ストレート。
表面はなめらかだが,芯に歯応えが残る小麦感の強い味わい。
このタイプの麺が好きな方も多いだろうし,私も嫌いじゃないが,つけ麺ならもう少し多加水気味のもち感があるタイプの方がより好きかな。
次に,つけ汁に浸けてすすってみる。
鶏!生姜!
塩だから甘くしちゃうのは流石にないかとは思っていたが,酸味も付けないのがいいね。
デフォの「塩生姜ラーメン」の良さをスポイルせずに,つけ麺として昇華させた感じ。
ただ,ラーメンの場合は,底に沈んだ生姜が湧き立ち,初動で感じた生姜感が自然に持続するのに対し,つけ麺の方は麺の浸け方次第かな。
それでも底に生姜が沈んでいるので,しっかりと持続するのは変わらない。
生姜に負けないくらい,ガンガン感じる鶏もいい。
やっぱりこちらの塩生姜,好きだわ。
具は,麺側におろし生姜,紫のカイワレ,つけ汁中に,小松菜,鶏モモ。
つけ汁にたっぷり入っている上に,麺にも薬味のおろし生姜が載っているのは,実に徹底していてすごい。
つけ汁中の小松菜は,江戸菜というやつかな?
茎がしゃっきりしていて,微かな辛味がある。
つけ汁に沈んだ鶏モモは崩れるようにやわらか。
鶏といえば,鶏ムネ肉のレアチャーシューが定番になってきているが,カロリー気にせず食べるなら,やっぱりモモが美味しいよね。
麺量は250gくらいあるのかな。
限界が近付いているので,300くらいに感じた。
麺は何とか食べ終えたが,さて,つけ汁はどうするか……。
迷った末,看板娘さんに割りスープをお願いする。
濃いめか薄めか聞かれたが,普通ってのはないのだろうか。
とりあえず濃いめと言っておいた。
鶏肉が少量プラスされてカムバック。
「濃過ぎたら言ってください」と言う言葉が添えられていたが,飲んでみるとかなりしょっぱい。
ただ,割りスープをさらに注がれても,増えたのを飲みきる自信がなかったのでそのまま何とか完飲。
マジで限界。

好きな店に再訪でき,看板娘さんに会えたのも良かった。
つけ麺も,デフォの塩生姜ラーメンの良さそのままだったが,贅沢を言わせてもらえば,麺はもう少しもちっとしたタイプの方がつけ麺としては好きかな。
場所柄仕方ないと思うが,価格ももう少し低めなら……と思わなくもない。
よって標記の採点。
でもやっぱりこの系列の味わい,好きだ。


蛇足;
4杯めのジローやったよりも腹パン。
そう言えば,ジローの場合,スープはあまり飲まないけど,この日の3杯は全て完飲だったからね。
その辺の道端でリバースしなくてよかった。
カレー風味のリバース……。
カレーはやはり偉大?それとも加齢?(笑)

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「芳醇塩ラーメン+アサヒスーパードライ小瓶」@らーめん専門 Chu-Ru-Riの写真東京とその周辺の課題店クリア 35

西高島平でカレーラーを堪能した後は,新板橋まで戻り,板橋からJRに乗り換えて十条に移動。
狙うは,1月に開店して以来,ずっと気になっていたこちら。
十条駅から少し歩いて到着。
暖簾をくぐると,店内は庶民的な感じで居心地が良さそう。
男性ご店主1人での営業である。
券売機を眺めると,メニューは,塩,醤油,味噌の順で並んでいて,まぜそばやつけ麺もある。
塩派としては迷うことなく標記メニューをプッシュ。
小瓶があったのでビールもプッシュした。
800円+350円,計1150円也。

券を渡しながらカウンター席に座ると,食前の一口アイスコーヒーがサービスで出される。
ビールを飲む客に出して効くものかどうかは分からないが,脂肪燃焼を促進するとか,糖尿病等成人病の予防とか,アンチエイジング美肌作用があるとか薀蓄には書かれている。
その蘊蓄とともに,「卓上の自家製おつけものはご自由にお召し上がりください。」と書かれていたので,卓上の壺を覗いて見ると,短冊切りした大根の浅漬けが。
間もなく提供された,アサヒスーパードライの小瓶を小ぶりの錫製のカップに注ぎ,これをつまみにグイッとやる。
錫製のカップはオシャレだし,ビールの冷たさが指や唇に伝わって,独特の感覚。
大根の浅漬けは柑橘香る甘酢漬けらしいが,酸味も甘みもきつくなく,大根の自然な辛さが舌を刺激する私好みのチューニング。
おつまみにはぴったりだ。
追って提供されたのは,軽く濁ったスープとピンクのレアチャーシュー,青味が印象的な,塩らしいビジュアルの一杯。

麺は全粒粉の粒が見える低加水細ストレート。
先レポによると,三河屋製麺製かな。
パツパツした食感が清湯系にはよく合う定番だ。
スープは清湯系ながらまったりとしたコクがある。
牛豚出汁にエシャロットオイル,魚がサポートと言う感じだが,まさに芳醇塩スープという感じだね。
牛骨のコクが貝のようにも感じられ,独特な感じが好印象。
美味いね。
具は,ほうれん草,メンマ,三つ葉,ナルト,白髪ねぎ,チャーシュー。
麺と一緒にねぎが口に入ると,ネギとはちょっと違った香りが。
エシャロットオイルだけでなくネギに混じってエシャロット自体も入っていたらしい。
もう少し丁寧に盛り付ければなおいいと思うが,三つ葉とほうれん草の緑はビジュアルでも貢献。
レアチャーシューは薄くスライスされている。
大きめなのだが,イマイチ頼りないかな。
麺量は150g前後だと思う。

清湯系ながらもコクのある旨塩タイプ。
エシャロットの香りが個性を際立たせている感じ。
澄んだキレのある塩もいいが,こんな芳醇タイプもまたいい。
やっぱり塩は好きだなあ。
常連さんが付きそうなアットホームな雰囲気の店。
まぜそばも個性的なようだし,限定も出しているようなので,機会があったら再訪したい。

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「【数量限定】金目鯛つけ麺(キンメごはん付)」@寿製麺 よしかわ 西台駅前店の写真東京とその周辺の課題店クリア 32

本蓮沼で淡麗な一杯をいただいた後は西台へ移動。
狙うは,「中華そば よしかわ」さんの4店舗めであるこちら。
昨年11月に開店してからずっと来られなかったが,ようやくの訪問である。

他店舗と同じく,敷居の高くない庶民的な店の造り。
西台駅から歩いてすぐの立地だが,平日だったのもあり,外待ちはなく先客4〜5名とすんなりと入店できた。
券売機を眺めると,最上段は「煮干しそば」の白醤油と黒醤油,2段目に,創作系のつけそばと油そば,いわしそばが並ぶ。
その中から,10食限定だという標記メニューのボタンがまだ生きていたので,迷わずプッシュ。
価格はご飯付きで1000円ジャストである。
券を渡してから7~8分で提供されたのは,実に色鮮やかで贅沢な,つけそば&ご飯。
麺側にかなり多めの出汁が張ってあるんだね。

麺はやや多加水気味,滑らかな麺肌の中細ストレート。
よく冷えていて適度な弾力,そして小麦の旨味。
素晴らしい麺だ。
初動で上品に出汁の魚介が香る。
張られた出汁は,昆布&魚介……魚介は節?それとも既に金目鯛?
この時点でかなりハイレベルな冷やし清湯ではないか。
もちっとした極上麺の味わいを,この出汁がよく生かしている。
もう少し塩気をプラスすれば,これだけでするすると最後までいけそう。
ここまでですでにやられてしまっている。
次に,軽い粘度のある熱いつけ汁に麺を浸けてすすってみる。
おっと,来たっ!すごい。
あっという間に金目鯛の濃厚な圧倒的旨味に口の中が満たされる。
何て美味いんだろう。
つけ汁は鶏+金目鯛なのだと思うが,金目鯛の風味をよく感じさせつつも,ネガな生臭さはなく,魚好きなら必ず痺れるような味わいに昇華させている。
節も煮干しも最近はそれほど感動がなくなり,私はやっぱり動物系が強いのが好きだなぁ……とか最近は思っていたのだが,その思いを完全否定するようなつけ汁。
肉も魚もない,美味いものは美味い。
具は全て麺上で,まず大葉が敷かれ,その上に金目鯛の刺身。
傍らには酢蓮が置かれ,その上に甘酢浸けの茗荷,アスパラ。
周囲には,三つ葉,ラディッシュと,絵画のような美しさ。
新鮮なのだろう,金目鯛は全く生臭くなくとろっとした舌触りの極上の味わい。
このままでも美味しいのだが,金目鯛のつけ汁にディップして食べると,金目×金目で,半端なくブーストアップ。
ああ,金目の刺身ってこんなに美味しいんだ。
大葉や三つ葉の和の香りもこのメニューにぴったり。
甘酢で味付けされた蓮や茗荷は,私にはちょっと酸っぱすぎ。
もう少し酸味を控えてくれたら,さらに1~2点高かったかも。
ただ,和の雰囲気に浸っていれば,ほとんどの方は,これもぴったりのアイテムだと感じるだろう。
さて,キンメご飯だ。
ワサビが少量載っているので,卓上の醤油を少し欠けていただく。
ううう~ん,これまた美味い。
普段白米をあまり食べない私だが,やっぱりご飯って美味しいね。
もちろんいい米を使っているのだろうが,この金目丼,最高。
スープをかけるのももったいない気がして,ほとんどそれだけでイってしまった。
少しだけ残したご飯に,出汁で割った金目スープをかけ,完食。
麺量は200gほどかな。
つけ汁ももちろん完飲。

当時話題になり始めた「中華そば よしかわ」に行って最初にいただいたのは,「煮干そば」と「いわしそば」。
私の地元に究極の煮干しの店があることもあり,話題だけどそんなにすごいか?と,失礼なことに最初は思った。
その時の採点は83点。
次に行った川越店でいただいたのは「特濃イカ煮干そば」。
この採点が87点。
坂戸店でいただいたのが「牡蠣そば」。
これにはメチャ痺れて92点。
そして今回だ。
普通店舗が増えると,大なり小なり劣化を感じるものだ。
それが,新しい店舗に行き,新しいメニューをいただくたびに感動レベルが上がっていく。
そんなの,別の系列では絶対ありえないよね。
グループ全体でのレベルアップが着実に行われている証拠だと思う。
う~~ん,よしかわさんってやっぱりすごいなあ。
久しぶりに上尾にも行ってみようかとマジで思った。

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「豊魚鶏だし塩ラーメン(中盛)」@麺処 さとうの写真東京とその周辺の課題店クリア 31

シリーズ再開だが,このテーマはキリがない……。
今回は三田線沿線へ。
まずは本蓮沼駅で下車。
狙うはずっと気になていたこちら。
店外の券売機を眺めると,メニューは淡麗系の醤油に塩,濃厚豚魚のラーメンとつけ麺の基本4種。
その中から標記メニューを選択しプッシュ。
醤油より30円高い770円である。
使い込んだ感じの店に入ると,比較的お若いご店主がお出迎え。
開店時間を少し過ぎていたが,私がこの日最初の客だったようだ。
券を渡すと,中盛まで同額だと言うのでお願いした。
そのうち,一人,また一人と後客も姿を見せる。
10分ほどで提供されたのは,丸みのある器に盛られた,実に整ったビジュアルの一杯。

麺は,自家製だという中加水の細ストレート。
適度にしなやかで小麦の味わいもなかなか。
突出した感じはしないが,淡麗系によく合う美味しい麺だ。
麺をすすった途端,まず感じるのは魚介,追ってじわじわと,鶏メインと思われる動物系の旨味。
ほん田さん出身の店の淡麗系塩は,もっと鶏が前面に出たものが多い印象だが,ここは魚介が先行するのが特徴かな。
魚介は王道の節に煮干がバランスよく配合されている感じ。
こんな味わいは万人に愛されるだろうね。
具は,小松菜,ねぎ,メンマ,チャーシュー,そこに一味が少量振られ,糸唐辛子が載せられている。
小松菜は茎中心のシャッキリ仕上げ。
ねぎは青を主体にチャーシューの上に盛られ,ビジュアルにも貢献。
チャーシューは低温調理の肩ロース。
ボリュームには欠けるが,このくらいが上品でいいかな。
少量の辛味が全体をビシッと引き締めている。
麺量200gは食べ応え十分。
成人男性なら中盛かな。

魚介が前面に出た,バランスの取れた味わいの美しい淡麗系塩。
こんな味わいの方が好きな方も多いと思うし,長く愛されるのだろう。
長年の課題店だったので,とにかく来られて良かった。

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「鶏そば(塩)」@麺屋 れんしんの写真3月開店,熊谷の課題店

伊勢崎の課題店でいただいた後は,熊谷まで移動。
暑いことで有名な熊谷だが,この日はまだそれほどでもなかった。
コイパに車を止め,店に向かうと,大通り沿いに黒い外壁の店を発見。
真新しく清潔な店内は,ほぼ満席だったが,幸いなことにすぐ出ていく客があった。
券売機を眺めると,筆頭メニューは鶏白湯,次いで,鶏白湯つけ麺,あっさり系の鶏醤油,鶏塩と続く。
濃厚推しのようだが,この後も考えているので標記メニューのボタンをプッシュ。
750円である。
券を渡してから,10分弱で提供されたのは,薄切りのピンクチャーシューと,パリパリの海苔が印象的な淡麗系。

麺は中加水の細ストレート。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
しなやかな腰のある美味しい麺だ。
厨房の麺箱によるとカネジン製らしいが,カネジンさんの麺も美味しいよね。
麺をすすったとたんに鶏の香りがガツンと来て,追って鶏メイン,魚介や和出汁がサポートしていると思われる旨味がじわじわ湧いてくる。
やや多めの鶏油が印象を強める美味しい鶏塩だね。
これはレベルが高い。
具は,海苔,ねぎ,穂先メンマ,三つ葉,2種のチャーシュー。
白いねぎに映える三つ葉の緑とチャーシューのピンクが美しい。
海苔は湿気らないように最後にふわりと載せるこだわりがいい。
穂先メンマも臭みがなくていい感じ。
鶏ムネと豚肩ロースの低温調理チャーシューの火加減もジャスト。
この価格でこれだけ載るのは嬉しいね。
麺量は150gほどだと思う。

ビジュアルにもこだわった,鶏の主張が強いバランスの取れた淡麗系塩。
まだまだ新店だが,話題になっているのも納得。
カウンターのみ8席と,席数もそれほど多くないので,今後行列店になることも予想される。
機会があったら,推しの鶏白湯狙いで再訪したい。

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「中華そば」@自家製麺中華そば 番家の写真東京とその周辺の課題店クリア 28

課題店と言うよりは,このシリーズ始めてから開店した新店。
時々訪れる越谷チャンスで来てみた。
大和ラーメン学校卒で,福島が故郷の店主さんの店とのこと。
喜多方に習って朝ラーが楽しめるようだ。
店は「へーちゃんラーメン」さんの居抜きだが,綺麗にリフォームされている。
店外の券売機を眺めると,「中華そば」とチャーシュー増しと思われる「肉そば」の基本2種と,すっきりしたメニュー構成。
連食予定なので,基本メニューをプッシュ。
780円である。
二郎のようにプラ券がカランと出てくるのが面白いが,これは「へーちゃんラーメン」さんの流れかな?
休日朝9:00過ぎと言う中途半端な時間なのもあり,前客はなし。
お若い男性ご店主がお出迎え。
券を渡してから5分ほどで提供されたのは,麩が載るのが特徴,基本メニューとしては多めに載ったチャーシューが嬉しい澄んだスープの一杯。

麺は,の多加水平打ち中太縮れ。
ピロピロとした食感は佐野ラーメンにも通ずるが,縮れが強いところがまさに喜多方。
最近低加水のパツパツよりも,こんな多加水麺の方が好きだなあ。
スープは動物メインの澄んだ塩。
魚介感がなく,「中華そば」というメニュー名で塩なのは,喜多方トップ「坂内食堂 喜多方本店」さんを彷彿とさせる。
多加水手もみのピロピロ麺+動物メインの澄んだ塩……大好物だ。
朝ラーに合うように,油は少なめですっきりしてるのも,よく分かっているなあと言う感じ。
駅近なので,朝飯抜きのサラリーマンが,サクッと食べてから出勤するのもアリかな。
具は,メンマ,麩,青ねぎ,チャーシュー。
麩は何で載せたんだろうね。
ナルト代わり?好きなのかな?
スープを吸ってやわらかくなったのをいただくのは嫌いじゃない。
白ねぎは使わず青ねぎのみを使うのも特徴。
チャーシューはこれまた喜多方らしい小ぶりなバラ煮豚。
適度にやわらかで厚みがあるのが4枚載るのは嬉しい。
「肉そば」だとずらっと並ぶのだろうか。
麺量は170gほどだと思う。
スルッと完食完飲。

こんな店が近くにあって,毎日朝ラーできたらいいだろうね。
ただ,毎朝なら,チャーシュー2枚で650円なんてのがあると,なお嬉しいかも。
帰り際,ご店主とちょっとお話しさせていただいたが,故郷福島を思いながらもこの地で一花咲かせようとやる気満々。
末永く頑張ってほしい。

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「鶏だし塩らぁ麺」@常陸 景虎の写真水戸駅ビルラーメン街道の新店

水戸出張時のランチ。
諸兄の採点はイマイチ伸びてないが,とにかく来てみた。
「麺処ほん田」さんプロデュースの「景虎」ブランドで,RDB登録されているのは4店。
他は,「麺処景虎~店」と言うネーミングなのだが,こちらだけは店名に「常陸」と,茨城の旧国名が冠されている。
本田さんの故郷,茨城への気合の出店だけに,入れ込み方が違うんじゃないかと期待して来た方が,開店して間もない頃のバタバタに失望した結果の評価だと想像。

店は,「なんつッ亭 水戸店」の後地。
レイアウトはほぼそのままの模様。
開店時の混雑は落ち着いたようで,平日なのもあり店外待ちは2名と緩やか。
券売機を眺めると,筆頭は「塩」,嬉しいね。
もちろんそれをプッシュ。
他店舗と同じく780円である。
間もなくカウンターに通される。
厨房は若い男性2人,フロアは女性2人の4人体制。
確かに忙しそうではあるが,オペレーションも安定してきたようで不安感はない。
券を渡してから8分ほどで提供されたのは,大きめなピンクチャーシューが印象的な美しい一杯。

麺は加水控えめの細ストレート。
茹で具合もやや硬めでジャスト。
小麦の味わい豊かな淡麗系によく合う美味しい麺だ。
スープは,鶏メイン,魚介もふっと香る重層的な味わい。
鶏出汁ベースに和出汁やら貝やら魚介やらで,複雑な旨味を作り出すところは流石。
こちらも名店のDNAをしっかりと受け継いでる感じがする。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,水菜,チャーシュー。
新越谷ヴァリテ店で同一名メニューをいただいているが,具は少し変えてきている。
ねぎはスクエアにカットされているが,スープへの干渉が少なく,噛んで初めてねぎの香る仕様で,ビジュアル的にもオシャレ。
水菜の緑も,ピンクチャーシューに映える。
チャーシューは厚みはあまりないが,見た目通りの美味しさ。
あまり熱が加わらないうちに美味しくいただく。
麺量は140gほどかな。

開店当時はかなりバタバタしていたようで,それが味にも影響したのか諸兄の評価はイマイチだったが,並びも落ち着き,オペレーションも安定した今,塩好きなら間違いなく美味しいと感じるハイレベルな一杯になっていると思う。
と言うことで,新越谷ヴァリテ店と同一採点。
通し営業なのもあり,水戸で迷った折にはまた便利に利用しそうだ。

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「しお+まぜボナーラ」@RAMEN Wingの写真古河の新店

Aチャンさんが高採点付けた4月開店の店。
GW中に行ってみた。

店は賑やかな場所からちょっと離れたところにある。
外観も中もラーメン屋に見えないところが,プラスなのかマイナスなのか……そう,基本は「amuzement cafe bar Wing」と言うダーツバーだから。
入店すると,かなりガランとした大箱で,GWの昼時にもかかわらずノーゲスト。
ダーツコーナーもスロットコーナーもある。
後会計式。
メニューは,しお,しょうゆ,まぜそばの基本3種だが,「Wingらあめん」なるワンコインメニューもある。
この日は限定の「まぜボナーラ」というメニューもあった。
激しく迷った末,「しお」を注文。
800円である。
店の奥に引っ込んだ若いご店主が,再び登場し,トレーに載せてきたのは,色鮮やかな野菜とピンク色のレアチャーシュー,花麩が可愛らしい一杯。

麺はやや加水高めの中細ストレート。
滑らかで腰がありなかなか美味しい麺だ。
麺をすすった途端に鼻腔を抜ける独特の香り。
ポルチーニ!
全く謳ってないのでこれは意外だった。
もしかしたら分からない方も多いのではないだろうか。
鶏だと思われる動物系の旨味がしっかりしていて魚介はサポート,その上にポルチーニ……意外なほどハイレベルで驚く。
具は,紫玉ねぎ,ベビーリーフ,穂先メンマ,花麩,レアチャーシュー,そして添えられているのはライムかな。
彩りがよく,まず視覚からくる。
花麩は硬めだったので,スープをよく吸わせてからいただく。
豚肩ロースのレアチャーシューがまた絶品。
これまた謳ってないけどブランド豚のいい部位を使っているのではないだろうか。
麺量は150gほどだと思う。

今行きたい他の店も周辺では思いつかなかったので,半分ほどいただいたころ,まぜボナーラもお願いする。
こちらは何と500円。
しおを食べ終えるころ提供されたのは,見た目パスタな一杯。麺は汁そばとは違い,多加水の平打ち中太縮れ。
こんなピロピロ麺をまぜそばに使うんだ。
個人的にすごく好き。
麺をすすってみてまたびっくり。
煮干し!
てっきりパスタチックな味わいなのかと思いきや,意外や意外,和のテイストも盛り込んできた。
生クリーム?いや,豆乳かな?
ベーコンの旨味やら塩気やら,ブラペやらで,確かにカルボナーラ風なのだが,煮干しスープを使うことで,確かにまぜそばとして成立している。
後でご店主に聞くと,従業員にせがまれて作ったパスタ的メニューで,その時あった魚介スープを思いつきで使ったとのこと。
賄いから発生した限定らしい。
具はベーコン以外にも細切りチャーシューが入り,ほうれん草も一緒に炒められている。
麺量は200g程度だと思う。
ただ,深さはあるが,皿に盛られているので食べにくかった。
煮干し香るカルボソースもレンゲですくって完食。

ポルチーニ香る塩,煮干しと思われる魚介香るパスタ風のまぜそば。
どちらもちょっとすごい。
塩は間違いなしの85点,まぜボナーラも価格を考えれば85点。
別々にレポすることも考えたが,たまっているので一緒に。
こんなハイレベルなラーメンを出す店が突如出現したのは驚きだ。
何で客が入ってないかな。
アピール下手?
ポルチーニとか,どこにも謳ってなければ「変な香り」で終わってしまうかもしれないしね。
また,ハードル高そうな店構えもあるかな。
ラーメン屋には見えないので入るのには勇気がいるかもしれない。
(土浦桜町にありそうな,ぼったくりバーに見えないこともない(笑))
徐々に良さが伝わり,栄えて存続してくれることを願うばかりだ。

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