なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.818点
最終レビュー日 2019年10月14日
2,061 1,543 0 33,686
レビュー 店舗 スキ いいね

「中華そば」@たかはし中華そば店の写真東北7

その日のうちに帰るなら,あとは南下するだけなのだが,どうしても気になる店がある。
茨城の煮干し聖地と言われる名店がリスペクトしていたという「たかはし中華そば店」さんがそれだ。

青森でいただいた後は国道7号線を南西へ。
45分ほどで到着。
15:00を過ぎても開いているのは嬉しい。
店は意外なほど新しく,改装してそれほど経ってないのかなと想像。
特に駐車場のラインは極最近引き直したらしく,下書きの細い線が残っていた。
入店すると広い蕎麦屋さんのような和の空間。
客は流石に2割ほどの入りだった。
券売機を眺めると,メニューは,「中華そば」,「チャーシューメン」,「ざる中華」の3種。
この日4杯めだし,前店で肉パラやったばかりなのでデフォをプッシュ。
750円である。
券を渡してから4分で提供されたのは,放射状に置かれたメンマが印象的な,なかなか濃そうな色をしたスープの一杯。

麺は自家製の中細微ウェーブ。
もちパツとした食感と小麦の旨味は秀逸。
最近関東で流行りの麺よりも太いのだが,確かに傾向は似ている気もする。
煮干しはかなりガツンとくる。
と言っても濃厚鶏白湯煮干しから見ればあっさりといただけると言っていい。
津軽煮干し特有の軽い酸味はあるが,気になるほどではなく,濃い煮干しの味を堪能できる。
確かに茨城の名店は,これの酸味や雑味を無くし,極限まで研ぎ澄ましたような感じ。
特に初期に出していた特濃というメニューは,これを濃厚鶏白湯ベースで作った感じだった。
なるほど。
激ニボの先駆者なのだが,思ったほど塩分濃度も高くなく,スープも飲みやすい。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
シンプルだが,どれもこれも必要かつ十分。
肩ロースチャーシューも程よくやわらかく美味しかった。
麺量は150gほどだと思う。

創業は1982年らしく,2度ほど移転しているのかな?
40年近いほど昔からこのメニューがあったのかと思うと,ただただ驚く他はない。
長年の課題店に来られて本当によかった。


蛇足;
この後はこの旅2回めの給油をし,大鰐弘前ICから東北道で茨城県南を目指す。
約600km,休まず走って6時間半……。
疲れもたまってるし,無事帰れるかメチャ不安だった。

投稿(更新) | コメント (13) | このお店へのレビュー: 1件

「バラそば(中)」@中華そば ひらこ屋の写真東北6

絶品塩つけをいただいていた後は,いよいよ東北ラスボス的存在の青森へ。
盛岡から東北高速道で約2時間半以上。
思ったよりあった。
「東北道終点」の表示は感慨深かったが,これ,帰れるのか?

狙うは,青森県ランキング第1位のこちら。
14:00少し前に到着。
ピークを過ぎた時間のはずだが,駐車場は車があふれていて止められなかった。
タイミングよく1台分空いたところに滑り込ませる。
店頭に並びがないのに違和感を覚えながら,ウェイティングボードに名前を書くシステムなのかと思い,入っていくと,直前の客が注文を聞かれている。
先に注文を聞き,車のナンバーを控えて車まで呼びに来るシステムのようだ。
慌てて入り口付近のメニュー表を眺めると,メニューは,あっさり(煮干し),こいくち(とんこつ煮干し),せあぶら(背脂煮干し),バラそば(煮干しバラ肉)の4種で,それぞれ50円違いで中と大がある。
季節限定でつけそばも出ていた。
あっさりにしようかとも思ったのだが,急に肉を増したくなり,標記メニューを注文。
後払い式,800円である。
車のナンバーを告げると,番号が書かれた札を渡される。
札と引き換えに入店するようで,エアコンかけた車で待てるのはいいが,このシステムだと何人待ちかよく分からないのは難点。

20分ほどで呼ばれて入店。
店内は牛丼屋のような庶民的な雰囲気で,家族連れも多くにぎやかだ。
間もなく提供されたのは,まるで肉で作られた大輪の薔薇!
バラ肉と,薔薇をかけたネーミングだったんだね。
言われる前に書いておくが,いつものように麺を引き出したのは完全に失敗。
完璧なビジュアルが,ちょろりと飛び出した麺で台無しだ。

麺は自家製とのこと。
表面に多少ざらつきのある中太ストレート。
茹で具合は硬すぎず軟らかすぎずまさにジャスト。
もちっとした食感と小麦の豊かな味わいを併せもつ美味しい麺だ。
スープは意外なほどあっさりした清湯系。
もっと煮干ガツンかと思ったがそんなことはなく,万人に受けそうな穏やかな効きで塩分濃度も控えめ。
店内掲示物にもガンガン煮干しが主張されているので,けっこう違和感がある。
ガツン煮干しを期待するなら「こいくち」の方だったのかもしれない。
当然「煮干し」に分類するつもりだったのだが,違和感があるので「醤油」にしておく。
麺が勝っている感はあるが,そこをカバーするのはチャーシューかな。
具は,ねぎ,メンマ,そして大量の肉。
メンマは色ほど味は濃くなくコリコリして美味しい。
バラチャーシューは何枚載っているか分からないほどだが,改めて数えてみると15枚ほどかな?
小ぶりだし厚みもそれほどではないのもあり,想像するより重くない。
油が適度に抜けた仕上げで,バラの脂が苦手な方でも意外にパクパクいけると思う。
薔薇の中央の細かなチャーシューはビジュアルの上でも貢献。
麺量は150gほどかな。
+50円で大盛りになるし,100円のご飯はお代わり自由らしいので,ガッツリ食べたいお父さんにも有難いだろう。

とにかく大量のバラで作られた薔薇ビジュアルが印象深いあっさり煮干し醤油ラーメン。
肉を並べる時間を考慮して伸びにくい太めの麺を採用しているのかと思うほど(笑)
隣の方が「こいくち」を注文していたが,思ったほどスープはこってりではなく,こちらの方が煮干しを堪能できたかもしれないと思った。
再訪して食べてみたいが,生きているうちに来る機会があるだろうか……。
何にせよ,青森染め達成。
北海道を除く東日本を塗りつぶせた。


蛇足;
来る途中で印象的だったのは,津軽SAから眺めた岩木山。
周囲の山地から独立してそびえる,富士山的な美しさ。
その左手奥は白神山地かな?
この自然遺産にもいつか行ってみたい。

投稿(更新) | コメント (16) | このお店へのレビュー: 1件