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RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.819点
最終レビュー日 2019年10月20日
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「納豆スムージー ざる中華」@五福星の写真東北8

東北の未レポ3県を染めるのがこの旅の主な目的だったが,福島→山形→秋田→岩手→青森と食べたら,やっぱり宮城でも食べなきゃ。
1.5日の弾丸ツアーで東北6県を回っていただくという,もう一つの目標を敢行する。
狙うは,先月東京の「むぎくらべ」さんにも出店し,関東での知名度も上がったこちら。

泉スマートICで高速を降り,店に到着したのは20:00近く。
店名も変わっていると思ったが,店の外観もかなり不思議。
館林の米屋さんほどではないが,バラックと言うか小屋。
入り口には,ニタっと笑ったシーサーがラーメンの器を持ち,口から「営業中」の札がぶら下がっている。
このキャラには「福幸シーサー」と名付けられている。
入店すると,外観から想像できないほど,広く小ざっぱりした空間が広がり,元気にスタッフがお出向かえ。
店内は8割ほど席が埋まり,活気がある。
後会計式。
カウンターに通されメニュー表を眺めると,実に多様なメニュー構成。
グランドメニューを見ると目がチカチカしてくるのだが,冷やしの限定のパウチが見やすくできていたので飛びついた。
「納豆スムージー」
自他共に認める納豆県である茨城県人としても気になるし,不思議な雰囲気の店で不思議な限定を食すのも,旅の締めくくりにふさわしいかと思い注文する。
950円である。
注文から10分弱で元気なお姉さんが提供してくれたのは,艶やかな麺と,何やらごちゃごちゃと入った小さめの器。
何これ,スープがない?具?まぜそば???
想像以上に不思議な一品に混乱していると,「よくかき混ぜて麺を浸けてください」と説明してくれ,味変用の白酢を置いていった。

麺は自家製の平打ち中太微ウェーブ。
この麺は「シルク麺」と名付けられている。
シルク麺…食用シルクが入ってるというここのオリジナル麺らしいが,その名の通り超滑らかな麺肌と喉越し。
これは面白いし美味しい。
小さめの器には何やらドロっとした塊が入っていて,不思議な具がたくさん載っている。
このペーストが納豆?
舐めてみると,とても冷たく納豆の香りが仄かにする。
これがどうやら「納豆スムージー」らしいが,冷え冷えの納豆シャーベットとは思わなかった。
皆さんはどのようなものを思い描くだろうか。
納豆の味わいはあるが,香りは控えめで粘りはない。
玉子を使い,フリーズさせているところに秘訣がありそう。
軽く混ぜ,麺に絡ませると少し溶けて液状になっていく。
つるっと滑らかなシルク麺を,この納豆スムージーに浸けると一部がフリーズドライのように一瞬白っぽく固まり,口の中でまた滑らかになる。
これは面白い。
具は,貝の佃煮,ワカメ,山芋,オクラ,水菜,スポンジ状の白い謎の物体。
山椒で煮込んだあさりとハマグリの佃煮は自家製とのこと。
山椒の粒が時々口に入り香りがいい。
熱々の白飯に載せたら美味しそうだが,もう少し貝自体の素材が生きている感じが好みかな。
ワカメ…海藻にこだわっているらししく,店の経緯にそれが書かれていた。
何でも,最初の頃は肉をバンバン使ったジャンクなものを出していたが,最近は健康志向になり,ワカメにこだわっているらしい。
そう言えばこのメニュー,肉がない。
確かに納豆も健康食だね。
山芋のブロックは粘りはほとんどないシャリシャリ。
オクラも山芋も,納豆や玉子とはもちろん合うネバネバ素材なのだが,ネバネバさせないのがこだわりなんだね。
山芋は分かったのだが,同じくらいの大きさの不思議なものが……。
これ,スポンジのようにスカスカで味がない。
中華素材かと思って調べたが,それらしいものが見付からない。
そのうちあるものが浮かぶ……棒寒天?
ワカメの延長で天草?多分それに違いない。
不思議~。
麺量は大盛にしてもらわなかったので200gくらいだったと思う。
大盛りでもよかったかな?

とにかく,おそらくここ以外では思い付きもしないだろう不思議な一杯。
レギュラーの肉ワンタンとかの方が,食べた満足度は高かったのかもしれないが,「うーふーしん不思議ワールド」を十分堪能できたので,心は大満足。
機会があったらノーマルなメニューもいただいてみたいと思った。

これにて,1.5日東北弾丸ツアーは終了。
いやぁ,疲れたが楽しかった。




蛇足;
この日は某24時間番組の日。
駅伝が放送時間に間に合わなそうだとか何だとか,羽鳥さんうるさ過ぎ……とか思いながら家路に着く。
このまま走ればその日のうちに十分帰れると思ったが,茨城に入ったところでホッとし,急に眠気が……。
結局SAで寝ることにし,目が覚めてから家へ。
朝5:00ごろ無事に帰ってきた。
走行距離をグーグルさんで改めて調べたら,ちょうど1500kmくらい。
オヤジのわがまま単独行動を許してくれた家族と,頑張った愛車にも感謝したい。

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「小ラーメン(ニンニク,アブラ)+生卵」@ラーメン二郎 仙台店の写真〆二郎(になってしまった)

旅行の機会があまりない私には札幌や京都はちょっときついが,関東平定+αくらいを目指しているので,当然こちらは視野に入れている。
と言うことで,近くのコイパに車を停め,この日4軒めはこちらに来てみた。
覚悟はしていたが,信号を渡った先まで待ちの列は伸び,ざっと50名ほど。
暑い日だったが,街路樹が木陰を作っているので,人物ウォッチングを楽しみながら,気長に待つことにする。
そのまま並んでしまったが,店舗情報で再確認すると,券を買ってから並ぶシステム。
店が近付いてきたら,前後に断わって購入に行き,事なきを得た。
小は690円と,600円台なのは嬉しい。
店の前まで来ると,店員さんが人数と麺量を確認しに出てくる。
この時に,少なめとか,麺の硬さとかも注文できる。
デフォがやわらかいのか,「カタカタ」を注文している方が多かったが,ノーマルを試してみることにする。
並んでから1時間45分後,ようやくカウンターに通される。
50円を高台に置き,生卵も注文した。
やがてコールタイム。
周囲を見渡すと,野菜増しはかなりの量だったので,ニンニクとアブラをコール。
間もなく提供されたのは,頂上にかなり多めの背脂が乗せられた,なかなかのボリュームの一杯。

麺は直系二郎としては平均的な太さの平打ち太微ウェーブ。
もちムニュっとした食感で,軟らかいと感じる方も多いだろう。
私はこのぐらいの麺が好きだが,硬め好きの方が「カタカタ」を注文するのも分かる。
スープは軽く乳化した豚醤。
塩分濃度は直系二郎としては標準的。
野菜を食べ進めるのにも不足ないし,麺がしょっぱ過ぎないので,個人的にはジャスト。
やはり,直系のスープは美味いね。
特徴的だったのは,とても熱々なこと。
温いのが嫌いな方には大歓迎だと思うが,二郎は食べる速さも要求されるので,生卵を付けたのは正解だった。
野菜はややクタ気味で,これまた個人的にジャスト。
キャベ率も高め,多めの背脂が絡んで美味い。
豚は塊ではなくロール状のものが1㎝くらいの厚みでスライスされている。
程よく軟らかく,2枚あるので,不満ないボリューム。
麺量は300g程度と言う情報だが,野菜も詰まっているし,麺はしっかりめに茹でられているので,もっとあるように感じた。
固形物を平らげてフィニッシュ。

量は多いが,優等生的な仕上がりで美味しいので,二郎に不慣れな方でも,変に増さなければ食べやすいだろう。
東北初の直系二郎ということで,流石によく考えられている。
2月ごろネット炎上事件があったようだが,ピリピリ感はなく,居心地がよかった。
二郎が美味しく食べられる若さのうちに,また来る機会があったら再訪したい。

蛇足;
昼はこれで終了とし,夜は帰り際に「麺組」に行くつもりだった。
しかし,時間を持て余して早めに岩沼市まで南下。
ところが,店舗情報では「11:30~19:00(スープ切れ終了あり)」となっているが,15:00ぐらいで切れて終了となったようだ。
支店に行こうかとも思ったが,ネットで調べたらこの日はお休み(涙)
仙台ならまだまだ課題店があるのだが,引き返す気力はなく,そのまま帰ることにした。
これにて仙台への日帰り弾丸連食ツアー終了。
最後は残念だったが,美味しいらーめんにたくさん出逢え,とても充実していた。

蛇足2;
直系28店め。

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「つけ麺(200g)」@麺屋くまがいの写真昼の部その1。

朝ラーの後,ちょっと間をおいてこちらへ。
早く来過ぎたかと思ったが,開店1時間半ほど前から,客がボチボチ並び始める。
11時30分の開店時間には,30人以上に列が伸びていた。
すごい人気だ。
麺友さんたちは,「辛つけ麺」に高採点を出していたが,辛さには強くないので,標記メニューをプッシュ。
800円である。
200gと300gが同額とのことだったが,次があるので200を選択し,申し出る。
券を渡してからしばらくして提供されたのは,つけ汁がこれまで見たこともないほどどろどろした感じの具沢山なつけ麺。

麺は中加水の太ストレート。
しっかりと水が切られ,やや硬めの茹で具合はまさにジャスト。
小麦の旨味をギュッと濃縮したような美味い麺だ。
その麺をつけ汁に浸けてみると,何やらペースト状のものがドロっと絡みついてくる。
口にしてみてびっくり。
鶏!
このドロドロの正体は何と鶏だった。
ブレンダーかミキサーで鶏を砕き,ペースト状にしたものと鶏白湯スープを合わせて煮込んだのか,あるいは,スープとともにミキサーにかけたか……作る工程を知っているわけではないので想像の範囲だが,そんな感じがする。
麺友さんが絶賛している辛つけはあえて選ばなかったのだが,このつけ麺もけっこうピリ辛。
その辛さが,びしっと全体を締める感じで,実に効果的だ。
あくまでも鶏の旨味が主体だが,魚介やら動物系の油やらを駆使し,実に味わい深いつけ汁に仕上がっている。
これには痺れた。
具は,麺上にかいわれと2種のチャーシュー。
つけ汁中にねぎ,万能ねぎ,穂先メンマ。
穂先メンマにドロっとした鶏汁を絡めて食べるのも美味しいし,絶妙なレアさをもつ鶏チャーシューや表面が香ばしく炙られたホロやわなバラ煮豚を,濃厚鶏ソースに浸けて食べるのもたまらない。
そう,鶏ソースだ。
つけ麺を食べているというよりは,麺や肉を,鶏ソースにディップしていただいているという感覚。
麺量200は量的には物足りないが,心が満足する。
高台にあったポットから割スープを注ぐと,魚介の旨味が加わり,熱々になる。
器の底にこびり付く鶏ソースを掻き落とすようにして完飲。

鶏感全開のピリ辛濃厚つけ麺。
鶏肉自体をペースト状にするアイディアには参った。
いや,アイディアだけでなく,実に絶妙な味わいに仕上げる,そのセンスに痺れた。
味玉付きや特製もあるが,ノーマルでもけっこう具沢山だし,つけ汁自体が肉の旨味の塊なので,具増ししなくても十分な満足感があると思う。
近くだったら足繁く通い,普段はノーマルつけの300,腹が減った時には+100円で400,具をガッツリ食べたい時には+200円で特性にし,贅沢にいただくだろうとかいろいろ想像。
退店すると,店外待ちはさらに伸びていたが,行列になるのも超納得。
いろいろな店を訪れたいので,遠征で再訪することはほとんどない私だが,仙台に来たらここだけはまた来てしまうだろう。

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「潮らーめん」@潮の音の写真朝ラーその2

絶品背脂をいただいた後は,ちょっと南下して麺友さんが足繁く通うこちらへ。
祝日は,こちらも7:30~朝ラーメンをやっている。
場所は住宅街の広々とした施設の一角。
店内は8割の入りと,なかなかの盛況だ。
限定も出ていたが,塩派なので,デフォルトメニューの塩をプッシュ。
750円である。
しばらくして提供されたのは,きれいに麺線が揃えられた,いかにも淡麗そうなビジュアルの一杯。

麺は低加水のザラパツ細ストレート。
京都の麺屋 棣卾社製らしい。
やや硬めの茹で具合で,パツッと切れる歯応えは,かつて茨城1位に君臨した店を思わせる。
麺をすすったとたん,魚介の香りが鼻腔を突き抜ける。
この日の出汁に使った魚は,エソ煮干し,白口煮干し,うるめ・目近,浅利,鯛。
最も強く感じたのはエソだろうか,アゴにも煮た白身魚独特の香りがある。
動物系は不使用か,使っていてもほんのわずかな印象。
私は動物系の出汁感のが強いものの方が好きだが,淡麗魚介好きにはたまらないだろう。
具は,ねぎ,白髪ねぎ,万能ねぎ,メンマ,半玉,チャーシュー。
チャーシューは味薄めの肩ロースを使った煮豚タイプ。
このビジュアルには低温などのレア系の方が似合うかな。
麺量は140gほど。

魚香る無化調の淡麗塩らーめん。
美味しいのだが,ザラパツストレートに魚介という組み合わせは,茨城のラヲタにとって,かつて人気だったあの店を思い出させる。
あの店のチャーシューの方が完成度が高かったと思うと,これぐらいの採点になってしまうかな。
この日の限定は,「ぎばさ」という海藻を使ったものなのであまり惹かれなかったが,過去レポを見ると魅力的な数々の限定が出されている。
機会があったらまた訪れてみたい。

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「白の中華そば」@伊藤商店の写真仙台でいただく絶品朝ラー。

関東からなかなか出られずにいたが,せっかくのGWなので,ちょっと遠出をしてみた。
夜中に出発し,北に向かって300㎞以上。
けっこう早く着いたので,ファミレスで時間をつぶした後,6:30ごろ来てみた。
仙台の中心部からはかなり離れた自然豊かな場所。
まさかこんな朝早くから客が来るのか?……と思ったが,一人,二人と集まってきて,開店時刻の7:00には,20人以上の並びができていた。
「朝ラー」として,7:00~10:00は「金の中華そば660円」がワンコインだが,麺友さんたちが高採点を連発している標記メニューをプッシュ。
こちらは割引なしで710円である。
券を渡してからしばらくして提供されたのは,びっしりと細かな背脂が浮いた,メニュー名通りに白い一杯。

麺は多加水の平打ち中細。
茹でる前にご店主が,一玉一玉力を込めて揉んだ縮れ麺だ。
ちょっと軟らかめに茹でられたピロピロ食感が,平打ち好きにはたまらない。
その麺が,細かな背脂とともに持ち上げるのは,旨味たっぷりの塩清湯。
豚ガラ+野菜+旨味補正だろうか。
とにかくこのスープの美味さにはぶっ飛んだ。
背脂の甘みだろうか,それとも,大きめに切られた玉ねぎ由来の甘みだろうか,自然な甘みがスープの奥行きを増している。
それでいて,ちっともしつこくなく,さらっとしている。
塩や化調のピリピリ感まで背脂が丸めてしまうような感覚がある。
具は,ねぎ,玉ねぎ,ほうれん草,メンマ,チャーシュー。
ねぎは青い部分が主体の輪切り。
表面からはよく見えなかったが,大きめに切られた玉ねぎが実によく合う。
ほうれん草は軟らかめに茹でられ,散らされている。
チャーシューは脂多めのバラが2枚。
この脂が,背脂の延長のような上品な甘さを持っていてホロやわ。
バラ好きにはたまらないね。
麺量は150gほどだろう。
朝一杯目から完飲せずにはいられなかった。

背脂のまろやかさ,ピロピロ麺が秀逸な旨味たっぷりな塩らーめん。
この店は会津の「牛乳屋食堂」出身だということだ。
牛乳屋食堂」は行ったことがあるが,いろいろなメニューだ出ていて,会津からほど近い喜多方の影響はあまり感じられなかった。
しかしこちらは,麺が喜多方っぽい。
今風の細麺をいただくよりも,遠くまで来たという感慨があるので,このような麺の方が嬉しい。
遠征一発目,最高の一杯をいただくことができた。

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