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RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.819点
最終レビュー日 2019年10月18日
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「中華そば(小盛)」@ケンチャンラーメン 山形の写真東北2

福島の課題店でいただいた後は,一般道で山形へ。
狙うは,最近東京や神奈川でも知られるようになった,山形県の人気店,「ケンチャンラーメン」の山形店。
本当は酒田の本店に行ってみたかったが,こちらの方が近いし,ランキングも上なので,まあこっちでいいかな…と。

山形市……初めて来た。
流石県庁所在地,大きな街だね。
そういえば昨年亡くなった大学時代の友人は,山形東高校出身だっけ。
君が高校まで過ごした街に初めて来たよ。

店は薄暗くて一度通り越した。
まさか休み?と,またまた一瞬不安になるが,店の前には車が止められているし,暖簾が出ているのでほっと胸をなでおろす。
看板を明るく照らしたり,駐車場を明るくしたりしないんだね。
入店すると,真新しい感じの清潔な蕎麦屋さんと言う感じ。
中央にカウンター席があり,かなりゆったりとスペースが確保されている。
店内は2割ほどの入りだった。
券売機に向かうが,意外にも液晶パネルのハイテクタイプ。
当然あるものと思っていた「身入り」が売切れ表示だったのには意気消沈したが,めげずに基本メニューのエリアを押し,味の濃さ「普通」,油の濃さ「油ぽく」も連打。
券にそれらの好みまで印字されて出てきた。
小盛は650円とかなりリーズナブルな価格設定。
券を女性店員に渡そうとウロウロしてると,「注文は伝わってますよ。」とお姉さん。
自動で厨房に注文が伝わる超ハイテク券売機だったのだ。
うーん,違和感アリアリ。
券売機のボタンをプッシュしてから,何と4分後に提供されたのは,蕎麦のような素朴なビジュアルの一杯。

麺は灰分の高い粉を使った感じの低加水平打ち縮れ。
ボソもちっとした食感で小麦の香り高い麺は,間違いなく美味しいが,食べていうちに,挽きぐるみの田舎蕎麦を食べている感覚になってくる。
スープもそばやうどんに近い感じであまりラーメン感はない。
魚介ほんのり動物薄め。
「油っぽく」を押したはずだが,個人的にはちっとも油っぽくない。
「普通」や「油なし」を選んだらマジで物足りなかっただろう。
やはり見入り売切れは痛い。
具は,ねぎ,海苔,メンマ,チャーシュー。
メンマはかなり細めで,麺よりも細い。
味付けはとてもよく,これは美味しい。
チャーシューはこれまた素朴なモモと思われる部位の煮豚。
クラシカルタイプだが,パサつくことはなく程よく軟らか。
この価格でも2枚載るのは嬉しい。
麺量は小でも200gくらいあったかな。
川崎の「手打ち中華そば 酒田」さんは,小が200g,中が300g,大が450gだったが,麺量もインスパイアしてるとしたら,これは200で正解かも。

山形は全国一のラーメン県だが,蕎麦屋さんがラーメンも出すようになったことに起因すると聞いている。
これをいただいてみて,なるほどと思った次第。
美味しいのは美味しいのだが,私にはイマイチ物足りなかった。
店によってかなり違うとは聞いているが,やっぱり酒田の本店が美味しいのかな?
これが元祖の味わいだとしたら,東京近郊のインスパイアは上手にブラッシュアップしてると思った。
ただ,長年憧れてきたケンチャンラーメンを本場でいただけたことには満足している。
機会があったら,身入りをいただいてみたい。

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「赤湯からみそラーメン」@龍上海 米沢店の写真米沢へ

喜多方に,ランキング20以内の未訪店がまだあったのだが,この日のメインでに予定していたジローを求めて会津若松まで南下。
ところが,行ってみると臨休(汗)
調べると,ツイッターでも告知していた。
下調べ不十分だったのが悪いのだが,大ショック。
ということで,喜多方に引き返したのだが,このままさらに北へ50㎞ほど走れば米沢に行けることを知り,急遽足を伸ばすことにする。
途中渋滞にはまり,到着したのは開店時間を10分ほど過ぎていた。
店の前まで来ると,覚悟はしていたが,40人弱の並び。
やはりGW中の超有名店は違う。
40分ほど待って入店すると,中待ちも20名ほどあったので,都合50~60の待ちだったわけだ。
並び始めから1時間強でカウンターに通されると,すかさず,基本の標記メニューを注文。
後会計式,830円である。
厨房は広く,大量の縮れた麺や,丼を20個ほど並べて流れ作業的に作り上げて行く様子など,人気店の厨房の慌ただしさを鑑賞するうちに提供されたのは,中央にトレードマークの辛味噌が載った,仕上げに青海苔が振りかけられた一杯。

麺は加水を抑えた平打ち気味の太縮れ。
強く揉んだ手揉み麺と思われる。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
滑らかな喉越しと,噛みしめると湧き立つような小麦感。
ご当地系によくあるような頼りないものではなく,最新流行店にも引けを取らないほどの存在感がある。
まずこの麺にやられた。
その麺に絡むスープは,ラードがかなり多めに浮いたシャバ味噌。
すすった途端に意外にも魚介が香る。
と言っても鰮煮干や鰹節ではない感じ。
鯵?ホッケ?タラ?……そんな感じだ。
魚介の旨味が効いたラード,ニンニク,さらに青海苔の香が,オンリーワンの濃厚な旨味を作り出している。
うーん,こんなに中毒性のある美味さだとは思わなかった。
味噌の主張はそれほど強いわけでなく,味噌汁のような感じなのだが,それを補って余りある。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシュー,辛味噌。
辛味噌を溶かしていくと,メチャウマなスープに辛味が加わることで,さらにインパクトが増強していく。
唐辛子,コチュジャン,ニンニク等を味噌と和えてペースト状にしたものかな。
これ自体はかなり辛いのだが,適量をスープに溶かすことによって調節できるのもアイディア。
ちなみに「大辛」とか,「辛味噌半分」とかいう注文も飛び交っていたので,好みの量に調節してくれるものと思われる。
チャーシューはバラの煮豚が2枚。
ラード多めな上に脂身多めなバラなので,アッサリ好きの方はダメなのだろうが,濃厚好きの私にはこの辺もツボだった。
チャーシュー増しも食べてみたいとマジで思った。
麺量は170gほどかな。

魚介と豚の旨味,ニンニクが効いた,オンリーワンな味わいのシャバな辛味噌ラーメン。
これは確かに有名になるわ。
赤湯本店にもいつか行ってみたいと思ったが,本店の方のレポに,「実は米沢店の方が美味い」と書かれているのを発見して得した気持ちになる。
店舗によってもかなり差があるようだが,平均点から言っても,この店は間違いないのだろう。
山形県に足跡を残すのだ目的だったのだが,予想以上の美味しい一杯に大満足だった。

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