なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

the_sphere

男性 - 東京都

(2014.1.7) 現在、昼は早稲田近辺に出没中。ラー食ペースはダウン中ですが、長文から短文へスタイルを変えて再開しました…と言っても以前の再開するサギがあるのでいつまで続くか、生温かい目で見守って頂けると嬉しいです。

平均点 79.235点
最終レビュー日 2015年2月12日
349 243 0 1,040
レビュー 店舗 スキ いいね

「北の国 塩ラーメン@US$9.80(税抜)」@Ken's Noodle Houseの写真2010.9.14(火)14:39。やっと取りました夏休み。今年の夏は、一番好きなバンドがツアーをやっているので、それを観るために北米へGO。彼らのライヴを観るために海を渡るのは、これで5回目(日本には1984年以降来てくれないので…)。でも、今回はBoston&Pittsburghと、どちらも初めて訪問する街です。で、前半2/3はBostonに滞在。この街は観光名所が多く、しかも目的のバンドとは別のバンドのライヴも観るので、予定はみっちりなんですが、現地に着いてからネットを検索していたら、目に付いちゃいました…Ken's Noodle House。現地の方々から高評価のようですし、場所も宿から地下鉄一本。行ってみるか!

そう思ったのは、実は9月13日の夕方でした。8時からはコンサートなので、その前の腹ごしらえにお店に行ってみたのです…が、臨休…orz なんと、Bostonまで来て臨休を喰らうとは…しかも傘持ってなかったのに突然の大雨でびしょ濡れ。散々な目に遭いました。でも!一度行こうと思ったのだから、やっぱり行きたい!ということで、翌日Boston美術館を見学した後、今度はちゃんと電話で営業を確認してから行ってきました。

一応、今後行く方のために行き方等を書いておきます。お店があるのは、Bostonの公共鉄道MBTAのGreen LineのB Line(ダウンタウンより西はB,C,D,E Lineに分かれます)の、Boston Universityより西にあるBrighton St./Packards Corner停留所の近く。街の中心であるGovernment Center Stationからは10番目の駅です。この辺では地上に出て、路面電車になっています(駅の感じ: http://www.mbta.com/schedules_and_maps/subway/lines/stations/?stopId=11185&lat=42.351833&lng=-71.124702)。ここで降りて、ちょっとダウンタウン側にある交差点に戻ると、北側に「Super 88 Market(超級市場)」という看板が見えるので、その建物内へ。アジア系の店がいくつも入るフードコートになっています。そこを奥へ行くと扉があって、更に奥には中華系スーパーがあるのですが、その手前、建物の西側にKen's Noodle Houseはあります。何故か暖簾が店内にしかないのですが、看板を目当てに行けばすぐにわかるでしょう。

さて、扉を開けて入店すると、奥には若干のカウンター席、手前には2人掛けテーブルが6つ。店内には札幌ラーメンののぼりやポスターがいっぱいです。日本のラーメン屋のよう!では全然ない(笑)けれども、「ラーメン屋でござい!」という気概はとても感じられます。ここでカウンター席に行けば良かったのかもしれませんが、ちょっと日和ってテーブル席へ。すると、すぐにフロア担当の女性がメニューを持ってきてくれました。

メニューはいろいろあります。が、札幌ラーメンということを押しているので、味噌にしようかな…とも思ったのですが、スープの味をしっかり味わうには、塩も良いですね…ちょっと迷ったので、「which one would you recommend ?」と訊いてみると、ほぼ同時に「Was the order decided ?... 注文はおきまりですか?」と英語と日本語で訊かれちゃいました。完全に日本語で大丈夫なんですね。じゃあ、改めて。「スペシャルと普通の違いはなんですか?」と訊くと、スペシャルは日本の西山麺を使っていることだとか。なんと!西山製麺の麺を輸入しているんですね。「じゃあ、味噌と塩はどちらがオススメですか?」と聞くと、塩の方が人気とのこと。では、西山麺を使った「北の国 塩ラーメン」にしてみましょう。

卓上には醤油と酢(キッコーマンの醤油瓶に入ってますが)、胡椒と生の唐辛子(辛そう)。Red Soxのカップに割り箸が刺さっていて、不思議な雰囲気ですw 更に店内を見回すと、先客は3名。1人はここに住む日本人かな。ラーメンを(音を立てずに)啜りながら、雑誌を読んでいる光景はまさにラーメン屋…だけど読んでるのが英語のビジネス誌w 後の2名は白人の初老男性たちですが、彼らは…箸を使わずに、フォークとレンゲで食べてますね…フォークでレンゲに麺を乗せ、スプーンのようにして食べてます…うーん、文化の違いですねぇ。おっと、後から2名、若いカップルが入ってきました。中国系かな。餃子とラーメンを注文してます。この辺りは日本人コミュニティがあるようですが、日本人、日系人だけでなく、他のアジア系の方も利用しているようです。

残念ながらテーブル席から厨房の作業は見えませんでしたが、注文から約6分で丼が到着しました。おっと…見た目は…今ひとつかな。色々具材が乗っているんですが、盛りつけがあまり美しくない。まあでもBostonだし!と思いながら麺を少し出して記念撮影。その後すぐにスープを啜ってみました。ズズっ…おお〜、熱々スープはまろやかな豚骨の旨み。塩気は控えめで、塩ラーメンと言うよりは、塩豚骨スープといった趣。油っ気はあまり強くありませんが、旨みはしっかり出ています。北米、特に合衆国では牛と比べると圧倒的に食べられることが少ない豚なので、白人には相当変わったスープと思われそうですね…でも日本人的にはとても馴染みのある味です。また、散らされている揚げニンニクが良いアクセントになってますね。

ウリである麺はどうでしょう…ズズズっ…なるほどこの中細縮れ麺。結構硬めの茹で加減で、しっかりした歯ごたえです。そして小麦とかん水の風味が強めなのは、けやき すすきの本店で食べた麺を思い起こします。また、このしっかりとした麺が、スープよりも印象が強いのもまた同じ…。良い豚骨出汁なんですが、塩気がマイルドなので、麺に負けちゃっているかな。

具はチャーシュー3枚、味玉半分、ワカメ、コーン、モヤシ、油菜、ネギ。チャーシューはちょいと残念な仕上がり。見るからに脂の少ないもので、かなりパサパサ。これはコチラの人向けなのかな…近年は一部の高級レストランの指向が変わってきているとはいうものの、ビーフステーキもパサパサで噛み応え重視のアメリカなので、こういう肉の方がホロホロチャーシューよりも好まれるのかもしれません…といっても、食べに来るのはアジア人が中心だよな…うーん。味玉は、なかなか良い味付けでした。黄身に濃い醤油味が付けてあるほか、白身も燻玉的な香ばしさがあってナイス。他の野菜系は、札幌ラーメンの定番の具と言えるでしょうか。青物が油菜なのがちょっと独自かな?

麺量は150g位でしょうか。スープが熱々で手こずったのと、沈んでいるコーンをすくい出すのに時間がかかり、約10分で固形物を完食しました。その後お冷やで舌をリセットし、もう一度スープをズズっ…うん、やっぱりパンチはないけれども、しっかり味の出た豚骨スープ。間違いなくラーメン・スープです。そう感じながら、少し残して終了としました。

ふー、食べた食べたと汗を拭いていると、フロアの女性がやってきて丼を下げ、代わりにオーダー票を置いていきました。表にしてみると「kita --- $10.49」の文字。うむ。税込みで$10越えるんですね…。Bostonの今の税率は6.25%かな。あれでも7%付いているような気も…いずれにせよ、肉みっちりでコールスローとフレンチフライがどっさり付くサンドウィッチのセットが$5〜7程度で食べられるこの地で、一杯$10は高級品。西山麺にしなければ$8弱ですが、それでも高めと言わざるを得ません。そのため、誰にでも薦められる一杯とは言えませんが、確かにラーメンでした。しかも札幌ラーメン。この地に長く住む方にとっては、かけがえのない味なのでしょう。頑張ってください。もしまた来ることがあれば、今度は味噌を食べます。ごちそうさまでした!

投稿 | コメント (10) | このお店へのレビュー: 1件