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Dr.KOTO

男性 - 東京都 (1976年生まれ)

▼カメロンパンは、コモディイイダ亀戸店にて絶賛発売中でしたが、現在販売を停止している模様です。▼コトーじゃなくて、コートーです。えとう区民ですので。▼投稿(≠採点)は単なる備忘録なので、あまり突っ込まないで下さい。▼なお、90点台と80点台の間には、超えられない壁を設けているつもりです。

平均点 75.794点
最終レビュー日 2019年10月23日
2,431 1,286 3 7,345
レビュー 店舗 スキ いいね
75
このレビューは移転前のものです。

「ラーメン」@大輪ラーメンの写真換気扇から輩出(≠排出)される豚骨由来の強烈な香りに出迎えられれば、気分の高揚は抑え難い。入り口は目の前だが、自然と足の運びが早まってしまう。
あっさり系の久留米ラーメンに近い、あっさりとした豚骨スープ。ここに豚のベタ油が膜を作り上げ、風味の霧散を防いでいる。食前にサジェストされるニンニクチップ。入れない選択はあり得ない。これこそが、玉名ラーメンの醍醐味だ。
遠慮を知らぬ、タフな野趣。そのクサウマ感を最も堪能出来るのは、蓮華を使う瞬間ではなく、ストレート中細麺を引き上げ思い切り啜り込んだその時だ。
シコシコと歯切れの良い食感を、常に豚臭さと重厚な旨味が追跡する。巻き上げた飛沫と、表面張力で引き揚げられた流れがダイレクトに鼻先で暴れ、本能的に次のひと口を求め箸が躍動してしまう。本能に訴え掛ける力強さが、実に頼もしい。

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75

「かどまんらーめん」@角萬の写真歴史深い工業の都・八代を代表する暖簾。その親しみ溢れる鷹揚とした雰囲気からは、街に愛される老舗ならではの風格を感じてしまう。
マー油(焦がしニンニク油)の存在感を無視できぬ、褐色の表情。しかし、伝統的な熊本ラーメンの根源は、丁寧に旨味を煮出したあっさり白湯に他ならない。コクの深さと、ニンニクの香ばしさ。重さはないが、濃厚さを覚える口当たり。
その風味が最も楽しめる瞬間は、ストレート中麺を引き揚げた啜り込んだ瞬間ではないだろうか。一瞬弾力を感じるが、それ以上に粘り腰のある歯応えが癖になる。絡むスープの飛沫を巻き上げれば、箸を動かすたびに自然と器へ接近してしまう。
キクラゲのコリコリ感から得られる心地良さが食欲を加速させ、気が付けば無心。スープをほぼ飲み干し満足に頬を緩めると、食後のアイスコーヒーが提供された。

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「玉子入りラーメン(ゆで玉子)」@古亭ラーメンの写真海風通り抜ける港に面した静かな街角には、眩しい陽射しが賑わいを運び込んでくれる。そんな通り沿いに突如現れる行列こそ、長く愛される人気店の証左だ。
僅かひと口で落ち着きを覚える、円熟の味。豚頭などで採られたガラスープは白濁し、あっさりとした口当たりに反し濃厚な旨味がジワジワと舌先に馴染んで行く。先代のご主人から味を引き継ぎ守る女将さんの人柄が、そのまま滲み出たかのようだ。
マー油(焦がしニンニク油)は風味付け程度に抑えられているが、スープのコクを存分に強調し、癖になる味に仕上げてくれる。キクラゲやチャーシューも素朴で実に旨い。
熊本ラーメンらしいストレートの中麺。プリプリとした歯応えにスープが載り、豊潤に絡み合う香りが鼻先を席巻する。スープが染みた茹で玉子の黄身は、最高のご馳走だ。ダイナミズムと長閑さが共存する一杯に、満足しない理由は見当たらない。

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85

「ラーメン」@埼陽軒の写真本当に美味しいラーメン店は、ガイドブックには載っていない。商品に込められた、老舗の矜持。店内に漂う緩過ぎる雰囲気も、老舗でなければ成し得ない。地元の方々にオススメされたのが至近の行列店ではない理由は、食べて直ぐに理解できた。
一見、味気ない印象すら抱くスープ。しかし、食べ進める中で、豚や鶏の起伏に富んだ旨味の膨らみに、マー油(焦がしニンニク油)の香ばしさとビターな薫り。ニンニクチップから滲み出るタフでエネルギッシュな旨味。全てが一体化する瞬間。
パツパツと歯切れの良い、熊本ラーメンならではのしなやかなストレート中麺。素朴な甘い香りを確かめるたび、滑らかなスープの風味も広がって行く。驚くほど抱擁的だ。逞しいニンニクの魔法は、時に甘く、時に苦く、常にふくよかに。計算された安定の味は、恐らくここには無い。しかし40年の経験が詰まった一杯は、何物にも変え難い。

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「煮干しラーメン」@にぼらや 酒場通り店の写真煮干を主役とし、その躍動感や力強さをを何処まで突き詰めるかが「煮干ラーメン」の潮流の源になっている感がある。しかし、煮干をあくまでだしとして捉え、ふくよかな美味しさや、内に秘めた穏やかな旨味を追う。そんな一杯もまた旨いものだ。
柔らかく優しい、落ち着いた風味。鶏がらを中心に、昆布などから丁寧に採ったであろうスープ。澱みのない香りは鼻先で儚く膨らみ、煮干の個性をアクセントに従えながら、あたかも粘膜に吸収されたかのように消えて行く。
ストレート中細麺の弾力的な歯触りと、潔い断裂感。パツパツとした食感には、常にスープが纏わり付く。この食欲に勢いのつく麺に、柚子の香りが時折絡む事で、気分がリフレッシュされ次のひと口を自然と求めてしまう。何と言う設計力なのだろう。
後半戦。鰹節や黒七味を投入すると、また一風変わった味が楽しめるだろう。

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「ラーメン(小、野菜ニンニクアブラ全て普通)」@太一商店 小山店の写真大変不思議な食事環境だ。外気温が40度に迫る中、天井の冷房はほぼ停止。西日差しまくる店内室温は劣悪極まりない。先客が去り大分経つが、器も下げていない。フロアの女性スタッフ2名、客1名。謎のポリシーだ。店側にも伝えたが、サウナでこの手のラーメンを食べる趣味はないので、劣悪な食事環境の改善を切望したい。
閑話休題(それはさておき)。
醤油だれがかなり濃いめのスープ。気持ち乳化気味のこってり仕様。ここまで味濃いめにしない方が豚がらの良さが活きるように思えるが、野菜多めの水加減には丁度良い加減だ。ニンニクを入れたため、スープは二郎系として成立している。 
モサッとした食感の縮れ太麺は、食べ応えのある二郎らしい麺。野菜の茹で加減も程度が良く、キャベツモヤシ共に甘み、食感が十分に活きた絶妙な茹で加減だ。

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「味噌ラーメン」@黒門ラーメン総本店の写真「あー、失敗した、薄口だ」…最初はそう誤解したが、食べ進めるごとに味が出る。初訪で勧める事は出来ないが、足繁く通うならば常に選択肢に入ってくる逸品だ。
大変あっさりした、白味噌ベースのスープ。ジワジワと深い旨味に引き込まれてしまう。この円やかさは、豚一本ではなく鶏も使っているのだろう。複雑かつ何とも言えない立体感が楽しめる。味噌で熟成感と広がりを得た仕上がりは鬼に金棒で、コクがあるのにキリッとした、芳醇な香りの抜けも楽しめるはずだ。
ストレート中麺は、プリプリした歯触りと粘りのあるコシが魅力的。このふくよかなスープには、この麺以外は考えられない。麺の素朴な甘い香りが箸の動きを後押しし、そこには常にスープの風味が纏わり付いて離れない。
韮三昧の餃子を食べた直後でも、スープと麺の存在感は常に磐石。凄い事だと思う。

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「ネギラーメン」@ラーメン 赤組の写真いつの間にか値上がりしていたが、相変わらずのハイクオリティ。
湯面を賑わすマー油(焦がしにんにく油)は、かなり焦がしが強めだ。しかし酸味はほぼ皆無で、少々ビターな香ばしさにより、喉越し円やかなスープとマー油が一体化するに従って、旨味が深まり食欲が加速度的に上昇して行く。
ストレートの中細麺は、普通で頼んでも少々硬麺で登場する。一般的な熊本ラーメンと比較すると少々細めだが、芯の部分にザクザクした熊本ラーメンらしいコシが残り、これがまたネギと抜群に合う。すっきりとした風味の際立ちは見事なものだ。
博多ネギのような、酸味が穏やかで青臭さがなく甘みが癖になる葱。スープの熱が浸透する事で、飛躍的に風味と甘みが増しスープの穏やかな濃厚さが引き立って行く。具としても存在感を示しつつ、薬味的な活躍も期待できる。超上質なトッピングだ。

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「山水亭ラーメン」@山水亭の写真熊本ラーメンの醍醐味が存分に詰まった、老舗の技量と矜持が惜しみなく投じられた一杯。豚の野趣は控えめだが、その完成度は抜群だ。
ジャンクでこってりしたスープを想像すると、ひと口めのすっきり感やあっさり感が肩透かしに感じるかも知れない。しかし、徐々に感じる深いコクと厚みのある豊かな旨味には、思わず刮目させられてしまう事だろう。
静かに躍動する豚風味に、香ばしいフライドガーリックが、次第次第に、かつ穏やかに馴染んで行く。ニンニクの香りが移った豚骨は、同条件のオリーブオイルとも張り合えるのではなかろうか。それが絡むのは、モッチリ感のある滑らかな喉越しのストレート中麺だ。老舗ならではの熟達したバランスの良さを無心で堪能し、食事の時間は終焉を迎えた。

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「味千拉麺」@味千拉麺 国体通り店の写真熊本ラーメンを語る上で、味千の一杯を外す事は許されない。
郊外店ならではの朗らかで明るい店内と、スタッフの和やかな雰囲気。こんな環境で採る食事が旨くないはずがない。やもすればあっさり感すら覚えてしまう、円やかで癖のない豚骨白湯。見た目を裏切らないコクのある豊かな風味。卓上のフライドガーリックを入れるタイミングはいつがベストなのだろうか。ガーリックが入る事で、一気にジャンク感が増し、あたかも別のメニューを楽しんでいるかのような錯覚を覚えてしまう。
ストレート中麺は小麦ならではの透き通った香りが印象深いが、これだからこそ豚骨スープと抜群に合う。当然だがフライドガーリックにも負けないため、バランスの良さは折り紙つき。客層を選ばぬ繁盛の理由は、食べれば一目瞭然なのではないだろうか。

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