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2018年1月16日の大崎裕史の今日の一杯

東京都八王子市京王八王子

前回訪問したのが1998年1月。それ以来なので約20年ぶり。その時はラーメン400円を食べた。カレンダーが42個(数えた)飾ってあったのが珍しかったのだが今回は一個もなかった。そしてラーメンも600円になっていた。比較するために同じメニューを頼んでもよかったが、気が変わってネギモヤシチャーシューメン1000円を注文。
ここは20年前から煮干しが効いており、八王子ラーメンの中では異彩を放っていた。もっとも20年前には「八王子ラーメン」という言葉もなく私自身のレビューも「八王子のラーメン」という書き方になっていた。wikiによると2003年に「八麺会」が誕生し、後に「八王子ラーメン」と名付けられた、と書いてある。
市内に「子安町」という町があり、そこに八王子ラーメン元祖の「初富士」(移転)や老舗の「でうら」(移転)もあった。こちらの店主も子安町出身でその2軒をよく食べて育ったので味に共通項はあるようだ。でも、煮干しの効かせ方は独特で20年に食べたよりもさらに煮干しを強めにしているようだった。店頭や暖簾にも「煮干鰮」の文字が入り、知らない人は「圓」との関係を気にしてしまうのではないだろうか?と思ってしまうほど。進化型八王子ラーメンと言えるだろう。

お店データ

弘富

東京都八王子市明神町3-11(京王八王子)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。